※ペピータ [Pepita]とは?
アーリーな911のシート柄に採用されていた
「千鳥格子柄」のデザイン・素材を総称して
「ペピータ」と呼びます。
クラシックな雰囲気なのに、現代の911の
インテリアにも自然と溶け込んでしまう
不思議なデザインです。
タイトル画像は Classic FX社様 のサイトからお借りしています。
走行距離多めのGTSのインテリアにおいて、少々くたびれていた
バケットシートのインナークッションカバー(アルカンターラ素材)を
憧れのペピータ柄素材に交換するプロジェクトを行ないました。
これは、991型911R や、ポルシェ50周年記念モデルで採用された
ペピータ柄生地素材そのもの(ブラック×シルバー OEM品)で製作された
インナークッションカバーなんです。英国
Classic FX社の製品です。
素材のアップ画像はこんな感じです。
想像していたイメージよりも布の織り方に粗い凹凸があり、お尻が滑りません。
優れた耐久性を持ったシートファブリック専用素材です。
純正バケットシートはインナークッションがマジックテープで固定されている
だけなので、クッションカバーの交換作業はDIYで行なうことができます。
交換作業を行なう中、カバーパーツ部品の裁断・縫製ともに一流の技術を
感じることができました。

作業内容を整備手帳にまとめましたのでご覧下さい。
1ノーマルパーツ取り外し編 2スペシャルパーツ導入編
コックピットが明るい雰囲気になりました。
来たる夏に向けて「涼しい」イメージさえあります。

何よりも911Rで採用されたシートファブリック素材なので
ポルシェ好きにとって、これ以上のものを望む必要がありません。
シートに座っているだけで幸せを感じてしまいます。(^エ^)b

私のオーダーに対し、完璧な仕事をして下さった Classic FX社 様に感謝いたします。
Posted at 2024/06/01 00:01:15 | |
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