
最近のサーキット死亡事故のニュースを耳にし、考えるところあって私もHANS(ハンス Head and Neck Support)を導入することにしました。
【事のはじまり】
愛用のヘルメットBELL MAG-6には、たまたまHANSのアンカークリップを取り付ける穴(FIA8858-2002規格対応)が開いているので、HANSクリップを単品で買って自分で取り付けられないのだろうかと以前から考えていましたが、ショップの取り付けは一様に工賃\21,000(FIA公認ステッカー付き)でアライの一部のヘルメットしか対応しないとのことでした。
BELLのヘルメットをメーカー本国に送ってHANSクリップを取り付けてもらったという情報も目にしていたので、安価に取り付けるにはどうすればよいのか謎となっていました。
【ヒントを発見】
そんな時、みんカラのクレフさんのブログでHANSクリップの取り付け手順を説明する映像が紹介されているのを発見しました。それもBELLのヘルメットを使用しての実演ビデオです。これだ~♪
ビデオを見ていると特殊な工具は使用しておらず、FIA8858-2002規格のクリップだけ買えば自分で取り付けられそうではありませんか。
そこで、最近取引がある某レース用品店さんにヘルメット品番とクリップの適合を確認しましたら、
「適合しますが、取付にかなりコツが必要となりますので、あまりお勧めではありません。」との回答。
でも、コツをつかめば自分で取り付けできるんですよね。
これで全ての謎が解け、行動を開始することにしました。
【取り付けしました】
FIA8858-2002規格のHANSクリップはシュロス製を購入しました。写真の左側にある薄いナットをヘルメットの内装とボディの隙間に10mmのスパナを使い押しこんで、外側からワッシャを合わせアンカーボルトを締め込む手順です。
薄いナットを内部に押し込むのは、やはり力が要りました。やっとの思いで下の写真の状態まで
持ってきて、ナット中央の穴が見えた時はトンネルが開通した気分でちょっと興奮♪
アンカーボルトを仮締めしたところでHANS側ベルトの金具を取り付けようとしたら、うまくはまりません。バネワッシャが外側に出ているのが原因でした。(まぬけです。)バネワッシャは大小ワッシャ2枚の中間に挟むのが正解で、写真の状態は間違いです。
何とか完成しました。(^エ^)ノ
HANSはセール中で最安値だったStand21製 club 20°Mサイズを購入しました。
樹脂製で重量950g。ちょっと重い印象ですが、慣れることにします。(^エ^;
ベルトをアンカーに取り付け、こんな感じで使用します。
これを使用して走行してみましたら、思ったより邪魔にならないモノであることがわかりました。
これでちょっと安心ですが、好きな道楽で怪我をしないよう、これからも安全を最優先でドライブしていきたいと思います。
Posted at 2012/11/30 22:32:22 | |
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