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2014年12月30日

気になって仕方のないSTAP問題

気になって仕方のないSTAP問題 2014年も終わりますが、この1年、私がずーっと気になって仕方なかったのはSTAP問題でした。


全世界に対して発信するという論文ですから、内容に誤りがあれば、すぐに指摘されてしまうし、検証実験が行われたら出来なかったと言われてしまいます。
実際、論文には捏造の部分があったとのことですが、その捏造をなぜ行ったのかが明らかになっていません。


本当にSTAP細胞の作製に成功していたとしたら、それはかなり偶然の産物だったのでは?と私は推測します。
小保方氏の実験ノートが雑極まりないものだったとのことでしたので、悲しいかなその実験データが残っていなかったのでしょう。
小保方氏は何度も再現しようと取り組んだが、出来なかったのでデータのねつ造に至った。


世の中の発明の中には偶然の産物というものがかなりあります。
ある日助手がA液とB液の配合をとんでもなく間違えたら出来てしまった、というような例です。
しかし、それは実験データをちゃんと記録していたからこそ再現可能なワケですし、そもそも実験とかテストとかって、色々ある手法の中から関係ないものを除外していく消去法ですので、失敗データも重要なのです。


私のような製造業の一般社員でさえ、失敗データもしっかり残し、成功した事柄については再現性の確認を何度も行います。
それなのに、私よりもずぅぅーーっと頭がいいはずの科学者で、実験とレポートのプロのはずなのに、その基本が出来ていないってどういうこと?「掲載した写真の間違いに気づきませんでした」とかは、一流の人は言ってはいけません。


また、「200回以上成功しました」「特別なレシピがあって」という発言は、この人ホントに頭いいのかな?と思わせました。
200回も成功してたら、捏造写真じゃないホンモノ載せればいいし、特別なレシピがあるならそれをレポートに書かなきゃダメでしょ。(笑)


そこで思ったのが、小保方氏は思い込みの激しい人では無いか?と言うことです。
私の周囲にも思い込みの激しい人がいます。
思い込みの激しい人は、良い結果が出ると、その結果が自分の予想した理由と違う理由で起こった事柄であったとしても、自分の考えた理由だという思い込むため、テストデータを客観的に並べて判断することが出来なくなってしまい、再現に失敗します。


先に、消去法の話をしましたが、思い込みの激しい人は、最初から当たりを求めに行ってしまうので、消去法が出来ないことが多いように思います。
また、思い込みの激しい人は、客観的データ(根拠)が全くないにも関わらず、ある現象について「これが原因だ」と決めつけて語ってしまいがちです。


実際にはSTAPなるものでは無かったのに、思い込みの激しさから「STAP発見!」と叫んでしまった。
でも、別に思い込みで発言しても悪くは無いです。ちゃんと周りが客観データをそろえて、その思い込みが正しいか、誤りかを証明してあげればいいわけですから。
しかし、誤り(いまのところ再現できていないので)を証明するどころか、他の協力者と一緒に、頑張って捏造論文を書いちゃったように見受けられます。
半年間の検証実験が行われ、それに小保方氏も参加しました。私はそこにも「やってみたら出来るかもしれない」という思い込みがあったのでは、と邪推してしまいます。


その半年間の検証実験が終わり「STAP再現せず」で幕引きなんでしょうか。
私が知りたいのは、何であんな論文を発表しちゃったの?という仕組みのところです。


一度ネイチャー誌やサイエンス誌に論文の掲載を却下されたが、STAPは既に知られた事項になっており、他の研究者に先を越されてしまう焦りがあった。
後で検証実験を行って論文を修正するとして、あるかないか解らない時点ではあるものの見切り発車した。
成果を出さなければ研究資金が削減、あるいは打ち切りといった時間の制約があった。
などと、私は色々想像を巡らせるのですが、果たしてどうなのか。また、組織、科学界(ざっくりくくりますが)の関与や体質ってどうなの?とか。


頭のいい人たちがしでかしたにしては、ちょっと場当たり的な感じが拭えません。
その焦りみたいな心理が知りたいと言うとちょっと意地悪でしょうか。


私の認識不足による誤解も多々あるでしょう。
だからこそ、そういったものをリセットして頂きたいのです。

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Posted at 2014/12/30 16:17:53

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この記事へのコメント

2014年12月30日 17:16
本当に稚拙すぎて、逆に謎が深まりましたよね。小生としても、未だに意味が分かりません。

コロンブスが死ぬまでアメリカ大陸をインドだと思い込んでいたのと似ていると思います。それより酷いですが・・・。
コメントへの返答
2014年12月30日 20:11
あまりに謎すぎて、記事を色々読んでもその記事に憶測の部分があるようで、実態が解りません。

私に置き換えて、「生産効率が10%向上します」と言ってそれが再現できなかったら、と考えると恐ろしい事なんですけど。
2014年12月30日 19:24
ワタチも気にしていた一人ダスσ(^_^;

彼女のキャリアから勘案すると、出来ていておかしくないという先入観から入ったのですが、
200回成功の確率と、再現実験の回数で砕けました(>_<)ゞ
コメントへの返答
2014年12月30日 20:17
naruuさんもブログで取り上げておられましたね。

何処かの新聞記者さんか雑誌記者さんが、丹念に取材され、ちゃんとまとめた本を出したら私買います。

でも、小保方さん、ホントのこと言わなそう。
2014年12月30日 20:29
私も気になっていましたが、残念な結果になってしまいましたよね。
生物化学の世界は見つけた者勝ちの様な世界が有るのは知っています。学生の頃の知り合いが大学院でそのような話をしていました。
無い物を有るとは言えないでしょうからSTAP細胞は発現したと思います。発現回数やずさんな試験はどうかと思いますが。
しかし今回はメディアの取り上げすぎと闇のままの理研の内部が問題のの様な気がしています。
コメントへの返答
2014年12月31日 7:42
STAPのあるなしは、捏造問題を解決するのには必要な案件なんですけど、報道や一般の関心がそこに集中し過ぎてしまいました。

今回の再現できませんでした、では何も説明がされていないと思います。小保方氏が中心に論文を書きましたが、そのまま提出ってほど簡単なルートではないと思いますし。

体質も問われる事件だと思います。


2014年12月30日 22:18
複雑な話なのか、個人の思い込みなのか闇ですが、製造業のわたしもやったことは不要だと思っても書き残す様に言ってます。
書き過ぎても問題ないですからね。
コメントへの返答
2014年12月31日 7:51
世界に発信するものですから、理化学研究所内で再現実験を行って然るべきと思います。

ハーバード大が再現成功、でも論文は無いよ、とか、胡散臭い感が拭えません。


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