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2009年11月07日

試乗・ベントレーコンチネンタルGT

試乗・ベントレーコンチネンタルGT 今日は週末に相応しい穏やかな秋晴れの東京でありました。

今日はベントレーのフェアの招待状が届いておりましたので、青山のCORNESさんに御邪魔して参りました。残念ながら先日発表になったミュルザンヌは印刷物でしか見る事が出来ませんでしたが、コンチネンタル系の車種は勢揃いという内容の催しでありました。個人的には大好きなアルナージの姿がない事に時代の移り変わりと寂しさを感じました。

以前にコンチ系のサルーンモデルであるフライングスパーは何度か乗った事がありますがクーペモデルに乗るのはお初でありまして、いつものようにスペックを頭に入れますがW12のツインターボエンジンで560ps/6100rpmで重量が2390kgを6ATのフルタイム4WDで引っ張る文字通りの怪物です。

少し前だとこの重量は「うわ!重い!」となる重量でしたが、新型ジャガーXJの最上級モデルと同じ重量である事を考えるとベントレーとしては善戦しているのではないでしょうか。

もう走りに関してはここで申し上げるまでもなく何も文句の付け様がない程素晴らしい車です。猛々しくもジェントルであり、それを受け止めるシャーシもブレーキも充分過ぎる程の内容を持っています。そしてこの車にとって走り以上に重要な「ベントレーの世界観」の演出はドアを開ける所から始まっていて、自分が今何に乗っているかが常に理解出来る車です。ただ従来のアルナージを正調ベントレーとするなら、このコンチネンタル系はどこかメルセデスAMGに近い走りを感じます。

ただ最近は色々な車の速さに慣れてしまったせいか、単純に速さならジャガーXFRのほうが衝撃的な速さだったように思います。従来のアルナージのエレガントな乗り味に比較すると、戦車のように重厚感のある走りなので少し違和感を感じる部分もありますが、こういう車のお客様の嗜好も変わりつつあるのかもしれません。

内外装は初期モデルに比べて一番進化した部分で、アルナージ系の専用カラーが選べるようになったり、ボディサイドのファインライン(ピンストライプ)が設定されたりと充実した様子でした。

そんな訳で実際にお金を払うとなるとまた別でしょうが、ブランドとモノのバランスを考えるとこの2300万円という価格は法外に思えない車だと思います。ただ個人的にはクーペは好きですが4ドアはやはりアルナージのほうが好ましい雰囲気を持っているように感じます。従来までのハンドメイドに近い手のかかる製造過程はかなり簡略化されていると思いますが、先日発表されたミュルザンヌがこのコンチ系の4WDではなくFRの2WDで登場するという事は、コンチ系とは全然違う感じに仕上がっているのかが気になります。それが分かるのは来春になるようです。

この後、もう一台試乗が続いたのですが、続きはまたご報告致します。
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Posted at 2009/11/07 20:49:55

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この記事へのコメント

2009年11月7日 21:09
これはまた随分と洗練されてきましたね。コンチGTやフラスパ系は今までのベントレーラインからした全くのVW量産ラインと言った感じですから独逸テイストを感じられたのは正解かもしれませんね。そのお陰でコンチGTのような性能でも2300万と言う安価(コーチビネダー製作の先代コンチに比べて)な価格設定で販売台数を伸ばしてますからね。やはり仰るようにアルナージが最後のベントレーなんでしょうね~。やっぱり品質が安定したレッドレーベル以降の車両が良いですね。私もアルナージ欲しいです・・・遠い目
コメントへの返答
2009年11月7日 21:26
恐らく工芸品のようなベントレーはアルナージが最後のようです。細かい事を言うとアルナージのドアガラスのクローム製サッシュは一枚もので継ぎ目がありませんが、フラスパのサイドモールは普通の車と同じ位置に継ぎ目があります。

ただこのコンチ系も初期モデルに比べれば内装の作りが良くなって来てはいます。VWが「ベントレーとは何か」を少しずつ掴んでは来ている証拠だとは思いますが、残念ながら旧来のベントレーの顧客の嗜好よりも新規ユーザー受けを意識している事がAMGのような走りからも分かります。

アルナージ最終の「エイト」というモデル、本当に欲しかったです…
2009年11月7日 21:27
あら!
そちらに行かれてましたか!!

両天秤にかけてSLSに行きましたっす
いつかお会い出来そうですね(っ´▽`)っ

コンチGT系面白いですよね!
でも重力の壁に気が付いて・・・

僕もアルナージが良い味出してるな~って思うようになっちゃいました・・・
コメントへの返答
2009年11月7日 21:32
はい。今日はこちらに出没しておりました♪

物理的に重力の壁はこのクラスでは避けられないと思います。ならばその壁を認めた上に成り立っていたアルナージのほうが好ましいような気がするのです。

アルナージ、意外に軽いタッチが純英国車を感じます。
2009年11月7日 22:30
こんばんは。

ベントレーですかぁ。
やはりベントレーと言えばアルナージと思いますが、時代はコンチネンタルですかね。

雰囲気は、コンチネンタルとは言ってもやはり別格のように感じます。
あの独特の雰囲気は、ベンツやBMWとはまた違ったものですよね。

パワーは十二分にありますが、車重とギア比の関係か、あまり俊敏な印象は無いですね。
どことなく重々しく、それでいて怒涛の加速を維持すると言った感じでしょうか?

でも、車に対してリーズナブルな価格設定もあって、結構売れているそうですね。
と言っても、僕には無縁ですが・・・。

で、もう一台?
次回のブログを楽しみにさせていただきます♪
コメントへの返答
2009年11月7日 23:11
こんばんは。

このコンチ系が主流になった事で、かなり販売には貢献したのではないかと思います。

やはり中に入った時の「特別なモノ感」はFセグメントの量産車とは違うものがありますね。

例えばAMGって私的には「直線番長」という感じがするのですが、そういった所が多少共通項があるように思いました。

都心を走っていると、このコンチ系ベントレーを見かけない日はありません。という事は多くの人がこのコストバリューに魅力を感じたのでしょうね。

もう一台はやはり同じような環境の車です♪
2009年11月7日 22:53
コンチ・フライングスパーは友人も乗っておりますが、慣れるとベントレーを忘れるそうです(笑。とはいえ性能&仕上げ等を考えると、値段設定の妙を感じずにはおれません。

私見ですが、このクラス(特に英国車)を選ぶこと自体、性能以外の要素が大きなウエイトを占めると思います。例えば“唯一無二”ともいえる伝統・存在感や乗り味…そんなものが備わってこそなのではないでしょうか。でもそれは単に“古き善き”といったものだけではないと思うし、最新技術は取り入れつつも乗れば「あ~、やっぱり○○○が作ったクルマだ」と思えればよいのではないかとも思います(と言いつつ、アルナージを選んでますが)。

ミュルサンヌ…期待しようではありませんか^^。
コメントへの返答
2009年11月7日 23:21
この車も間違いなく「スーパーカー」の部類に入ると思いますが、ブランドの価値、性能、価格とどれを取っても文句なしかもしれません。

仰る通りで、性能以外の情緒的な面こそが英国車の面目躍如という部分は今も昔も変わらないと思います。きっと変わったのはメーカーよりも買う側の嗜好のようにも思いますが、このコンチ系を買った人はほとんど他車からの乗り換えが多かったようです。そしてその人達はある意味「浮動票」ですが、その人達が次は何処に行くのかが興味深い所ですね。

4WDのシャーシを持たないミュルザンヌ、初めてVWがクラシックベントレーを翻訳したモデルなので興味あります♪
2009年11月7日 23:16
こんばんは♪

1kg=約1万円 ですね・・って冗談ですが(^_^;)


圧倒的な存在感ですね☆
コメントへの返答
2009年11月7日 23:24
こんばんは。

おお!そういう解釈も成り立ちますね!

とにかくどこを取っても最強の存在かもしれません。ただ思ったのですが、価格的にパナメーラターボと競合しますね。

2009年11月7日 23:17
一度は所有してみたいです。
これを買うなら、今の車庫環境から見直さないといけなそうですが・・・


どちらかといえば、アルナージの方が好きです。
コメントへの返答
2009年11月7日 23:28
こういう車を迎える為にはまずインフラ整備が必須となるのは間違いないと思います。

そして絶対的に入れない道が出てくるでしょうから、セカンドカーも必要でありましょう。

そしてその条件を満たした上での選択なら…

やはりアルナージに魅力を感じます。
2009年11月8日 0:43
ベントレーは、独特の雰囲気をもっていますよね♪

憧れの存在です。
しかしこのクラスになると周りの目がさらに気になりそうです。

このような高級車を値段で比較して買われる方は、少ないと思いますが、いつもS63とどちらがいいのかな!?と勝手に妄想しています。笑
コメントへの返答
2009年11月8日 7:26
ドアを開けて乗り込むと、紛れもないベントレーの世界観を感じます。そしてエンジンをスタートして走り出すとAMGのように走ります。

最近はコンチネンタル系の車種は他車と比較検討した上で買われる方が多いようです。ベントレーが下のクラスに降りて来た事と、競合他社もこの価格帯のモデルが増えてきた事によるものですが、このスタイルと独特の世界観よりも単純に「走り」だけ重点を置くならS63のほうが買った後のメンテナンスコストで優れています。

そしてディーラーで簡単な整備を行ってもベントレーは結構日数がかかります。
2009年11月8日 7:50
ベントレーですか~。

コンチネンタル、一度だけ中をのぞいたことがありますが・・・

やはり独特のオーラを持っていますよね~。
コメントへの返答
2009年11月8日 8:06
このベントレー、素直に見ればドイツ車と英国車のいいとこ取りという感じがしますが、やはりアルナージの世界観のほうが魅力的に感じてしまいます。

このコンチネンタル、10年後にはどのように見える車になるのでしょうね…
2009年11月8日 15:11
コンチネンタルGT試乗されましたか!羨ましい限りです♪
ベントレーのクーペ、一体どんな方が購入されるのか興味深いですね!

実は先週、外苑銀杏並木の様子を見に行ったついでに、暫くCORNESに出入りされる方を観察していました(汗)
平日の昼下がりでしたので30分ほど待っても出入りはなく、不発でしたが・・・
青山通りでマセやアストンなんかが通るのも楽しみにしていたのですが、こちらも不発。不況の影響ですかね・・・
ちなみに銀杏が黄金色になるのは、あと2週間は先になりそうですね~
コメントへの返答
2009年11月8日 15:59
試乗可能な車が用意されていたとは知らなかったのですが、良い経験をさせて頂きました。

このコンチネンタル系は他車からの乗り換えが多いそうです。

平日もここに出入りする人は比較的時間に自由の効く人が多いようで、実に不思議なディーラーさんであります!?

通常ここはマセラティも展示されているのですが、昨日はベントレー中心なので片付けられていました(泣)

外苑の銀杏並木、もう少しで見頃を迎えそうです。その頃になったら走って来たいものです♪
2009年11月8日 17:42
こんばんは。

ベントレーというと、ターボRTを連想しますが、コンチネンタルの方が中古車市場では多く占めています。個性的な外観なので、好みが分かれるところです。

私の場合は、ターボの形が印象深いです。

ディーラーへは、招待されて試乗されたのでしょうか?

コメントへの返答
2009年11月8日 19:26
こんばんは。

ターボRTというとSZ系ベントレーの最終モデルですが、この車も「正調ベントレー」と呼べると思います。このRT以前のターボRくらいになると、バブル期にベントレーの何たるかを理解していないユーザーが乗り倒した個体が多いのですが、RTが程度良好で流通していたら希少車です。

この催しは招待のみのクローズされたものです。

プロフィール

「昨日の小田和正さんの有明アリーナ公演に行って参りました。以前に比べれば公演時間は短くなってはいますが、その歌声は来月78歳のお誕生日を迎えるのが信じられない程に素晴らしいものがありました。」
何シテル?   08/08 08:05
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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