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2018年11月24日

AGUSTA復活はDUCATIに学べ

AGUSTA復活はDUCATIに学べ 1984年にSUZUKI GSX-Rが発売され、エンデュランスレーサーを彷彿とさせるデュアルヘッドライトのカウルデザインが人気となり、以降各社こぞって同じイメージのバイクをリリースし、日本はレーサーレプリカブームに突入しました。
実は私の初愛車はGSX-Rでした。


レプリカブームはその後SSというジャンルとなり、バイクメーカーはレースを戦うベース車両としてSSモデルをラインナップしています。

DUCATIにおいては古くからSSと名の付くモデルをリリースしていますが、私がDUCATIに興味を持ったのは916以降です。
916のデザインは、それまでのカウル付のバイクとも、レーサーレプリカデザインとも違う全く新しいものでした。
AGUSTA F4も誰も想像の出来ないデザインでした。タンブリーニ、恐ろしい。




タンブリーニAGUSTAをアガリのバイクとしてしまった私ですが、実は916シリーズは欲しいと思ったことはありません。
その次に登場したピエール・テルブランチがデザインした999、これは欲しいと思いましたね。私には999ccエンジンは扱いきれないと思っていましたので、狙いは749、しかもカーボンカウルのRモデルでした。



999/749は一般的に不人気でした。偉大なタンブリーニデザインからの拒否反応か、デザインがあの時代には早すぎて市場が付いていけなかったのでしょう。私は素晴らしいデザインだと思いましたし、いまだに事情さえ許せば欲しいです。

次に登場した1098は市場にも受け入れられた素晴らしいデザインでした。
私には少々コンサバに映りましたが・・・。



まさにここにAGUSTA復活のカギがあると思っています。

前回ブログでも触れたように、低迷するAGUSTA復活のカギはタンブリーニデザインからの脱却にあると思っています。
今になってみると、2010年のモデルチェンジの時、タンブリーニデザインを踏襲したことは誤りだったと思います。もっとも、当時はタンブリー二さんもクラウディオさんも存命であり、全く違うデザインでF4を出すことは不可能だったでしょうけど。

しかし今なら出来るでしょう。DUCATIは商業的には失敗だったかもしれませんが、999でタンブリーニから脱却しました。その後1098を経て、パニガーレでマンボウデザイン(注:私が勝手にそう呼んでいる)でバイクデザインの新境地を開拓し、それが新たなデザイントレンドになりました。
マンボウデザインについてはまた次の機会に勝手に語りたいと思います。



とにかく、私の勝手な考えでは、現在のDUCATIのSSモデルの成功のカギは999にあったと思います。今のAGUSTAにはそのチャレンジが必要です。

しかし・・・・999/749で商業的にずっこけても、次の1098を出せるDUCATIのような体力はMV AGUSTAには無いだろうなぁ。



次回は、もかとちび、DUCATIデザインを勝手に語る(仮)
ブログ一覧 | AGUSTA | 趣味
Posted at 2018/11/24 22:18:21

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この記事へのコメント

2018年11月25日 8:15
よくわかります。車両デザインの流れを変えるのはメーカー側の作り手にも、ユーザー側にも衝撃を与える事になりますね。それは物作りの進化の選択肢として非常に面白いところですね。

私も999は素晴らしいデザインだと思い、欲しいと思いましたし、テルブランチであればムルティストラーダも素晴らしいと思います。彼のデザインセンスはいつも時代を先取りし過ぎて不人気でしたが、そのカタチには魅力的な言語があったと思います。

デザインを進化させる時に、初代が余りに優れた創造性だと、以降は越えにくいものになるでしょうし、難しいのはわかりますけどね。例えば初代アリスト、ジウジアーロの素晴らしいデザインでしたが、2代目トヨタデザインで恐ろしくダサくなりましたね。少し過激な発言かもしれませんが、現行のアウディもグリルのデザインバランスが悪くなり破綻しているとも思います。和田デザインはとても優れていた反面、リヒテデザインになってからはグリルが下品になり越えられていないなと感じます。

反対にBMWのバングルデザインなんかは、強い変化の加減でも大成功を収めましたし、先日のイタルデザインGTRも価格は無しですがデザインは素晴らしかったと思います。ボルボなんかも近年デザインを大きく変化させて成功させていますね。

やはり、越えるために、ローリスクローリターンのキープコンセプトか、ハイリスクハイリターンのゼロデザインか、メーカーとデザイナーの見どころで楽しみどころですね。

私もこれからのアグスタがドゥカティに学ぶべきはそこだと思います。
コメントへの返答
2018年11月26日 21:33
流石はtak3さんです。(タジタジ)

デザインにはトレンドがありますね。いわゆる流行り、イマドキ(死語?)ですね。
でも、本当に素晴らしいデザインはそのようなストリームからは完全に外れた孤高のものです。
解りやすい例はスーパーカーですね。365bbとか、登場から何十年も経過しているので、新しくはないです。しかしその美しさは不変です。

優れたデザインがあると、その次は困難です。どうしても足しちゃうんです。私みたいな素人ではない一流デザイナーでさえ・・。

では、前例のないデザインを生み出す方が楽かと言えばそれもNOですね。テルブランチがいい例です。市場がついていけません。

アストンマーチンは、あのグリルと雰囲気が縛り。キープコンセプトより数十倍重い重圧の中で新しいアストンを生んでいるんですよね。

2018年11月27日 2:21
749か999かは覚えていませんが、縦に2連のヘッドライトデザインだけではないですが、非常にカッコいいと思った、初めてのバイクです。で、それにつられて、免許が欲しいと思ったぐらい、私には衝撃的なデザインで良かったです。今でも欲しいぐらいです。
コメントへの返答
2018年11月28日 20:17
縦2連ライトと、そのカウルデザインも特徴的でした。
機能的に必要なシートカウル内のサイレンサーの断熱坂さえデザインの一部にしてしまうところが、やはりイタリアンデザインはただものではないです。

私も欲しいです。

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