
8月にスポーツ走行でクラッシュしてから
もうすぐ1ヶ月が過ぎようとしています。
当初はクルマのダメージを軽症と勘違いしていたので、「早く直して復帰するぞー!」などと、闘志を燃やしていたのです。
しかし板金屋さんの診断の結果、フレーム修正も含めた大掛かりな作業が必要で修復費用は軽く大台を超えてしまうとの連絡が・・・ 「ムンクの叫び」のようにひえーと青くなってしまった次第です。
フェンダー、バンパーについては変形がひどく、板金や補修で直すよりも新品パーツまたは程度の良い中古パーツに取替えする方が合理的とのことでした。
1点20万クラスの大物パーツはオークションなどを利用し自分が揃えることにして、純正新品で揃えた場合の6割強程度の費用に収まる見込みになりました。
それでも作業工賃と期間はまだまだ たっぷりと必要になるようで、クラッシュの代償は、大好きな993と離れて暮らす長く苦しい時間とたくさんのお金・・・なんですよね。
これからの人生でも忘れられない出来事になりそうです。
自分の思い通りの素晴らしいレスポンス(状況)が手に入った時、神様は私がそれを楽しみ続けることを許して下さいません。
思えば30年前、訳あって自分でオーバーホールしたL28改3Lエンジンのキャブセッティングが決まり
今までグズっていたエンジンがウソのように吹け上がったその日にS30Zを廃車にしてしまったことがありました。
クルマの失敗に限らず、最近そのような忘れかけていた「失敗した当時の心境」を思い出します。
そして失敗によって学んだ事が自分の財産であることに気付きます。
「タイムを出す事よりも無事にチェッカーを受けること」
「アンダー出たらブレーキを」
「サーキットよりも恐ろしい公道ではジェントルな運転を」
「あおられたら道を譲ってあげる・・・ その人は急いでいるのだ」
「お金は大事だよ」
「あたまとしっぽはくれてやれ」
「信頼を得ることが商売の基本」
「儲かっているうちに次の手を打て」
「何もかもが順調な人生などない」
「生きていればなんとかなる」
いろいろな言葉を自分に言い聞かせ仕事に打ち込んでいます。復活は11月末くらいでしょうか・・・。
Posted at 2014/09/19 14:58:32 | |
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