
2025年04月の旅。
日本の端 八重山諸島 1 -関西~波照間島-
↑の続き。
タイトル画像は、波照間島の見所の一つ。
透明度の高いビーチ。
探索記録の前に、この
波照間島について少し。
日本最南端の有人島。
また、民間人が訪問できる島としても、日本最南端。
面積:約 12.7 ㎢
周囲:約 15 ㎞
標高:約 60 m
島内には信号機が設置されていない。
ハブは生息していない。ヤギが多い。
天気予報は晴れだったので夜明け前に起きてみたが、
日が昇る時刻になっても、辺りは薄暗かった。
急いで探索に出たところで、きっと青の絶景は望めない。
それなら、まずは泡波酒店へ。
朝行けば、幻の泡盛「
泡波」が買えるかも!?
生産量が少ないため購入制限があり、日によってその本数は違う。
上限まで買う人もいたが、私は旅の荷物が重くなると疲れるので、
ミニボトル茶色(100ml)・3号瓶(600ml)を、1本ずつ入手☆
少し空が明るくなったので、電動自転車で探索開始。
波照間製糖の製糖工場。
製糖工場から、ニシ浜方面へ。
浜への下り坂で、思わず止まってしまった。
写真では上手く写せていないが、この海の色合い!
東屋から浜の方を望む。
紛らわしいが
ニシ浜は、島の北側に位置する浜。
[北]=ニシ、というのは沖縄の方言。
浜へと降りて行く。
タイトル画像にも使ったビーチだ。
島の中で唯一、遊泳が許可されており、海に入る人も。
そんな人の荷物を盗む、現場を見てしまって。
カラスが、器用に袋を開け、物を引っ張り出す。
(レジャーシートか、要らないわ。)とばかりに、
ぽいっ!と横へ放り投げ、引き続き物色。
タオル等もぽいっ!と出した後、お菓子を発見☆
それだけをくわえて、飛び立って行った。
人が集まる場所は食料が手に入る、と学習しているのかな。
しばらく海を眺める。
次は、波照間港の旅客ターミナル。
港も、透明度が高い!
もうお昼時。小さな島だから、飲食店が少ない。
第一候補のお店が休みで、他の調べてあったお店へ。
沖縄そば・じゅーしー付きをオーダー♪
この時点でまだ、島の北西部しか見ていない。
島を反時計回りに進む。
ペー浜へ入って行く所に着いた。
草木がうっそうと生い茂っている。
「痛っ!」足に何かが刺さった。
これはアザミ?葉のトゲが鋭い。
タイツ・トレッキングパンツを履いていても貫通したのか。
5分程で、ペー浜に出た。
ニシ浜と比べると、訪れる人は少ない。
若い男性が一人座っていて、話しかけてきた。
「ここへ来る道の足元、痛くなかったですか?
サンダルで来ちゃって、とんがってる石とか、葉っぱとか。
『痛っ!痛っ!』って言いながら、たどり着きましたよ ^o^;」と。
私は、底の厚い滑り辛い靴で、長袖・長ズボンに手袋も。
それでも、あのトゲは痛かった >_<
彼は半袖半ズボン。もっと痛みがあっただろうなぁ ^o^;
ペー浜はニシ浜の南西というか、ニシ浜と繋がっている。
右の方へ行けば、ニシ浜。
これはおそらく、アダン。
次は、毛崎(もうぴな?)辺り。
サンゴや、漂流物も多数打ちあがっていた。
ここよりウラピナの浜の方が、サンゴは多いかも。
気にはなったが、最南端へ向かうことを優先した。
自転車で走っていると、カラスが追って来る感じが。
後ろのカゴに入れてある荷物を狙っている?
人は美味しい物を持っているはず!と、思い込んでいるのか。
カラスを気にしながら自転車を漕ぎつつも、時々止まって撮影。
日本最南端の自動販売機。
自動販売機近くに繋がれていたヤギ。
寄って来たり、見送ってくれたり?
更に走った所にも、ヤギの姿が。
そして、
日本最南端広場に到着。
日本最南端平和の碑・日本最南端之碑。
これらの碑を見て終わり、の予定だったが、
前夜に、居酒屋で出会った人から言われた。
「碑のもっと先の端っこまで降りて行けるよ。
自己責任だけど。
その出で立ちなら行けそうだから、よければ挑戦してみて。」と。
天気も良いし、行ってみよう!
ゴツゴツした岩を、いくつも越えて、降りる。
実は前日、同じ宿の宿泊者が最南端の碑付近で転び、足を骨折していた!
岩場は更に、気を付けなくては。
綺麗な青い海が、近くなってきた。
最南端は、この辺りなのかな?
ハイドラや地図アプリで確認。
潮の満ち具合によって、端っこは変わるだろう。
他の人が行った時の岩とは、形が違うかも知れない。
でもできるだけ、端に立ってみる。
周りには誰も居ないし、この時、
民間人で
日本の最も南に居たのは私☆
聞いていた通り、最南端の碑がある所からは全く見えない位置。
当然ここからも碑は見えず、近くには打ち付ける波が。
浜辺で見るよりも、濃くて綺麗な海の青色☆
見ていたいが、風が強く危ないから、戻ろう。
次は、星空観測タワーを目指す。
タワーは廃墟と化していて、再開の予定もないそうだが、
駐車場のトイレは、使用可能なので。(↓写真右)
ちなみに、探索中に撮っていた、波照間島のマンホール。
この星空観測タワーの絵柄だね。
波照間空港にハイドラのチェックポイントがあるので、訪問。
飛行機は運航していない日で、滑走路を見ても何もいないか、
と思っていたら、サギ?が離陸~!
波照間空港の建物。
来た道を少し戻って、高那崎方面へ。
アクセスするには、未舗装路しかないようだ。
高那崎には、ユリがたくさん咲いている。
海も見渡せる。
花や海に目を奪われるが、足元に注意!
岩の間に広がる植物に乗ると、下は穴になっていて足がはまる。
この話も聞いていたので、怪我をせずに済んだ。
この日は夕飯の予約が取れなかったし、集落の売店で何か買わないと。
坂を登って集落へと戻る途中、
波照間灯台に寄る。
島の売店は、夕方に総菜や刺身を入荷することが多いようで、
その時間に合わせて、二つの売店を巡ってみた。
島の飲食店で作られた総菜や、オリオンビールを購入♪
買った物を宿に置き、着替えてニシ浜へ向かう。
せっかく水着を持って来たので、少しは海に入りたい。
カラスに荷物を狙われないよう、真っ黒な袋を選び、
もちろん食べ物は入れず、タオルとビニール袋だけ。
でも、私が海に入るのをしっかり見ていて、袋を突きに来た。
落ち着かなくて、海の中も綺麗に撮影できなかったし、
浜から眺めるだけで良かったかも ^_^;
18時40分頃、まだ陽は沈む前だけど、
さすがに気温が下がり、体が冷える。
宿へ戻る時、牛の牧場を通りかかると、子牛が寄って来た☆
宿でシャワーを浴び、夕飯の後で洗濯。
そして、横になり一日を振り返る。
ぺムチ浜や、コート盛は行けなかったな。
明日の天気次第でまた巡ろう、と思いながら就寝。
→
日本の端 八重山諸島 3 -竹富島探索- へ続く。
Posted at 2025/05/03 22:58:17 | |
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