FIAT 500　新型

FIAT500の新型が発表になりましたね。

いやこれ、マイナーチェンジじゃないですか？ってほど変化してませんね。

これがオリジナルです。



500Sの変更と項目が変わらないように感じます。
500Sも前後の外観的には前後のバンパーデザインが変わっただけです。




BMWミニはモデルチェンジとともにでっかくなってしまい、しかし同じデザインテイストを残すがゆえにかなり大味な感じになってしまいました。
特にこの４Doorバージョンは、写真で見るより現物は、変に長い感じです。



500の新型の想像デザインはミニ同様に大味なもので、私はかなりガッカリしていました。しかし、蓋を開けてみればマイナーチェンジレベルのもの。
それなら500Sのデザインを新型とすればいいじゃないか、と言われそうですが、それは違います。あのデザインはスポーティーなので、”POP”、”LOUNGE”というグレードのイメージに相応しくありません。
明らかに洗練された500Sのデザインを見てもなお、”POP”や”LOUNGE”にはSのデザインは似合わないと思っていました。


また、一般的にマイナーチェンジというと、新たなデザインアイコンを”追加”するものが多く、だいたいごちゃごちゃするか、あ～あ、と思わせるものが多い中、却ってシンプルになったんじゃない？という感じ、ここら辺のセンスは流石としか言いようがありません。
これはマイナーチェンジごとに足し算してゴチャゴチャにしてしまう某社のデザイナーには足の爪の垢でも飲ませてやりたくなりますね。


しかし、その一方で今回のモデルチェンジがマイナーチェンジっぽくなってしまった背景には、500のデザインが完璧で過ぎて、フルチェンジできなかったということがあるのではないでしょうか。
自動車評論家のどなたか、お名前および記事を忘れてしまいましたが、その方は500のデザインは完璧すぎるので、モデルチェンジは困難であろうと仰っておられました。



うーーん、ますます、おっさんが一人で乗っていたら変態野郎になりそうな、いいデザインです。（笑）