昨日の退院直後はある意味薄氷を踏む思いでありましたが、今朝はかなり落ち着いて日常を取り戻した感があります。
唯一日常と違う所は来週まで黒塗りのショーファー付きの車で移動する事になった所であります。
私などが黒塗りなんて100年早いのは重々承知の上ですが、とにかく体力の消耗が早い事と、ドライバーのみの派遣と車付きでの金額がそれほど違わないという事もあって使用する事にしました。
知人を通しての紹介でしたが、来た車は新型BMW750iLという非常に贅沢な車種で恐縮でございます!?
さて、この車は登場した際に自分でドライブしたことはありましたが、当然リアシートの視点で見るのは今回がお初でありますので、我がLS460との比較で考えてみたいと思います。
まず後席に居る限り、静粛性は何の不満もありません。単純な静粛性はレクサスLS460に軍配が上がりますが、BMWは良い音を僅かに聴かせる演出をしているようです。事実加速時にはとても素晴らしい音が仄かに聞こえて気持ち良く感じます。
乗り心地は好みの問題もあると思うので甲乙付けがたいのですが、LSの4輪エアサスに対しBMWはリアのみエアサスという仕様になっております。LSはソフトなエアサス特有の動きが特徴で、BMWは言われなければ気がつかないエアサスという感じでした。
よく電子制御サスペンションはハードとソフトの切り替えが可能となっていますが、この750は足回りのみならずオートマチックのシフトスケジュールまでを合わせて制御するシステムとなっているそうです。
「スポーツ+」「スポーツ」「ノーマル」「コンフォート」と4パターンですが、この車の個性を生かすのは「スポーツ」がベストのようです。「ノーマル」や「コンフォート」は発進の出足までが大人し過ぎるくらい穏やかな印象です。
そしてこれは現行車種には全て言える事ではあるのですが、価格を考えると内装の質感がもう少々良くてもと思ってしまいます。3代程前の7シリーズにはもっと有難味があったように思いますが、それはこの辺の部分が影響しているのではと思うのです。
今回は自分でドライブ出来ませんが、やはりショーファー付き需要がメインの750iLでも走りを諦めていないのがBMWでありました。その心地良い走りとロングボディーならではの長~いリアウィンドゥからの眺めは素晴らしいものがあります。
これで自身の体調が良ければ何の不満もないのですが…
まあ体調に問題がなければ自分で運転するのが一番ですが…
Posted at 2010/02/26 09:32:41 | |
トラックバック(0) | 日記