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実はいま日本におります。

年一度の日本の人事および社長との面接のため、１０月１９日成田着で帰国しました。

また、今抱えている仕事で一度は日本に行って立会いを行う必要があったので、立会い日程に合わせて面接をセッティングしたような感じです。


１０月２２日、成田発でザルツブルグに帰ります。


あれ？今日は１０月３１日ですね。


面接の方はもちろん何事も無く終わりましたが、立会いの方は出発前に問題が発覚し、予定を延期せざるを得ませんでした。

急遽スケジュールを建て直し、１０月２７日か２８日成田発で計画を練り直し。

と、昨日電話が、

「別案件の問題点も日本で調査してきて」

さらに1週間延期です。さあ、もう一度スケジュールを立て直しましょう！


今週末は何処に出かけようかな？・・・え、仕事？何とかなるでしょ。（笑）



※　写真は１０月２７日、長野県平谷村です。紅葉はもうちょっとでした。

ちょっと仕事でどたばたしてしまいました。
間が空いてしまいましたが、アイスランド4日めです。

この前日夜から量は多くないものの非常に強い冷たい風によって、雨が横から降ってくる（横からなのに降るという表現も変ですが）というような天候でした。
2日間滞在したホテルの近くにヴィーク（VIK)という町（大きさでいったら完全に村）があります。

この村の突端に位置するところにこんな岩山があります。


そしてこの山には奇怪な形の岩があります。


何でこんな風になったんでしょうか？山全体がこうではなく、一部だけこうなってます。自然のやることは全く面白いです。


さて、この地点で私がこれから向かう西側を見ると・・・


うっすらですが岩山の右側に虹が見えます。
この虹に誘われて・・・と言うより実は台風並みの東風に長居ができず西に向かって出発。

しばらく走ると、虹の「足」を発見。あの岩山に行ってみよう！


しかし虹は「捕まえられるものなら、捕まえてごらんなさい」と言わんばかりに、岩山の向こうへ異動し、そして消えてしまいました。


すっかり虹にもてあそばれてしまったおっさんは、しかし恥ずかしながらおとぎばなしの世界に一瞬いたような気持ちになりました。
そしてつぎなる目的地スコゥガフォス。

・・・・すると、虹はここに居ました。


この滝では右側の斜面に道があり、滝の上までいくことができます。その中腹で滝を見ると、きれいなアーチを見せてくれました。


しかし実を言うとこれはこの虹のほんの一部。実は虹は360度まん丸だったんです。
滝つぼから吹き上げる水しぶきが私の周り全体に漂い、私の背後からは真昼なのに角度の低い太陽だからだと思いました。
これで虹の真ん中に自分の影があったら大変なことなので、見ないようにしてました。（笑）

超広角か魚眼レンズがあればと、このときほど思ったことはありません。




虹とはここでお別れでした。・・・・おっさんのセンチメンタルはここで終了です。（笑）



この日の次の目的地は「温泉」ブルーラグーンです。
レイキャヴィクから50kmほどの場所に地熱発電施設があります。発電で出た熱でお湯を沸かしてリゾート温泉施設を作ってしまったのです。
30ユーロ払って、いざ！


もっと広いかと思ってた、というのが第一印象。

お湯はぬるめです。このとき気温は10度未満程度だったと思いますが、肩まで浸かってもちょっと寒い感じでした。

所々にお湯の吹き出し口があり、その近くに行けば何とか過ごせます。

シアトルから来られたという日本人女性とお話をしていて、結局私は小一時間入っていました。


最後にもう一枚、ブルーラグーン。



いろんな意味でアイスランドは、イイ！

アイスランド３日目はヨーロッパ最大の氷河、ヴァトナヨークトルを目指しました。

最初の写真は氷河にかなり近くなってからの写真ですが、実は150ｋｍ手前から見えていました。

ヨーロッパ最大と言っても、所詮見ることが出来るのはほんの一部で、最大であろうがそうでなかろうがあまり関係ないですね。（笑）


実はオーストリアにも二つ氷河があるのですが、それらは山の中にあるため、万年雪なんだか氷河なんだか解らないという印象でしたが、アイスランドのこれはイメージ通りの氷河でした。


せっかく来たなら氷河の上を歩きたかったのですが、私が訪れたポイントは氷河にたどり着ける場所ではありませんでした。（もっとちゃんとたしかめましょう）


橋が落ちています。火山活動で一気に水かさが増した際に流されてしまったようです。

別のポイントへ行きましたが、これまたがけ崩れでたどり着けず。


でも、どちらも私以外誰一人いませんでした。こんな光景を目の前にすると、一人ぼっちと言うのもまたおつなもんです。


ちなみに２枚目、３枚目の写真は氷が青く見えます。対して４枚目の写真は白く見えます。曇り空の下では氷河は青く見えるということが解りました。
氷河の写真が曇り空が多いのはそういうわけなんですね。


さてアイスランドの地形はこのように突然大地が隆起したような場所が多いです。


これは氷河期から地球が温暖化していき、氷が溶けた際に氷という「重し」が無くなって隆起したとのことです。今なお多くの氷河を有するアイスランドは水源が豊富で、数多くの川が存在します。この地形と川とくれば答えはこれです。


まるでSF映画の世界のような滝があちこちにありました。

地形もまた他の惑星のようです。



この牛たちは、地球外生命体かもしれません。（笑）

アイスランドの首都レイキャヴィクから日帰りツアーが組める距離に3つの有名な観光地があります。それは「ゴールデンサークル」と呼ばれています。


シンクヴェトリル国立公園
地球の割れ目、ギャオがある場所と言うところで、そこを歩けるということですが、実施にはあまり地球が割れた感を覚えません。
これは後に、「私版アイスランドの走りかた」を挙げたいと思っていますが、地球が割れてる感は、飛行機の上からの方が実感できます。

でも景色は素晴らしいです。







次は、間欠泉ゲイシールなんですが、最近ゲイシールさんは休暇中だそうです。この近辺にはいくつもの吹き出し口がありますが、この日私が見たのはこれ。
シャッターミスではありません。これが最大です。



そんなこんなで、しょんぼりしながらグルンドフォスへ
面白いのは、看板の案内通り駐車場に停めるも、滝のある気配が全くありません。



しかしこの建物の左側に歩いていく人々についていくと・・・


そうか！上じゃなくて下か―！！
滝は2段になっています。一段目は大地が陥没したんでしょうか。
そして、2段目は


これこそ地球が割れちゃったんでしょうね。


全く関係ありませんが、夏場乗馬トレッキングができるようです。
しかしこの時は風が強くてかなり寒い。お馬さんも固まってました。




私の旅行は計画、および行動が適当なので、この後宿まで250ｋｍ走ることとなりました。


計画と、それに沿った実践は重要です！！

いや、油断してました。

ホテルで風呂上がりの一杯を飲みながら、今日の写真をチェックしていた時”何か忘れてる”ことに気付きました。そう、オーロラです。

そして部屋のカーテンを開けてみると、

空に緑色の帯！


急いで服を着て部屋を出ると、隣の部屋の方はちょうど帰って来たところのようでした。
そんなに前から出ていたのか！と後悔。


10分ほどでしたが、私も見ることができました。写真は15秒開放で撮影しました。カメラはＳ95です。

実際のオーロラはこれほど濃くは見えませんが、ＴＶ番組の高感度カメラの画像とは比べ物にならない美しさでした。

次の2枚は下の方が赤い光に変わり、それが上に向かってきらきら輝きながら光の筋を作っていました。
雲間から太陽光の筋がさす、あんな感じでした。






また、この時、北の空が非常に明るくなりました。ひょっとして北側ではもっととんでもないことになっていたのかもしれません。