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路上で自家用ナンバープレートのクラウンコンフォートを見掛ける機会が増えたように思います、こういったクルマは大体はタクシー会社の社用車なのですが近頃見掛けるのはおそらく個人所有の自家用車。

そして共通しているのは真面目そうな若い男性が運転している事です。


…タクシー上がりに乗るのが流行っているの？
ＬＰＧエンジンなので特有の維持の難しさはあると思いますがこのタイプのクルマを愛車にする理由は何？


それらをトラックの高い視点から見ているとその答えが判明しました。

『コラムＭＴ』

これが理由に違いない、とっくに絶滅したこの機構に若い人達は魅力を感じるのでしょう。

これを操作したいから部品供給の可能性が高いクラウンコンフォートが選ばれるのでしょう、なるほど納得です。


昔は当たり前だったコラムＭＴですが絶滅してしまって改めてその趣を感じます。



そういえばウチにもコラムＭＴ車ありました、せっかくだから久しぶりに夜のドライブしてみます。

朝晩は涼しくなってきましたが日中はまだ暑いので遠くにある標高の高い場所へ行こうと久しぶりに高速道路に乗りました。

こんな旧いトラックが高速道路を走るのはなかなか大変、構造上高速走行は極めて苦手です。
一応５速ギアはあります、普段ほとんど出番が無いのですがこんな時ばかりは活躍してもらいます。

とは言え現代のクルマのように容易く高速走行出来るはずもなく一番左の車線でタンクローリーの後ろを着いて行くのがやっとです。

時速１００キロが出ない訳ではありませんが１００キロ出すとエンジンが３０００回転で騒々しく、路面の繋ぎ目を乗り越える度に４つのサスペンションがそれぞれ好き勝手な動きをするので車体がまるで安定しません。
ちょっとねじった鉄の棒とちょっと反らせた鉄の板で作られたサスペンションは高速走行は不向きなのです。

そんな私を隣の車線を行くクルマ達が華麗に追い抜いて行きます。令和になった今では軽自動車やハイエースが追い越し車線を走っているのです。
昔では考えられない光景が見られます、技術の進歩は素晴らしい。過去に昭和の終わり頃のハイエース(ＬＨ６１Ｇだったかな？)を運転した事がありますが上級グレード故の豪華装備が災いして車重が重く加速の悪さに閉口しました、１００キロに到達するのに一体何分かかるんだと…

それが今のハイエースは追い越し車線を弾丸の様に突っ走れます、こんな時代になって私は嬉しい。


急ぎたい人は急いで、そうでない方はそれなりに走れるのが高速道路の良い部分だと思いました。

棚の奥から昔のガソリンスタンドの領収書が出てきました、１９９５年だそうです。例のカローラIIに乗っていた学生の頃です。

今では統合で消滅してしまったエッソのガソリンスタンド、レギュラー単価９３円です消費税も３パーセントです当時はこれが普通の価格です。

この領収書を専用のファイルで綴じて保存するのですが若い人はわっかるかなぁ〜わっかんねぇだろうなぁ〜…


調べてみたらこちらのガソリンスタンド現在も同じ場所で営業していました、千葉に行く機会はあまりありませんが久しぶりに赴いて給油してみたいと思いました。


最近以前にも増して昔の事ばかり思い出しています、現在が芳しくないからそうなるのかそれとも死期でも近くなったからなのか？

まあ、どちらでもいいですが早くガソリン安くなれと願う日々。