ステアリングチルト調整

ステアリングを純正からMOMOにとりかえたのと、クイックリリースボスをつけたため、本来のステアリングの位置から距離が伸びたのでその分チルトの角度の影響も大きくなります。
現状自分の場合はチルトがアップすぎる感じでしたのでチルトをダウンさせます。
（チルト→ハンドルの傾きのこと。モビスパにはありませんが前後を調整できるテレスコピック機能がついた車両もあります）

まずはステアリングコラムカバーを外します。ココは下側の3箇所のタッピングビスを外してカバーが上下に割れます。
（写真は既に外したあとです）

そしてコラム部とフレームを固定しているナット2個を外します。こちらは右側。左側にもあります。

見えにくいですが今ソケットがはいっている部分のナットです。結構狭い位置なのでソケットレンチ＋エクステンドアダプタ必須です。自分は丁字ハンドルでやりました。

ナットはM8です。なのでM8のワッシャを買ってきます。自分は片側6枚入れるので１2枚買ってきました。
（M8ワッシャ１枚の厚さ1.6mm x 6枚=9.6mmのスペーサになります）

そしてこのワッシャをフレームとチルト固定部の間に挟むようにすればチルト角度が下がります。
はじめはカッコつけてアルミのカラーボスとかにしようかと思いましたがしないで正解でした。入れ込む隙間が狭いので１枚１枚ちびちびと入れていかないと入りません。

とまあ左右6枚づつ入れて終了。あとはボルトを締めて組み直すだけなので省略します。
ちなみにボルトナットの噛合もあるので６枚位が限度だと思います。６枚以上入れると雄ねじと雌ねじの噛合がなくなる為、強度的にやばいです。

あと無加工だとコラム下の配線蛇腹が内装と干渉します。自分も干渉している状態です。（写真はチルト調整一番下の状態）
ただ基本的にチルトは動かさない＆クイックリリースがあってステアリングが外せるのであまり問題ないと判断してそのままにしています。

あともう一点不具合が発生しました。スピードメーターが自分の頭の位置から見ると上側がハンドルで隠れます。まあ目線をずらせば見えるのとレーダーにOBDつけてるのでメーター表示は常にみえるので問題はありませんが・・・・

あとテレスコピックの他にさらにいいヤツになるとコラムの部分にメーターがついていてチルトを下げてもメーターも一緒に動くタイプもあった気がします。