
昨日のネットのニュースで、
アラン ホールズワース 死去
ってのを見かけました。
マニアックですので。
自然の摂理とは言え、ベテランミュージシャンがどんどんあっちに逝っちゃいます。
虎は死んでも皮を残す
CDや映像で当時の演奏を聴けたり見れたりはしますがやっぱり寂しいもんです。
このギタリストの音を聞いたのはたしか、高校二年生くらい。
雑誌で当時好きだったギタリストがインタビューの中で影響を受けた人として紹介されてました。
バンド名、アルバム名ともにU.K.。
CDではなくLPでした。
国内盤もなく輸入盤。
奈良の田舎に輸入盤を扱ってる店はなく、1987年に関西初出店のタワーレコード京都店まで行きました。烏丸五条だったと思います。新京極とかの繁華街ではなく、無機質にビルが立ち並ぶとこ。
んで買ったのがこのアルバム。
他にもなにか買ったように思いますが覚えてません。
レアなレコードがいっぱいありすぎて、ここに住むか、店員になりたい!
って思ったくらい。
高校生が片道1時間かけて輸入盤のレコードを買う。
マニアックでした。
帰りの電車で、当時あるあるですが、袋からLPジャケットを取り出して、眺めて、どんな音なんだろ?そんなにすごいギタリストなんだろか?
なんて妄想をしながら気付けば降りる駅。
帰ってすぐにビニール袋から取り出してターンテーブルに。
ハードロックばかり聞いてた僕の常識を覆す音が溢れました。
だってプログレってジャンルも知らず、キングクリムゾンも知らないウブな高校生。
大変だ
変態だ
こんなフレーズ、聞いたことがない。
なんじゃこら
脳みそが歪む〜
膝がかっくんとなる変拍子。
気持ち悪い〜
ほんとに衝撃でした。
その後も何枚かCDを買いました。
後々で読んだ話ですが、エディ ヴァンヘレンがこの人の曲をコピーをしてて、どうしても弾けないフレーズがあったから、右手でフレットを押さえてズルをした。そこからライトハンド奏法ができたとかなんやら。
今日の行き帰りの曲は在りし日を偲んでアラン ホールズワースです。
Posted at 2017/04/18 18:48:21 | |
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音楽 | 日記