2011年03月18日
電話会談でG7協調円売り介入の実施を決め、一時¥76/$から反発して¥79/$で推移していたレートを日銀介入などで一気に¥82/$手前まで押し上げましたが、マーケットの円買い圧力はすさまじく現在¥80/$台、¥81/$をはさんだ攻防となっています。
協調介入を取り決めはしましたが、福島第1原発の深刻さが悪化するとの懸念から協調介入自体に疑心暗鬼な空気が流れています。
またいつぞやの単なる時間稼ぎ、モルヒネ的な効果で血税が消えていくのだろうか?
未曾有の大震災復興と言う急を要する難題を抱え、為替の安定維持を続けていくだけの体力がこの国に残されているのか?
不安が募ります・・・。
【追記】日銀は週明けにも更なる介入に踏み切る観測・・・、目標水準は¥82/$後半との情報アリ。はたして投機筋の圧力をこれで抑え込ませる事が出来るのか?
Posted at 2011/03/18 23:10:18 | |
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時事 | 日記
2011年03月18日
『福島第一原発「廃炉」を検討 東電常務が福島で謝罪会見』
東京電力の小森明生常務は18日、福島市内の福島県災害対策本部で記者会見し、福島第1原子力発電所の爆発や放射能漏れ事故について「このような事態を招き痛恨の極みです。福島県民におわびします」と県民に初めて謝罪した。
小森常務は、福島第1原発の廃炉について「幹部と議論したことはないが、今後はそういうことも含めて検討していく」と述べた。
放射能汚染への不安と怒りが福島県民には広がっているが、「厳しい状況が続いているが、あらゆる手だてを講じて、安全確保に努めたい」と事態収束に全力を尽くす構えを表明した。
放射能汚染を避けるために、避難所を転々としている周辺住民に向けて「誠に申し訳ない」と涙ながらに謝罪。今後の補償については「国と相談して考えていく」と語った。
今後、原発事業の継続に関しては「経営判断があり、今答えられない」とした。
記者団からは「原発の安全性をPRしてきたのは正しかったか」「福島県民に希望はあるのか」といった質問が相次いだが、「イエスかノーかで答えられない」と言葉を失っていた。
『涙ながらに謝罪・・・』、ホントに泣きたいのは被災者であり未だ避難所生活から抜け出せず、いつ被ばくするかという恐怖と闘っている地域住民ですよ。
補償って?国と相談って? 当事者感が希薄な会見に思えました。
繰り返しますが本当に20~30キロの退避措置で十分なのでしょうか?
あとであの時の判断は間違っていましたじゃぁ~済まされませんよ!
Posted at 2011/03/18 22:23:21 | |
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報道 | ニュース
2011年03月18日
『福島第1原発事故「レベル5」 米スリーマイル並み』
経済産業省原子力安全・保安院は18日午後の会見で、日本大震災で被災した福島第1原子力発電所の連続事故について、国際原子力機関(IAEA)が決めた8段階の国際原子力事象評価尺度(INES)で「レベル5に相当する」との暫定評価を発表した。原子炉が炉心溶融を起こし周辺に放射性物質が放出された米スリーマイルアイランド原発事故(1979年)と同レベルとなる。
INESは、レベル0から7までの8段階で評価を行う。保安院は1~3号機の事故は「所外へのリスクを伴う事故」であるとしてレベル5とした。4号機については「重大な異常事象」であるレベル3とした。
国境を越えて大量の放射性物質を放出し、史上最悪の原発事故となった旧ソ連のチェルノブイリ原発事故はレベル7とされている。
突然番組が中断して菅首相の会見に切り替わりました。
何か悪い情報がもたらされるのかとドキドキ不安にかられながら見ていましたが、被災者への念を伝えるメッセージで・・・、池上さんの番組に速攻で戻りました。
僕はてっきり福島原発で重大な事態が発生して広く国民に喚起をするのかと思いました。 ただやはりというか保安院の見込みが当初から甘かったのではないかと思っています。海外での専門家、有識者はレベル6・・・、さらに事態が悪化したら最高レベルの7をも見込んでいると伝わってきていて、在留外国人が入管に行列をなして出国に追われていると報道されていました。
放水作業に当たっている自衛隊員、消防庁ハイパーレスキュー隊員、電源復旧に総力を上げている東電職員・・・、名もなき戦士が最前線で自らを呈して戦っています。
事態が好転する事を願っています。
Posted at 2011/03/18 20:36:41 | |
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テレビネタ | 日記
2011年03月18日
ACのTVCMを最近よく見かけるなぁ~、ぐらいの感覚で軽く受け流していましたが、昨夜のニュース番組の合間のCMがAC物が10本以上連続で流れ、民間企業のTVCMが全くながされていない事に気付きました。
これだけ反復的に長されると耳に勝手に残ってしまいますね。
『こんにちワン』、『ありがとウサギ』、『ポポポポ~ン』
視聴者の中にはこの非常時になんでこんなゆるいCMをジャンジャン流すんじゃい!
とお怒りの声もACに寄せられているとの事・・・。
中には啓発的なCMもあり嫌いじゃないですが、ちょっと擦り込みに近い状態。
沢山流されていますが、僕的には『こだま編』が不思議と心に残りました。
沢山苦情が寄せられているAC Japan、H.P.にてこのようなお知らせが出されています(以下に転記します)
「東北地方太平洋沖地震」にあたって
ACジャパンのCM放送についてのお詫びとお知らせ
(社)ACジャパン
この度、東北地方太平洋沖地震で被災された皆様、ご関係者の皆様には謹んでお見舞い申し上げます。
現在、民放テレビ・ラジオ各局において、震災の報道の合間にACジャパンのCMが多数放送されております。
これらのCMは、ACジャパンの会員社である放送各局でACジャパンが制作した公共広告を放送していただくためにご提供し、放送局のご判断で必要と思われた場合にお使いいただく広告素材です。
未曾有の大惨事となったこの度のことを受けて、多くの企業がCMの放送を自粛され、ACジャパンのCMが放送されることになりました。これらのCMはかならずしも非常時に対応できるようには作られておりません。そのため、視聴者の皆様に大変ご不快な思いをおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。
CMの最後に ♪エーシー という音声(サウンド・ロゴ)が流れておりますが、すでに音声削除作業を始めており、多少なりとも耳障りさは軽減されるかと存じます。
また、ACジャパンでは、「東北地方太平洋沖地震」で被災された方々を応援する臨時キャンペーンCMを企画・制作中でございます。
被災地の方々におかれましては、一日も早い復旧がなされますことをお祈りいたしますとともに、ACジャパンでは広告活動を通じて支援活動を続けていく所存でございます。
皆様には、何卒ご理解をいただきたくお願い申し上げます。
過去の作品ですがネコバカの僕的には↑これが一番好きなACTVCMです(=^・^=)
Posted at 2011/03/18 10:11:18 | |
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時事 | 音楽/映画/テレビ