
アウディが今年のスポーツカーレースの体制を発表しました。
去年のル・マン24時間耐久レースを制したアウディは、今年連覇、そして新設されたWECを制するためにニューマシンを2台投入します。
まず昨年デビューを果たしたR18 TDIの改良版として、
R18ウルトラ。
そして今年ディーゼルエンジンに対しての規制が行われるための対策として投入されるのが、ディーゼルにモーターを組み合わせた
R18e-tronクワトロをお披露目しました。
R18e-tronクワトロは、リアはディーゼルエンジンの駆動を、フロントにはモーターの駆動を受け実質4輪駆動となります。
ただ今年のレギュレーションでは、モーターのアシストは120kmを超えてからと記載されています。
次にドライバーのラインナップは以下のようになっています。
・1号車には去年2号車としてル・マンを制したA.ロッテラー/B.トレルイエ/M.ファスラー
・2号車にはG.カペッロ/T.クリステンセン/A.マク二ッシュ
・3号車にはT.ベルンハルト/R.デュマに加えて、去年のセブリングを制し、日本ではSUPERGTとフォーミュラニッポンのチャンピオンに輝いた
L.デュバルが加入。
・4号車はル・マン24時間のみ登場するマシンで、M.ボナノニ/O.ジャービス/M.ロッケンフェラーとなります。
割り当てられるマシンは、開幕戦のセブリングではニューマシンは投入せず1~3号車が去年使用したR18 TDIを使用。
その次のスパ6時間、そしてル・マン24時間では1.2号車はR18e-tronクワトロを、3,4号車はR18ウルトラを投入します。
その他のWECのラウンドでは、1号車はR18e-tronクワトロ、2号車はR18ウルトラを使用することが発表されました。
情報 オートスポーツweb
autosport.com
fomotor sport
改めて正式な発表が来ましたけど、トヨタからしてみればとんでもない勢力ですけど、これはもしプジョーが残留してると考えればここまでの体制を整えることは不思議ではないですね。
なぜかと言えばアウディはル・マンは勝ちましたけど、それ以外のシリーズ戦では全てプジョーに敗れてましたからね。ただプジョーが撤退を表明をした後もこの体制を変えなかったわけですし、本気ですねw
あとディーゼルハイブリッドっていうのがあまりレース界ではなかなかない機構ですからそれがどう作用するか楽しみですね!
それとデュバルもシートをゲットして、SGTドライバーの就職率の高さはすごいものがありますねwただこのままだとトムスの2人がSGT1戦欠場になっちゃうんですけど、トムスはどう対応するんでしょうかね?
とりあえず今年の富士1000kmは見ないと損しますね!
Posted at 2012/03/01 17:21:43 | |
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