
富士スピードウェイで開催されたidlers Games(アイドラーズ・ゲームス)のスプリントレース(9cup-2クラス)に参加してきました。
先週土曜日の練習からハンコックのSタイヤを投入し、
'95CarreraTipのタイムを上回る2分3秒台前半のベストタイムが出ましたので、気分よく当日を迎えていました。
にゃんたろうさん発見
鈴鹿で鬼のような好タイムを出しているにゃんたろうさんが9cup-1クラスにエントリーされていました。

基本ノーマルエンジンながら軽量化の済んだ993は富士でも1分58秒台を叩き出しているようです。
ドンガラ室内の金属部分をキレイにガンメタ塗装で仕上げてありました。
ロールバーの色も同系統でコーディネートしてあり、カッコ良いですね。

予選は貫禄の9cup-1クラス1位でしたね。最終結果を把握していませんが、たぶんクラス優勝されたと思います。おめでとうございます。
そもそも私が993でサーキットを走ろうと考えたのは、
にゃんたろうさんのブログに影響を受けたからなのです。彼は私の先生(勝手に思っております)であり目標です。
予選はクラス2位(というか1位タイ)
事前のイベント案内では予選の走行時間は25分間とあったので、少なくとも20分は走れると考え、低速走行で他車と間合いをとってクリアラップを作ろうとしていたのですが、何と10分経過時にチェッカーフラッグが振られてしまい、4秒台前半どまりでした。
これはダメだと思いましたが、リザルトを見るとまさかの9cup-2クラス2位(※)。総合27位でした。
※クラス1位の方と1000分の1秒まで一致する全くの同タイムなので1位タイなのですが、
どのような基準なのか私のグリッドが後ろでした。できればジャンケンで決めてほしかったです。
決勝のグリッドを下見
1月の7時間耐久レースで正しいスターディンググリッドを見つけられずコース上で迷子になった恥ずかしい経験をしてしまいましたので、今回は自分のスターティンググリッド27番グリッドがどこにあるのか下見に行きました。

ゴールラインから先の3つ目の左側ですね。7耐でもこれをやっておけばよかったです。
決勝スタートは失敗
自分のグリッドに正しく着けることができたのですが(当たり前か....)初めてのスタンディングスタートはやはり下手クソでした。
半クラッチが長かったし、1速のレブに当たってもアクセルを踏んづけているし、1コーナーまでにかなり抜かれました。
皆さん、本当にスタートが上手いです。圧倒されました。7耐でかなり走ったので、ダンゴ状態になる事に不安はそれほどなかったのですが、スプリントレースは雰囲気が全く違います。
スターティンググリッドが自分より後ろのクルマが、必ずしも自分よりも遅いというわけではありません。油断している暇はありません。
ラップマーカーにならない限りは譲る必要はないのでしょうが、後方からインを攻めてくるクルマを避ける走りをしてしまい順位を下げています。
残念ながら途中リタイヤ
順位が落ち着いてきたので同クラスの皆さんと競り合いながら走行を続けていました。
しかし、安全と判断してクリップに付こうとしたダンロップコーナーで追突されてしまいました。
アクシデントが発生したとき、ヨメさんの顔が浮かびました。また怒られる~!
レース中ゆえクルマのダメージを確かめることなどできません。オイル漏れでも発生していて、そのまま走行したら大迷惑なのでリタイアすることを決断しました。
スタートからアクシデント直前までのオンボード動画です。
いつも恐れていたこと
サーキットに通うようになってから、このような場面に遭遇することを想像し、いつも恐れていました。
自分に「許す」という事ができるのだろうかと....
また自分がミスを犯してしまったとき相手に許してもらえるのだろうかと....
クルマをセーフティーゾーンに停め、ヘルメットをかぶったまま当事者同士ガードレールの外に避難してレースが終わるまで待っているときは、相手ドライバーの方に何と言っていいのかわからなかったのですが、レース終了後、誠意ある謝罪に来て下さったので、サーキット走行のルールに則って「お互い様」とさせていただきました。
前向きに考えよう
苦いスプリントレースデビューとなってしまいましたが、レース中に刻むはずだったオドメーターの7ゾロ目がサーキットの空気圧調整所にクルマを停めたとき揃いました。生きて帰れてラッキーと思うことにします。

イベントに参加された皆さん、主催者・スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
多分ヨメにレースを禁止されると思いますが・・・、来年のFSWでもよろしくお願いします。
Posted at 2016/02/11 23:48:43 | |
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