
ティプトロ車でサーキットを走っている方は少なく、マイナーな話題ですが、少しお付き合い下さい。
スポーツ走行中、FSWの100Rなんぞでお尻が流れると、修行が足りない私はパニックになってステアリングにしがみ付いてしまうのですが、そのような時にティプトロニックSの「+ボタン」に触れてしまう事が多いようで、低いギアで加速したいのに、意図しないシフトアップが発生することが頻繁に発生していました。
タイムは落ちてしまうし、駆動力が抜けるので、これが結構恐ろしいのです。
要はステアリングにあるティプトロニックSのスイッチを無効にして、シフトレバーの操作のみ有効にすればOKなのですが、ステアリングを取り替えるのは気が進まないし、ワインディングロードを楽しむ時はこのスイッチを積極的に使っていますので、サーキット走行の時だけスイッチを無効にする方法を探っていました。
いろいろ考えましたが、配線を殺す方法はPCの意見で却下、スイッチが動かないようにシムを入れる方法も、スイッチが常時押されている状態に陥るようでNG、後は、テープ状のモノを巻きつけて固定する方法ですが、テープを剥がすと糊でベタベタなんてことになりそうで、打つ手がなく困っておりました。
そんな時、某スーパーで偶然見つけた、この
「自己融着テープ」が全てを解決してくれました。

水道管の補修、テニスラケットや野球バットのグリップテープに使う製品らしいのですが、テープを引き伸ばしてから巻きつけることで、テープ同士が融着して強固に巻くことができ、糊を使用していないのでベタベタや塗装を痛めることもありません。
サーキット走行の前日、こんな感じで巻くことができました。つや消しで目立たないのがGoodです。

これでスイッチはキッチリ固定され+側にも-側にも動きません。その効果あって、前回の走行では「意図しないシフトアップ」は一度も発生しませんでした。走行終了後にテープを剥がす時も、隙間にハサミを入れると簡単に除去できました。
このテープ、その他の用途にもいろいろと応用が利いて重宝しそうです。(^エ^)b
Posted at 2013/01/31 19:37:43 | |
トラックバック(0) |
ポルシェ | クルマ