2016年10月19日
とある会社の方が、
「今年の新人の事故で駐車場でアクセルとブレーキを踏み間違えた事故が何件か起きてる。高齢者で反応が鈍ってるなわけでもないのになんなんやろ?」
数としては少ないですが、ちょくちょく見かけます。ニュースでは高齢者ばかり取り上げられますが、青年、中年でも起きることは起きてます。
実際にペダル踏み間違えた人の研修で、その人の足さばきを見ると、起こるべくして起こしてるのがわかってきました。
朦朧としてたり、飲酒してたりと正常じゃない場合は除きます。
多いパターンから。
①駐車場とか狭い場所、道路で発進するときとか切り返しをする時に必ずアクセルを踏む人。
②右足をアクセルに合わせてかかとを置く。ブレーキを踏む時はかかとはアクセルでつま先を左に傾けてブレーキな人。
①の場合、リバースでもドライブでもギアを入れたら、とりあえずアクセル。どんな駐車場でもアクセル。周りを見る前にアクセル。動くありき。
平地だとアクセルなしでも動きます。
常に足をブレーキに置いて、踏む、緩める、離すを繰り返してたら間違いは起きません。
って話をすると、
「上りの傾斜だと動かないやん」
「コインパーキングの板を乗り越える時はアクセル要るやんけ」
って答えが帰ってきます。僕の中では予定調和です。
その通り。
踏まないと動かない時はあります。
ただ、前提として、“踏むありき”な人と、“必要だから仕方なく踏む”人とは違います。
踏むありきな人が、段差を超えて勢いあまったり、飛び出しとかのイレギュラーに対して、
「あっ」
って踏ん張るとそこにはアクセル。
進む先は、壁か、電柱か、コンビニか、道路かちびっこかは神のみぞ知る。
②の場合はかかとがアクセル側。つま先がブレーキ。踏み外したり、滑ってしまいアクセルをドン。過去に雨の日の乗り出しで足が滑って立体駐車場の柱に車をめり込ませた人がいてました。
足はブレーキ。アクセルが要るとしてもすぐにブレーキに足。
歩くくらいのスピードでブレーキを使いながらクリープ以下のスピードで動かしてくれたらいいんですが…
予定調和その2
「みんなミッション車にしたらええねん」
この理屈を突き詰めると、
車を運転しなければいい。
になっちゃいます。
バビューン
ってバックにそんなに価値があるんでしょうか。
駐車場で車を斜めにして入庫の状態からアクセル有り無しで時間を計ったら平均して4秒しか変わりませんでした。
駐車場の事故、減って欲しいです。
Posted at 2016/10/19 19:10:46 | |
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