
2024-25年の冬季は、一度もスキーに行けず、
美しい雪景色は見られないまま。
残念だが、それはもう諦め、ある意味真逆の、
「暖かい沖縄で、綺麗な青い海を見たい!
そして、まだ行けていない端っこへ!」と。
沖縄本島の400~500km南西に位置する、
日本の端がある八重山諸島へ出かけた。
(タイトル画像のピンは、最南端;波照間島)
端っこに関しては以前のブログで、
日本本土四極踏破 =【日本本土四極踏破証明書】完成!
端っこの駅訪問 =端っこの駅や電停の訪問記録
を書いたが、本州の端等、載せていない所もある。
今回は、やっと行けた遠い所なので、早速書いていこう。
飛び立つのは、関西国際空港。
いつもの第1ターミナルとは反対側にある、エアロプラザへ。
この中にラウンジがあるので、時間調整を兼ねて入店。
八重山諸島各島への拠点でもある、石垣島。
第2ターミナルから、石垣空港への直行便に乗る。
ターミナルへは、車体の長〜い連絡バスで。
初搭乗となる、Peach。
事前の座席指定ページで、窓側は後方しか空きがなくて。
機材はAIRBUS A320、最後尾となる30列目を選択。
離陸後、明石海峡大橋や淡路島は、何とか見えた。
しかし、その後は厚い雲に覆われ、四国も九州も全く見えず。
約2時間後、着陸の少し前にやっと、石垣島が見えてきた。
飛行中の景色が見えなかったことは仕方ないけれど、
PeachのCAで、言葉遣い・心遣いのよろしくない人が居て。
LCCだからサービスを期待してはいけない、
とは言え、このような不快なフライトは初めて!
関西発15:10-17:55石垣着 の2時間45分。
国内線の中では長距離で、とても長く感じられた (T_T)
そんな気持ちを少し晴れさせてくれたのは……
降り立った石垣空港で見られた、青いジンベエジェット☆
手荷物受取所を出た所にある、アクアリウム☆
初めての空港で、お店や展望デッキも見たいが、
この後すぐに移動するため、最小限の記録だけ。
この写真では、ヤシの葉に隠れて振り仮名は見えないが、
空港の愛称
「南ぬ島『ぱいぬしま』」は、南の島を意味する。
[南]=ぱい、[の]=ぬ、と読むのは八重山の方言。
石垣港離島ターミナル付近にて泊まるため、バスで港方面へ。
2つの会社があり、手前が、東運輸の路線バス(東バス)。
奥が、カリー観光の空港~離島ターミナル間直行バス。
東バスに乗ると、安栄観光の船の値引き券がもらえるので、
時間が合えば東バスに乗る選択肢もあったけれど、
予約済みの宿や夕食に遅れないよう、カリー観光の直行バスに乗車。
運賃500円を先払い。クレジットカードのタッチ決済も可能。
石垣港離島ターミナルに到着。
東バスの550円よりも安くて早かったが、
5月1日からカリー観光も、550円に変更となる。
宿のチェックインに時間がかかり、走って居酒屋へ ^_^;
既に少し飲んでしまったオリオンビールと、
お刺身盛り合わせ♪石垣牛の餃子♪
食後は、地元スーパーでお買い物。
できるだけ沖縄らしい物を。
日本最南端の有人島、波照間島への船。
翌朝の第1便を予約してあるけれど、欠航になりそう。
他の予定を考えようかと思ったが、とりあえず休むことに。
翌日。早朝に起き、外の様子や船の運行情報を確認。
小雨が降り、生温かい湿った風が吹いている。
案の定、「海上時化の為、欠航」の表示と、
予約していた乗船券が、自動的にキャンセルとなった。
午後出発の第3便は通常運航が決まり、すぐ乗れるわけではないが、
乗船券を買い直すため離島ターミナルへ。
事前予約していたので、同日の出発便は5%オフで買える。
波照間島を朝から散策するため自転車も予約していたが、
まだ波照間に渡れないから、レンタル時間を減らしてもらう。
08時に石垣島を出るはずが、7時間も遅い15時発になったので、
離島ターミナルやその近辺を、ゆっくりと見て回ることにした。
まずは、離島ターミナル。
「具志堅用高モニュメント」前に他の人が居なくなった時を狙い、外へ。
後程乗船する船や、乗り場を下見しておこう。
安栄観光の高速船【ぱいじま2】。
これも八重山の方言で、[南]=ぱい、[島]=じま。
大型で、高い波にも対応できる形状のようだ。
波照間航路は外洋を航行するため、悪天候による欠航が多いが、
この船の導入で就航率が大幅に上がる見込み、だったらしい。
(4月なら欠航はほとんどないかな、と思ったのだが。)
こちらは、八重山観光フェリーの【やいま】。
最新の高速船で、気になったけれど、急には乗れず。
離島ターミナルの中には、プラネタリウムもある。
離島ターミナルから出て、散策。
石垣のマスコットキャラクター「ぱいーぐる」。
JAのマーケット「ゆらてぃく市場」。
パイナップルの甘~い香りが漂っていた。
ここではサーターアンダギーを購入。
「ゲンキショップ」。
ここはゲンキンしか使えないようで。
朝食に、ゲンキクールは飲んだしね (^^)
石垣空港の到着ロビーにも書いてある「お~りと~り」。
「ようこそ」や「いらっしゃいませ」の意味だそう。
那覇空港には「めんそーれ」と書いてある。
同じ沖縄県でも、全く異なる言葉なんだね。
次は、ユーグレナモール。
昼食は歩いて見つけたお店に入り、島焼きそば(イカスミ)を。
玉ねぎ・ニラ・ニンジン・イカ・ハム等、具沢山!
730交差点の730記念碑も見ておこう。
離島ターミナルに戻って。
「マリヤシェイク」プレーン・黒糖トッピング♪
船の乗り場へ行くと、既に人が並んでいる。
出港20分前に、乗船開始。
海が荒れると多数の人が吐いてしまう航路の一つで、
前方座席は揺れが大きいから、使わないようにしているのかな。
端も揺れは大きいが、私は乗り物酔いしないので、窓際で景色を眺める。
石垣港から出てしばらくは、海の青色が薄い。
やがて、濃い青色へと変わっていく。
西表島は大きいので、長い間島影が見えていた。
波照間港に入港。
左に救急車が写っているが、波照間島で見るのは非常に珍しいそうな。
(波照間島には火葬場がないため、船で石垣島へご遺体を運ぶ。)
第1・2便が欠航だったからか、皆さん急いで下船して行く。
波照間島に上陸!
宿の方が、車でお迎えに来てくれた。
自転車を借りて、予約してある居酒屋を下見したり。
近い範囲内で、南国の植物を見たり。
自転車を宿に置き、歩いて居酒屋へ。
幻の泡盛と言われる波照間島の「泡波」を、ロックで♪
強いお酒だから、ちびちびと飲む。
フードは、グルクンのチャーハン♪
店先の幟に書いてあった、緑のギョーザ♪
波照間島が気に入ってリピートしている一人旅の方々や、
お店の方とも話していたら、あっという間に時間が経って。
「泡波」は少し残しておき、追加でお酒をオーダー。
石垣島の泡盛「請福」ベースの、ゆず&グレープフルーツ酒。
波照間や、この後訪問予定の島についても、色々教えてもらった。
本やネットで調べているだけでは、わからないこともあるし。
あと、「泡波」の飲み方も。
波照間の水がベストだが、水を持ち帰って保管できないし、
ウイルキンソン タンサンで割るのが美味しいよ~、と。
翌日は波照間島を巡るため、宿に戻って就寝。
→
日本の端 八重山諸島 2 -波照間島散策- へ続く。