【2016.01.22 追記】 画像追加など
1/17(日)に開催された
「2016 FSW第9回新春おもいっきり7時間耐久レース」
NS1クラス(2700cc超のSタイヤを使用するナンバー付車両)に、HASETEC FSWファミリーBチームのドライバーの一員として参加してきました。
スタートドライバーに立候補
2010年の同レースを初めて見学し、2014年の同レースに初参加した自分は、2年振りの参加となる今回、無謀にも「スタートドライバー」に立候補してしまったのでした。
Bチームメンバー紹介
第1スティントは993Carrera 自分が担当します。
第2スティント担当 RUF RCT(964 tb) のTさん
この画像は大会公式ビデオ映像から拝借させていただきました。
第3スティント担当 993Carrera改ターボのこん吉さん
第4スティント担当 930 ClubSports のYさん
第5スティント担当 Lotus EXIGE の 木曜会N会長さん
33番グリッドってどこ?コース上で迷子に
スターティング・グリッドはエントリー順で、33番グリッドからスタートです。
初めて体験する憧れの「スタートドライバー」・・・ピットアウトして33番グリッドを探していたら、あったあった33の数字、でも何かへんな位置だぞ・・・??FSWファミリーの皆さんもいないし・・・
スタート前の緊張で舞い上がっていたのか、バイクかカート用の33番グリッドをそれと思い込んでクルマを着けてしまい、スターティング・グリッドで迷子になるという前代未聞のマヌケをやらかしてしまいました。
「ここは違いますよ」とアドバイス下さったお方、助かりました。
また、間違いの33番グリッドを少し通り過ぎた私のマシンを押し戻して欲しいという「私の見当違いのお願い」を快く請けて下さったチームの皆さん、本当に申し訳ありませんでした。
やっと間違いに気付いて、FSWファミリーが待つ「本物の33番グリッド」にマシンを着けたとき、スタート5分前を切っていたようです。

「ドライバー以外退去せよ」の笛が鳴り響く中、Yさんが身支度のお手伝いをして下さいました。
Oさん、写真撮影して下さり有難うございました。良い写真ばかりでしたよ。
そんな訳で、憧れのスタートドライバーは顔から火が出そうな気持ちでその時を迎えたのでした。
そしてスタート
幸いローリングスタートまでコースを2周走るルールとなっていましたのでスロー走行している間にザワついた気持ちは収まり、本当のスタートを迎えることができました。
イエローランプの点滅からグリーンランプが点灯し、いよいよスタートです。
スタートラインまでは前車を追い抜いてはいけないので、ある程度の間合いをとっていたのですが、アクセルを入れるタイミングが遅れるは、シフトアップが遅れレブに当たるは、最悪のスタートになってしまいました。
ファーストラップは絶対に無理をしないと心に決めていたものの、1コーナーからヘアピン前まで抜かれるは抜かれるは・・・アハハ。
オンボード映像をご覧下さい。ファーストラップでokatatsuさんの赤ドン号も登場します♪
後ろから迫る速いクルマはコーナーのインを空けて「どうぞどうぞ」、前を走る遅いクルマはリスクの少ないポイントで抜くという「安全運転」でラップを重ねます。給水装置「プラティパス」もうまく機能しました。
私が担当する第一スティントは90分の予定です。
満タンでスタートし、燃費計算では大丈夫のはずだったのですが、予定より燃費が悪かったようで、70分経過したあたりで燃料計のワーニングランプの点灯を確認し、もう少し走れそうでしたが大事をとって78分経過時点でピットインです。
12分のショートとなってしまいましたが、結果は1時間走行時点でクラス2位と、細く長く安全運転した成果を得ることができました。
いいんですか?フィニッシュドライバーも・・・
Bチームは快調にラップを重ねています。
第2スティント担当 RUF RCT(964 tb) のTさんは、私のショートした分まで走って下さり、オンタイムで第3スティントのこん吉さんにタスキを渡して下さいました。速いしさすがです。
第3スティント担当 993Carrera改ターボのこん吉さんも好タイムで快調にラップを重ね、セーフティーカーが入った絶妙のタイミングでピットイン。
第4スティント担当 930 ClubSports のYさんも貴重なお宝マシンに鞭を入れ好タイムで長いスティントを務めて下さいました。
5時間を経過した時点で予定よりも燃費が厳しいと判断し、状況を見て第6スティントを設けることになりました。
そしてレース終盤、猛プッシュで好位置を保って下さった第5スティントのN会長さんが燃料切れ近くなり
大事をとってピットインされたため、成り行きですが、最終スティントすなわちフィニッシュドライバーも自分が務めることになりました。いいんでしょうか・・・(嬉)
チェッカーフラッグを受ける
最終スティントも「安全運転」で務めます。よく抜かれています。
電光掲示板の時計が7時間を超えたのを確認し最終ラップへ。
とにかく無事にチェッカーを受けることを目指しマシンを走らせ無事にフィニッシュすることができました。
ピットに戻ると、HASETEC FSWファミリーの皆さんが拍手で迎えて下さいました。
もうウルウルです。無事完走。これが一番です。
チェッカーを受けたAチームKさんのRUF THR と記念撮影
オイシイところばかりいただいてしまった7耐の結果は
NS1クラス 13チーム中、 HASETEC FSWファミリーAチームが クラス2位(総合14位)、Bチームがクラス4位(総合21位) となりました。
Bチームのクラス4位は昨年に並ぶ成績で、私が前回出走した2014年の7位よりも好成績となりました。
皆さん、お疲れ様でした
HASETEC FSWファミリーの皆さん、たいへんお世話になりました。
HASETEC長谷川社長さん、朝のお忙しい中、リアフェンダーの緩みを直していただき有難うございました。
Aチームの皆さん、クラス2位入賞(凄い!)おめでとうございます。
Bチームの皆さん、私の作成した拙い走行予定オーダーに協力していただき有難うございました。
自分ばかりオイシイところをいただいてしまって恐縮です。

レース後のミーティングでは、Aチームが獲得した賞品のお裾分けを頂戴し、ヨメへの土産が確保できたと、降り出した雨の中(翌日は雪でスポーツ走行中止でした) 気分よく帰宅することができました。
最後になりましたが、レースに参加された皆さん、主催者 大沼プランニングおよび関連スタッフの皆さん、お疲れ様でした。天候にも恵まれ良いイベントになりましたね。来年もよろしくお願いします。