
2025年04月の旅。
日本の端 八重山諸島 1 -関西~波照間島-
日本の端 八重山諸島 2 -波照間島探索-
↑の続き。
タイトル画像は、竹富島の水牛車。
旅の4日目。
前日や当日の状況次第で、行動を決めることにしていた。
波照間島で行けていない所を巡ろうと思ったが、
起きると雲行きが怪しく、外に出た途端、強い雨!
すぐに止んだものの、付近の電線からカラスが見下ろしている。
前日、
南の端へ行った。
青空の下の綺麗な海も見た。
優先してやりたいことはやれたし、もういいかなぁ。
石垣島に戻って、次は竹富島へ渡ってみよう。
石垣島-波照間島の船、復路はオープンチケット。
行きの船から14日間、帰りは何日・何時の船に乗ってもいいが、
宿の人に、第1便の船[09時50分 波照間発]に乗る予定、
と伝えていたこともあり、船が来る前に港へ送ってもらう。
行きと同じ大型高速船、【ぱいじま2】が入港。
船内から波照間島に、心の中で別れを告げる。
帰りもあまり揺れは感じず、85分程で石垣港へ。
離島ターミナルで、竹富島への往復乗船券を購入。
竹富航路ならば、八重山観光フェリーという選択肢もある。
以前は、安栄観光と八重山観光フェリーとの共通乗船券があり、
両社の船を相互利用できたが、共通券は廃止。
滞在時間を考えて時刻表を見比べ、希望に合った安栄観光を選んだ。
この日はまた、離島ターミナル付近に泊まる。
大きな荷物を宿へ預けに行ってから、乗船まで時間調整。
ターミナル2階の、尖閣諸島情報発信センターを見る。
竹富島へ渡る前に、島のことを少し。
赤瓦屋根の家、シーサー、サンゴの石垣。
白い砂の道、ゆっくりと歩む水牛車等、美しい沖縄の原風景に触れられる。
面積:約 5.4 ㎢
周囲:約 12 ㎞ [約 9 ㎞とのデータもあり]
標高:約 33 m
竹富島へと渡る船は、【うみかじ】。
石垣島から約10分の、短い船旅。
竹富東港に入港。
竹富島に上陸!
手前の青い電動自転車を借り、探索開始。
お昼時なので、まずは腹ごしらえ。
島豆腐・麩・豚肉・ゴーヤ等の野菜入り、
ミックスチャンプルー♪
竹富島で、私が最も興味があるのは、
水牛。
水牛車乗り場・竹富観光センターへ行ってみる。
次は、水牛が車を引いている姿を見る。
歩く速度がゆっくりな上、途中で休憩もするので、
先回りして撮影できる。
水牛を追いながら、屋根の上の
シーサーも探していた。
魔除けのシーサーは、それぞれ表情も違う。
最後のシーサー↑ 誰かの顔に似ている気が(笑)。
再び、水牛車の拠点へ。
出番だよ~。
水牛にも、個性があるそうで。
この《じんべえ君》は気まぐれな性格なんです、
と、水牛のご主人さんが解説していた。
お客さんの乗車が完了し、出発するところ。
やる気満々な雰囲気。
この直後。
じんべえ君は猛ダッシュで進み、勢い良く右に曲がる!
そして、急停止!
他の水牛とは全く違う動き。
お客さん達の悲鳴や笑いが入り混じる ^O^
本当に気まぐれなところを見られて、面白かった。
次は、少し高い所から島を眺めよう。
集落の中心辺りにある、
なごみの塔。
階段に鍵付きの柵があり、塔の上へは登れなくなっている。
塔が立っている高台は、入って良いそうで。
高台からでも、赤瓦屋根の建物は見渡せる。
塔の北側にある、あかやま展望台。こちらは有料。
2名以上でないとPayPay支払い不可だし、残念。
ちなみに、なごみの塔を見る時は、
少し東の駐輪場へ、自転車を止めねばならない。
集落内の道は、白い砂が敷き詰められて綺麗だが、
自転車では走り辛い箇所もあり、降りて押す人も見かけた。
次は、島の西方面へ。
集落から出ると、舗装路になって走りやすい。
ビューポイントである、
西桟橋。
う~ん……干潮だからか、先端まで行っても、
あまり見映えの良い感じはしないような。
せめて何か生き物は?と眺めていると、ナマコが。
海の色は、遠くの方が美しいかも。
西桟橋の南には、遠浅のビーチ、
コンドイ浜。
竹富島は石垣島から一番近いし、訪れる人が多い。
透明だけど、入りたい気持ちにはならなかった。
もう少し南の、
カイジ浜へも行ってみる。
駐輪場の看板が目に入る。ここでもカラスか、と。
カイジ浜は、別名「
星砂の浜」。
星の砂を探している人も多い。
私は砂浜脇の、見慣れない木が気になった。
温暖な地域の海岸近くに生育する、ハスノハギリかな。
寄り道しながら、港方面へと戻る。
これは、
仲筋井戸(ナージカー)。
「1976(昭和51)年に石垣島からの海底送水が引かれるまでは、
飲料水の供給源として利用されていた貴重な井戸」
と書かれた解説看板を見て、八重山諸島では水不足に苦しんだ、
という歴史を、改めてほんの少し認識した。
竹富中学校・小学校。
竹富郵便局。
この、花が赤い木も、何度か見かけた。
亜熱帯地域に自生する、ハナモツヤクノキのようだ。
最後は、港近くに建つ、
竹富島ゆがふ館へ。
ビジターセンターなので、できれば最初に見ると良いかも。
竹富東港から石垣島方面を眺める。
石垣港に停泊している豪華客船や、街並みも見える距離感。
石垣島に戻る船は、【ぱいじま】。
竹富島には約4時間の滞在で、充分だった。
石垣島の宿にチェックインしてから、夕飯を食べに。
オリオンビールのシークァーサービア♪
お通し(突き出し)のサラダも、美味しいね☆
様々な串焼き♪
更に、焼き鳥やドリンクを追加し、満腹に。
食後は、翌日以降の飲食物を買いに行ってから、宿へ。
→
日本の端 八重山諸島 4 -石垣島~与那国島- へ続く。
Posted at 2025/05/07 22:25:06 | |
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