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もかとちびのブログ一覧

2016年01月09日 イイね!

LEXUS IS 200t F SPORT 試乗

LEXUS IS 200t F SPORT 試乗本日は特別な用事はありませんでしたが、大事な用事がありました。
私の命の水であるビールの購入です。

・・・で、酒の量販店に出掛けたのですが・・・ふと昨夜のことを思いだしました。
昨日、会社の同僚二人と飲みに出かけました。私を含めたその三人はクルマ好きです。
そんな三人が飲んで話すとなると、ネタはやっぱりクルマ。

二人のうちの一人がBMWのX3に乗っているのですが、その買ったいきさつは、用事で出かけた時に、通りすがりの中古車屋で見つけ、その場で「買います」となったそうです。

147の乗り換えの検討などしてはいないのですが、ひょっとしてその同僚のように、私も突然恋に落ちてしまうかもしれないと思い、一度行ってみたかったLEXUSのディーラーにお邪魔しました。
ご対応頂いたセールスマネージャーさんに”試乗させてくれ!”というオーラを発しつつ「ISを見に来ました!」と力強く伝えたのが良かったのでしょう、ISシリーズの説明の後に「試乗しますか?」という有り難いお言葉を頂き、F SPORTというバージョンの車両を試乗させて頂きました。

私もええ歳なので、”オトナの”スポーツカーをテーマに試乗させていただきました。

147の150psに対して+95psの245ps。下手にアクセルを踏もうものなら、リアタイヤがスピンして・・・・と思ったら、ものすごくマイルド。馬力で乗るのではなく、トルクでスムースに加速していく感じ。
加速は147より断然速いはずなのに、そんな感じは皆無。
そのトルクはカタログを見ると1650~4400rpmまでフラット。そんなカタログスペック通りなトルク特性のエンジンは、悪く言うとエンジン音を含めて全くドラマがありません。
ミッションは8段あるのですが、どの速度、どのギアからも同じようにスムースに加速するので、パドルを使ってのマニュアル操作の醍醐味は全く感じませんでした。

ノーマル/エコ/スポーツ/スポーツ+という4つのモードが切り替え可能でしたが、スポーツ+にしても、サスが硬くなってステアリングが重くなるだけでエンジン特性は変わりません。
2Lターボなら300psくらいは出るでしょうから、スポーツモードでエンジン特性ががらりと変わって、しかも300psとなれば、パドルを操作する醍醐味も生まれるのでは?と思いました。
また、スポーツ=ステアリングが重くなるのではなく、クイックになったほうが私にはスポーツな印象なのですが・・・・。

スポーツ+でサスが硬くなるということでしたが、私にはノーマルとの違いがほとんど判りませんでした。スポーツ+のサスでも路面からの突き上げはソフトで十分にコンフォート。
しかもロールも少なく、これは私が欲している乗り心地に近く、これだけ欲しい!と思わせました。

私が思い描くスポーツと上質の融合は、残念ながらISにはありませんでしたが、ISは素晴らしい車でした。
今日の試乗はもちろん一般道のみでしたが、高速道路に於いても、そのパワーと剛性の高い車体によって、快適かつ速く走ることが出来るであろうことは容易に想像ができました。
そしてスーパーへの買い物のようなシチュエーションでも使えてしまうフレキシブルさは凄い。

今日のビールの買い出しのようなシチュエーションにおいても、運転していてついつい「イタリア人馬鹿だなー」と笑みがこぼれてしまうのが147。対するISは、凄いのであるのだけれどもそれを感じさせないナチュラルさですね。
試乗中および、行き帰りの道すがら、多くのLEXUS車両を見かけましたが、試乗してみて納得した次第です。

外観、内装には私は「和」を感じました。アメ車、ドイツ車、イタ車と聞いて連想するものがあるように、LEXUSは日本車ですから当然ですね。
写真で見ると、エグいフロントマスクですが、案外ノーマルのグリルよりも、メッシュのグリルの方がハマっていると思いました。

正直言って、私がLEXUSを買う可能性は限りなく低いのですが、それゆえに今日の試乗体験は、日本車の高級を知るいい機会となり、伺ったディーラーさんには、この場をお借りして改めてお礼を申し上げる次第です。

Posted at 2016/01/09 20:07:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2015年03月22日 イイね!

CX-3試乗と・・・

CX-3試乗と・・・本日はCX-3の試乗をしました。147を乗り換える考えは無いのに、試乗の機会を与えてくれた営業さんに感謝です。

顔は最近のマツダ顔。興味が無ければマツダの車は皆同じ顔ってなっちゃいそうですが、並べられたデミオやアテンザと比較してみると、やっぱりそれぞれ違いますね。
それでも総じて表すればマツダ顔ですが、いい顔してます。このCX-3はジャンルとしてはSUVになるんでしょうか?でもデザイン重視でウインドは小さ目になっており、スポーティなデザインに一役買っています。

乗り込んでみると、SUVかと思ったけど乗車位置は低いし、足は前に投げ出す感じでデミオに近い。
営業さん曰くヒップポイントはデミオ+5cmだそうで、背の高い乗り物に乗っている感じはしません。もっともCX-3の全高は立体駐車場に入る1550mmで、背は高くないんですね。
外から見たとおりドアの窓枠が肩の高さぐらいあり、左右の解放感はあまりありません。フロントウィンドウも結構傾斜していますが、メルセデスのAクラスのような穴ぐら感はありません。

インパネデザインはこれまた最近のマツダに共通したデザインです。
デミオは白内装付の最上級グレードでしたが、今日の試乗車は真ん中グレードのXDツーリングで、黒基調にワインレッドが落ち着いたイメージでした。



さて、走りはというと、実は私にはあまり好印象ではありませんでした。
以前試乗したデミオと同じ1.5Lのターボディーゼルですが、ミオXDツーリングパッケージ+160kgと18インチの足が影響しているんでしょうか、かなりもっさりした感じです。
踏めばトルクが出るので、CX-3だけ試乗したら全く問題ない加速をしますが、デミオを知っていると力不足と思ってしまいます。
以前試乗したデミオと今日のCX-3は違うディーラーさんで試乗コースも違いますが、デミオの燃費表示が20km/Lだったのに対して今日のCX-3は11km/Lでした。
今日の試乗車もATでしたが、アクセルをぐっと踏んだ時、一瞬失速してから加速する感じはデミオと同じでした。


また、デミオ比で+180kgの車重と215/50R18というサイズのせいでしょうか、つぎはぎだらけの道路では、ドタバタした車体の揺れ方をしました。
たった5㎝だけ着座位置がデミオより高い割には車体の揺れが大きいと思いました。
後で同じコースを147で走ってみましたが、突き上げこそ147は醜いものの、揺れは少ないと思いました。試乗車なのでまだ当たりがついていなかったのかもしれませんが、下のグレードの16インチならもっと乗り味がいいかもしれないと思いました。
もし私がCX-3を買うなら、デミオ同様に白内装つきの最上級グレードのXDツーリングが欲しくなりますが、セットで18インチとなると・・・。
営業さんによると、今日のディーラーさんではありませんが、他店では最上級グレードXDツーリングで16インチのホイールタイヤを購入した方もおられるそうです。
ひょっとしたら1年後くらいにはこのあたりの熟成が進んで、18インチでもいい感じになるかもしれません。



さてさて、タイトルには「・・・」があります。CX-3の試乗のあと147でお世話になっているお店に行きました。私にとってはコチラが本日のメインです。

何をしに行ったかと言いますと・・・アラゴスタ発注!!

あ、アラゴスタですけど、コンフォートを謳うEというタイプです。

147GTAを試乗したとき、そのGTAにはアラゴスタが付いていたのですが、そのしなやかさがえらく気に入ってしまいました。
我が147、気温が低いと車体じゅうからギシギシ音がしますので、ブッシュ類もダメダメだと思います。
併せてブッシュ交換も行う計画です。



147のアフターパーツは、まず在庫など無いでしょうから納期は結構掛かるでしょう。

でも楽しみだなぁ。これを仕事の糧にしよう。うん、そうしよう。




Posted at 2015/03/22 17:39:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2015年02月08日 イイね!

ヴェルファイア試乗

ヴェルファイア試乗今日も仕事でしたが、思いのほかはかどり午後2時過ぎには会社を後にすることが出来ました。で、今日も試乗へ。今日はマッサージチェアじゃなくてクルマ。トヨタのヴェルファイアです。


147を駐車するやいなや、こんにちはと出迎えてくれた営業さんは、飛び込みの私に丁寧にヴェルファイアを説明してくれました。好印象。

早速セカンドシートへ。私ならこの車は運転じゃなくて、セカンドシートでくつろぎたいからです。そんな私の期待通りに、こりゃ車じゃ無くて応接間です。トヨタが用意しているカタログ写真もそうであるように、この車のイメージは都会のお洒落な夜ですねー。私の外見がこんな↓でなくて申し訳ない、って思いました。(笑)


人間ってのは環境に生きる生き物です。高校卒業後、東京の大学に行った友人に成人式で久しぶりに再会したら、えらくあか抜けていた。それは東京という環境によるもので、それと同じようにこのヴェルファイアを求める方はこうなりたい↑に違いない。私もなりたい。

私も、イタリアの風土や文化が好きで、イタリアンデザインが好きだからアルファロメオに乗ります。アルファロメオに乗ることで、イタリアンなあか抜けかたをしたいのです。ヴェルファイアと147は全くジャンルの違う車ですが、それを身に付けることでその車が提案する世界に浸りたい、お洒落になりたいという部分は同じで、クルマはコスプレなのだということを認識しました。


黒い内装はシックで良いと思いましたが、せっかくの黒木目調パネルが普通に黒にしか見えなかったので、これは茶系の方が私の好みです。また、ベージュカラーの設定があるそうで、現物を見てみないと何とも言えませんが、色目としてはベージュの方が私の好みです。







ほぉー、っと感心しつつも「試乗させてください」が言えない私に、「乗ってみますか?」と、営業さんのナイスパス!
試乗したのは3.5Lのガソリンモデル。ヴェルファイアのイメージカラーのバーニングブラッククリスタルガラスフレーク。なるほどー、この濃い目のカラーのバディ(あえて舘ひろし風で)に都会の夜景を映せってことですね。オサレ。



私「ちなみにこれはおいくらですか」
営業さん「オプション等含めて600万円くらいです」
値段を聞いてちょっと腰が引けましたが、何事も体験が重要です。運転してみました。

車体が大きいので気を使いますが、取り回しは軽く、パワステのアシストも自然です。
アクセルをグッと踏みこむと、流石は3.5L。2トン近い車体を豪快に加速させます。V6にしてはただガーっと回るエンジンは興ざめですが、この車にそんな官能性能は不要ですね。

私「このエンジンはレギュラーガソリンですか?」
営業さん「3.5Lのこのモデルはハイオクです」
私「メーターに表示されている燃費モニタが3.9km/Lですが」
営業さん「試乗のちょい乗りですから」
試乗では、3.5Lのパワー確認も重要項目ですからこの数字は致し方ありませんが、なかなかエキサイティングな数値です。

重たい車体で高重心ですから、カーブでロールはしますが柔い感じはしません。それでいて乗り心地はいいし、社用車のエスティマの時のような、常にゆらゆらゆれている感じはありません。18インチ50扁平のタイヤでしたが、乗り心地はいいなと思いました。

都会の夜イメージのヴェルファイアは、キャンプにレッツゴーではないなぁと思いましたが、使い方はオーナーの自由ですし、この車の雰囲気なら、週末のスーパーへの買い出しの帰り道のいつもの橋のまばらな街灯もベイブリッジのそれになっちゃうかも。

私は以前ジムニーを2年間所有したことがありますが、4Hに入れたのは3回ほど、4Lはたぶん1回だけ。おそらくほとんどのジムニーオーナーは4Hや4Lに入れないが、それでいいのだ。いざって言うときはにこれがあるってのが重要。
このヴェルファイアも同じ、いつもは会社とスーパーの往復でも、お台場の夜景というシチュエーションがあるに違いない。5年所有してそのチャンスが1回こっきりだったとしても、その時にベイブリッジの夜景をボディに映しこむためにこの車はある。
私好みではないメッキ満載のフロントフェイスも、夜景を映すたの必須アイテムだ。



余談
刑事事件で、容疑車護送に使われちゃうとガッカリです。

Posted at 2015/02/08 17:48:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2015年01月24日 イイね!

デミオを試乗して、自らの趣味を知る

デミオを試乗して、自らの趣味を知る今週は夜勤してました。
夜勤は頻繁ではありませんが、最終日明けに日帰り温泉に出かけるのが常になってきました。

温泉 → マッサージ機(200円) → 休憩スペースで本を読みながら眠りに落ちる

私の、日帰り温泉の王道パターンですが、これが夜勤明けだと至福感が数倍違います。

最初の写真はその駐車場にて。わが家の近所ではアルファはあんまり見ません。ついつい隣に停めてパチリ。温泉施設が開館直後で、駐車場がガラガラでしたので、すぐ隣に停めるのなんだかなー、という微妙な距離です。


ま、それはさておき、デミオです。

その温泉まったり後、マツダのディーラーを見つけて立ち寄ってみました。147を降りて15秒後にはセールスさんが私をロックオン。「さあ、試乗しましょう」って、まるで「出合って15秒で○○」ってAVのタイトルか?みたいなノリで、以前より興味のあったデミオの1.5ディーゼルに試乗しました。


写真はWEBからのものです。





<外観>
カッコは良し悪しでは無く、好き嫌いでしょう。私はかなりの好印象です。現在のマツダ顔をのびのびと表現するには、かなり横幅が必要なのでしょうか、アクセラ、アテンザはかなりの幅広(数値的にもかなり立派)ですが、デミオは5ナンバー枠に収めようと頑張りましたね。写真ではちょっと上下長な印象を持っていましたが、現物はバランスいいです。

<内装>
内装は写真の印象以上に良かった。メーターデザインや、エアコンの吹き出し口などの各部のデザインと、それらの配置やバランスが私好み。この白い内装を見てしまうと、黒系の内装は、デザインは同じなのに、かなり地味な印象です。私が買うなら迷わずこの色を選びます。
ただし、残念だったのはエアコンダイヤル下のCDスロット部の造形があまりにも実用本位な感じ。WebCGだったか、この部分について蓋があったほうがみたいなコメントを読みましたが、その通り。他がいいだけに非常に残念。
メーターはタコメーターメインで、そのタコメーター右下にスピード表示がありましたが、これが控えめ過ぎて良く見えない。試乗車は全部付のグレードで、ポップアップディスプレイが付いており、そこにスピード表示が出ますが、これまたちっちゃくて良く見えない。せっかくのポップアップなのに、スピード表示を凝視すると先方不注意になってしまうので、邪魔だな、と思いました。まあ、慣れの問題でしょうね。
後部座席はかなり狭く、背もたれは立っています。長時間は苦痛でしょうけど、外観デザイン優先で仕方無いところ、デザインも居住性も、ならアクセラですね。

<動力>
1.5Lディーゼルは、ターボが付いているとは言え、ビックリするくらいのトルク感。走り出し、加速ともに147の比じゃない。試乗車はATでしたが、以前乗っていたVW GOLFの1.6DTよりガラガラ音は低いし、トルク感も同等と感じました。ただし、これはMTモデルで比較しないと本当のところは解りません。GOLFは5速でしたが、3速と4速の間がかなり開いており、60~70km/hあたりでは、3速は低すぎ、4速は高すぎの印象があり、6で割って欲しかったと思っていました。デミオのMTは6速ですね。これはいいかも。
残念だったのは、アクセルをぐっと踏んだ時、一瞬失速するような感覚の後遅れて加速しました。もっともこれはミッションの問題で、MTしか眼中にない私には問題無いと思われます。
試乗車=近場のSTOP AND GOなのに、トータル燃費計は20km/L。これまた素晴らしい。

<その他>
本来なら、ハンドリングを評しなければならないところですが、私には解りません。先日のCGTVで、コンパクトなデミオ=軽快という印象は1.3Lガソリンであり、エンジンが100kg重いディーゼルはどっしりした印象、みたいなことを表現されていましたが、なるほど、それは解る気がする。私はガソリン車と乗り比べしていませんが、確かにディーゼル車はどっしりした印象でした。
セールスさんは足は堅めです、と仰っておられましたが、147TIに比べたら全然問題ないです。堅いけど角が無いです。たぶん、イマドキの車はみんなそうなんでしょうね。比べたら147はドタバタです。


素晴らしいクルマです。試乗中「ほぉー」とため息の連続でした。我が147と比べたら、全てにおいて洗練度が別次元です。
試乗を終えて、我が147に乗り込み走り出す。やはりいろんな部分でデミオに劣っていることを再確認するのですが、やっぱり私は147ですね。
147のTSエンジンは、ごろごろごろーと回り、洗練という単語からは遠い位置で、デミオのディーゼルエンジンの方がよっぽど洗練されている。


私にとって、車は先ずデザインが好みであることが最も重要であるが、それに加えて、何じゃこりゃ、が必要だと再認識しました。何じゃこりゃ、はすなわち洗練されていない部分です。147はデザインに加えて、独特なハンドリングと洗練度の低いTSエンジン。これが私には魅力でしかたないんです。アバルト500の試乗をしたときも思った。ピョンピョン跳ねるし、21世紀にこのどっかんターボはどうよ。FIAT500は、ぽろぽろぽろーっていう脱力系ツインエアエンジン。(笑)

今、世界を見渡して、私が笑っちゃってツボに刺さる魅力的な「なんじゃこりゃ」を持っているのはイタリア車。だから私は中古車サイトを検索するとき、イタリア車しか見ないんだと解った。

我が147は10km/L以下くらいの燃費しか示さない。デミオのディーゼルの半分の燃費だが、10Km/L分のガソリンは、「何じゃこりゃ」のために燃えているのだ。私は古いジュリアにも興味があるが、現代レベルから見たときの、その洗練度の無さを想像すると、つい手を出したくなる。147は、何じゃこりゃを持ちつつ、エアコンをはじめとする快適アイテムがフル装備なのがいい。


カメラ沼があるように、たぶん車には「洗練されていない沼」があるに違いない。その沼は私のすぐ隣にあるような気がする。


Posted at 2015/01/24 17:23:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2014年08月09日 イイね!

ジャガーF-Typeにうっとり

ジャガーF-Typeにうっとり1.ジャガーF-Typeにうっとり

ジャガーF-Typeを見に行ってきました。地方のワンルームマンションみたいなプライスの車ですから、もちろん見るだけです。ついでに小心者なので「写真撮ってイイですか」が言えませんでした。画像はネットからです。

F-Type、美しいですね。私のデザイン評価としては、カッコいいの上に美しいがあります。カッコいい車は数多くあるけれど、美しいと感じる車はそれほど多くありません。抽象的かつ私的な意見ですが、私の思う美しいデザインは女性的です。最近の車は、ヘッドライトのデザインに始まり、全体的にシャープでエッジが効いたデザインが多く、今のデザイントレンドが、女性的な色気みたいなものとは違う方向に行っているのかもしれません。


F-Typeのデザインを初めて見たとき、フェラーリ・カリフォルニアに似てる?と思いました。でも、フェラーリ・カリフォルニアの写真を検索してみると、横長グリルとヘッドライトの位置、全体のフォルム等のキーワードが同じなだけで、実は全く違うデザインだということが解ります。


このF-Type、アストンマーチンとデザイン手法が似ているかな?と思ったら、これはセールスの方が回答をくださいました。F-Typeのデザイナー、イアン・カラム氏はアストンマーチンDB9等もデザインされていました。


F-TypeとDB9、それぞれは全く違う車で、しかもそれぞれが美しい。

優秀なデザイナーは新たなデザインアイコンを次々繰り出すアイデアマンでは無いでのですね。一見オーソドックスなのはアストンマーチンのデザインの歴史に則ったためであり、誰もがアストンマーチンと認識出来るためなんでしょう。しかしそのデザインは常に新しい。しかもアストンマーチンが描けて、ジャガーも描ける。

イアン・カラム氏のデザイン力にただただ感服する限りです。


2.車の国籍臭

私の自論ですが、デザインを含めた車のテイストにはお国柄があります。イギリス車にはイギリス臭、ドイツ車にはドイツ臭がします。もちろん日本車には日本臭がします。(色というより臭いと言ったほうがしっくりくる感覚です)

これは、良し悪しでは無く趣味の問題です。私はイタリア臭が欲しいので、どうしてもイタリア車に目が行ってしまいます。たとえば、FIAT500と同クラスの国産車と言うと日産マーチあたりになり、コスパで言えば、FIAT500はマーチの1.5倍くらい割高だと思いますが、私の場合、FIAT500とアバルト500を金銭面で悩むことはあっても、マーチとは悩まないでしょう。イタリア臭がするかどうかが問題だからです。

私がF-Typeのデザインに惹かれたのは、フェラーリカリフォルニアをイメージしたように、私にはちょっとイタリア臭を感じたからです。後ろ姿や車内は完全にイギリスですけど。

その、車の国籍臭はどこからくるのか?それは、もうその国の風土としか言いようが無いです。。人間は環境に生きる動物です。お金持ちの同級生は自分と比べて何処となく品があったりしますが、それと同じです。

私はイギリスには行ったことが無いですが、王室とか、007とか、バッキンガム宮殿とか、日本には全くない環境です。その環境は、同じヨーロッパでもイタリアともドイツとも違います。イギリスの環境に生まれ、育たないと、イギリス臭のする車は作れないです。イタリア車もドイツ車もまた然りです。


3.そして私は?

ジャガーF-Typeという非日常な存在は、宝くじ当たるといった非日常的な出来事が起きない限り無理だなぁと、ため息つきつつ147を走らせていると、白のジュリエッタとすれ違いました。今まであまり気にしなかったジュリエッタでしたが、改めて実車を見ると、いいなぁ、と思っちゃいました。

いつか147を乗り換える日がきても、アルファ中心にイタ車を漁ることになるんだろうな。今の私にはイタリア臭が必須です。


でも、いろんな車に触れてみたいですね。
Posted at 2014/08/09 22:04:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ

プロフィール

「久しぶりの原点回帰。うまいわー」
何シテル?   08/17 16:05
ふと気づくとクルマ2台、バイク2台→3台になっていました。 5台のうち4台がイタ娘という、イタリア大好きオサーン。 2024/11 MT07→Hyper...
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