
最近のブログで何度も訴えていますが、新戦闘機の加速が緩慢でFSWのストレートで6速に入りません。
シフトアップ後に再びレブ付近まで回転が上がるのにえらく時間がかかっています。
それに比べ、993系のクルマにお乗りのみん友の皆さんのオンボード映像を見ていると明らかに回転の上がりが速いのです。軽量化やライトチューンの効果を差引いても違い過ぎると思いました。
そこで911Daysのバックナンバーを参考にお勉強したところ、これは
重いダブルマスフライホイールが使われているからに違いない!という結論に達しました。
比較した皆さんの車両のスペックを興信所を使って(笑)調べると、全て
軽いシングルマスフライホイールへと交換されているようでした。
車両を購入する直前にクラッチのオーバーホールがされていたようですが、ハセテックさんに調べていただいたところ、残念ながらフライホイールの交換はされていなかったのが判りました。
シングルマスフライホイール、993ではRSクラブスポーツにのみ標準設定されており、RSでもダブルマスフライホイールなんだそうです。
今回、私のクルマにもシングルマスフライホイールを導入し、同時にRSクラッチに変更することにしました。現在、ハセテックさんに交換作業を依頼しています。

写真はシングルマスの重量を計測したもので5kg程度です。
ダブルマスはこの計りの目盛りが振り切るくらいで13kg以上はあるようです。

並べてみるとダブルマスはシングルマスの倍の厚さだし、持ち上げてみると「嫌がらせ」かと感じるほど重い物体でした。こんなモノを回すためにパワーが喰われているのですね。
エンジン回転の慣性が小さくなるので、低速走行時に多少ギクシャクするのかも知れませんが、それは我慢することにします。
今回の整備によってエンジンの回転は「カミソリ・レスポンス」に変化すると思いますが、それによって加速性能の向上が実現できるかは、今のところ何とも言えません。すべては今週末のテストで確かめたいと思います。
鋭いのは空ぶかしのレスポンスと回転落ちだけ・・・なんてことにならないことを祈るばかりです。
Posted at 2014/08/20 20:15:33 | |
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