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大熊猫@のブログ一覧

2012年04月29日 イイね!

趣味の車を選ぶと…

以前から趣味性重視で実用性を無視した車が欲しいというお話は何度も書いたとおりです。

しかし周辺環境がこうした車を買う事への拒否反応(メインは家族ですが…)が強く、他にも様々な要素が絡まって実行に移せない状況が続いておりました。しかし先日のフェラーリFFの試乗で少しずつ態度が軟化した事で、ある程度は外堀を埋める事が出来たような感もあります。あとは自分の中で我が家の喪が明けたあたりでの購入が許されるのかなという空気感を感じております。

まずは今乗っている車は継続の方向で行きます。レクサスLSも最新のGSに比べれば旧来のセルシオのネガな影を引きずる部分はありますが、実用車としては依然高水準にあると思います。今年ビッグマイナーが予定されていますが、そのままあと5年は生産されるという噂であります。

そしてジャガーXJですが、このX350に関しては賛否両論あるようです。が、嘗てのヘリティッジと車の出来のバランスを考えると私的には最高のジャガーであると思います。

以上の事を踏まえた上で、さて何を選ぶかという本題に入りますが、今度購入する車は、恐らく20年くらいは乗り続ける事が前提となり、そうなると自分が60歳になるまで付き合う事になります。それを考えると必然的に新車で買える車となります。私的に車もペット的な要素があり、例えば子犬から育てるのといきなり成犬を飼うのでは意味が違うように思うのです。

そこで候補に残った3モデルは…

マセラティのグランカブリオです。これほど「粋」を感じるオープンはありません。この車ならボディはシャンパンゴールドにバーガンディのソフトトップ、内装色はタンで決まりです。

次はフェラーリ・カリフォルニアです。

今や矢継ぎ早でニューモデルが登場したフェラーリの中ではこのモデルが一番前のモデルになってしまいましたが、改めて乗ってみると「大人のフェラーリ」であります。もちろん何度も申し上げているように458シリーズは素晴らしい車なのですが、自分にはここまでのレーシーさは持て余す危惧もあります。晴天のオープン時に心の底から空の広さを感じるのはスパイダーではなくカリフォルニアでありました。この車ならクラシックモデルの復刻カラーのアイボリー(特注で100万円とか…)で、これまた内装はタンか焦げ茶にアイボリーのパイピングです。

そして大穴ですが…

ベントレーのコンチネンタルGTCです。こちらは最近V8モデルが登場して好評なようですが、問題はW12モデルに比べると内装カラーの選択の余地が少なくなる事です。この車ならブリティッシュレーシンググリーンのボディでベージュのソフトトップ、内装はまたまたタンで決まりです。

正直これまで色々な車の中から、どれを選ぶべきか迷っていた感もあります。が、自分のあと20年のライフスタイルを考えた上で残ったのがこの3台であります。この3台の中から絞るのもまた難しい作業にはなりますが、もう少し考えてみたいと思います。

なぜなら、車の楽しみはこうした購入前から既に始まっているのですから。
Posted at 2012/04/29 11:27:00 | コメント(8) | トラックバック(0) | クルマ
2012年04月24日 イイね!

プリウスを買ってみました

それが良い事か否かは別にして、この世の中では本音と建前の部分を上手に混在させる事こそが「世渡り上手」と言われるような気がします。

車選びに関しても、本音の部分で自分の本当に欲するものを選択出来る環境下の方はごく僅かなように思いますが、今日は仕事の車のお話ですので「建前」の部分でのチョイスと申しましょうか…

今年の初めに購入したオレンジ色のNEWマーチですが、納車以来快調に日々の業務をこなし、何故か女性社員からは「キャリーちゃん」なる名前まで付けられるまでになりました。

ウチでは用途によって大小の営業車があるのですが、その「中」を今回プリウスに入替えて、本日納車の運びとなりました。

プリウスの中でもGツーリングと呼ばれるグレードで、パールホワイトにブラウン系の内装を合わせてみました。このグレードは17インチタイヤ&ホイールが装着されていますが、このほうが単純にカッコ良いので選んでみました。

よくありがちな一番下の営業用グレードも検討しましたが、やはり営業車然とした車は残念ながら大切にされないケースが多く、今回も敢えて通常のグレードのものを購入しました。

今や多くの企業さんがエコを前面に出す為にハイブリッドカーを営業車に選択するケースが増えています。ウチとしては初のハイブリッドカーなのですが、ただ単にイメージ先行だけでなく、実際のコストパフォーマンスも含めた意味で観察してみたいと思います。
Posted at 2012/04/24 14:12:49 | コメント(6) | トラックバック(0) | クルマ
2012年04月21日 イイね!

「終活」とは…

去年から今年にかけて、近しい人が亡くなられてお見送りの機会が多く、明日もまた告別式が入っております。これは自分自身の歳が上がった事も関係があるのでしょうが、それもまた残った者の勤めと言う事が出来ると思います。

先日、我が家の葬儀の際、母と同じ歳の方が「わたしもそろそろ『終活』に入らないと…」と笑いながら仰いました。この読みは勿論「しゅうかつ」で正解なのですが、所謂しゅうかつと言うと多くの方は就職活動の意での「就活」を連想される方が大半なのではと思います。最近は「就活」や「婚活」など何でも「活動」になるのかと複雑な思いを持ちました。

「終活」…文字通り自身の人生の終焉を迎える為の準備段階で、身辺整理や遺言の作成なども含まれるのだろうと思います。確かに何も準備が無いままに死を迎えるより、自分自身も物心両面で安心出来るだろうとは思います。しかし、もし自分がその状況になった時、どれだけ冷静な判断が出来るかを考えると甚だ自身が持てないのであります。

我が家は決して長寿の家系ではないので、恐らく今年41歳を迎える私も人生の折り返し地点は既に過ぎているように思います。勿論私自身が終活を切実に考えるのはまだまだ先の事になりますが、違う意味で人生の終焉をぼんやりと考える事には、人間の持つ際限なき欲望を色々な意味で抑える効果があるように思います。

豊臣秀吉の辞世の句に「露と落ち露と消えにし我が身かな 浪速のことは夢のまた夢」という句があります。この場合の浪速とは現世を意味するのでしょうが、成り上がって栄華を極めた者も、終焉を迎える時はこうした心境になるものかと感慨のある句ではないでしょうか。

自分自身もまた今回の件で色々考えるところもありますが、ここ最近は高齢の近親者の皆さんから「私の最後はあんたに見て貰おう」と言われる事が増えました。勿論出来る範囲で皆さんのお気持ちに応えるようにはしたいと思っているのですが、その日が一日でも遠い未来になる事を願って止みません。

「終活」も大切ですが、末永くお元気で過ごされる事が周りの人にとっても一番なのですから。
Posted at 2012/04/21 09:18:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2012年04月20日 イイね!

つまらない車…

お蔭様で私自身、一年の間に大から小まで色々な車に乗る機会があります。そして毎回思う事は、その一台一台に個性があって、ネガな面とプラスの面の両方を秤にかけて、少しでもプラスの面が勝っていたら良しとする事を心掛けております。

今までここで書いた車の全ては充分に楽しいドライブを提供してくれる車ばかりでありましたが、先日乗る機会のあった車に関しては運転が面白くもおかしくもない「早く目的地に着かないかな…」と考えてしまう程に凡庸な車であったのでした。

あまり悪く書きたくは無いのですが、その車は某国内メーカー2リッターFFセダンの先代モデルで、スポーティーなパックになっていて少し太めのタイヤ&マフラーとハードな足回りを持っておりました。

さて、乗ってみると低速域のトルクが無く、本来実用車であるにも関わらずに異様な高回転型に設定されています。更にブレーキの印象も最初はドイツ車的な剛性を思わせる踏力が必要なタイプかと思いましたが、その割に制動距離が長くてよく性格が分からないブレーキでした。

ハードな設定の足回りもただ硬いだけで、路面の凹凸を拾っても突っ張るだけの「仕事をしない足回り」という印象のものでした。スポーティーな足とは、硬さだけではなく、いかに収束が速くて次の動作に移れるかが大切だと思うのですが…

このメーカー、嘗ては独創的な車を沢山世に出していましたが、いつの間にか「売れそうな車」だけを作る理念を持たないメーカーに変容してしまったようです。車を降りてタイヤを見たらBSポテンザの上級グレードを履いていましたが、正直この程度の車でこんなにランニングコストの高いパーツを使う事にどれほどの意味があるのか疑問であります。

様々な御意見を承知で申し上げれば、日本人くらい外部の情報に流され易い民族は珍しいと思っております。それは嘗て時代の歯車が狂った不幸な時代のシビリアンコントロールを見ても明らかな事で、昨今でも選挙の度、議席を左右するのは政党や候補者の訴えるイデオロギーではなくマスコミの煽動が鍵を握っているといっても過言では無いように思います。そんなマスコミが数年前に提灯持ちをして誕生した民主党政権を、今度はしたり顔で批判する報道を見る度に「あんた方にも責任があるのでは…」と考える方も少なくないのではと思うのです。

件の車ですが、恐らく各社の開発を担っている方は「車にとって何が大切か」を痛いほどに理解している方ばかりなのでしょう。が、この車だけは建前の部分が先行して、完成してみたらチグハグな車になってしまったというのが本音の部分だと思いました。

私はある意味でユーザーを教育するのはメーカーの役割も非常に重いように考えます。昨今自動車が白物家電と同列の夢を持たない存在に成り下がった原因の一端は、マーケティング至上主義で建前を優先した車を世に送り出したメーカーの責任もありますが、安価で立派に見えて、広くて速そうな車を求めたユーザーにも問題があるのではないでしょうか。

特殊なケースを除き、ひとりの人が一生で何台の車を買うかを考えると、そう多くはないように思います。その意味をメーカーもユーザーも深く考えるべきという事を考えさせられた一件でありました。
Posted at 2012/04/20 09:31:48 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2012年04月16日 イイね!

フェラーリFF&458スパイダーに乗ってみた

フェラーリFF&458スパイダーに乗ってみたここを御覧の多くの方は、何らかのカタチで趣味人の方が多いのではと思います。そして私が気になるのは、その趣味は周囲に受け容れられているか否かの点にあります。

「俺はそんなの関係ねーぜ!」というロックな方は羨ましい限りなのでありますが、多くの場合は人に理解されないものこそが趣味と言えるような気がします。
かく申す私自身もそんな一人でありまして、スポーツカーというものに理解の無い奥さんに四苦八苦している最中であります。

そこで先ずは「百聞は一見にしかず」という訳で、現物に触れさせる事こそが一番の早道という事もあって、予約制で行われた三越自動車部のフェラーリ試乗会に出かけて参りました。この催しはイタリア展の一環で行われ、カリフォルニア、458スパイダー、FFの三車種を用意するという贅沢な企画でありました。

まずは朝の開店直後に458スパイダーに乗ってみましたが、以前に乗った458イタリアと同様の車でありますので、サクッと走ってみました。やはり現状で考えると一点の非の打ち所も無い素晴らしい車でありますが、サーキット等ハードな走行の機会が少なければスパイダーを選ぶべきと思いました。それはやはり「音」でありまして、この快音とより一体になれるスパイダーの真価を改めて確認しました。

次はFFですが、この車のサイズは全長4907mm、全幅1953mm、全高1379mm、ホイールベース2949mmという全幅が広い以外はメルセデスのEクラスあたりと同様のサイズを持ち、4WDでありながらセンターデフのない「4RM」というシステムのお陰で車重1790kgという重量に留まっています。そこに合わさる心臓はV12の6.3Lで660psという無敵のユニットで、最高速335km/hで0-100は3.7秒という文字通りのスーパーカーです。

まずは大きなドアを開けて乗り込むと、458のレーシーな雰囲気とはまた違う上質な空間が広がります。ポルトローナフラウ製のレザーの発色の良さは毎回感心しますが、これぞイタリアメイドの魅力なのでしょう。新型ベントレーコンチネンタルGTと同様に電動で前に出てくるシートベルトを締め、シリンダーに差し込んだキーを捻ってステアリングセンターの赤いボタンと押すとV12は目を覚まします。

右側のパドルでインジケーター内の表示が「1」になった事を確認してソロソロと発進します。既にこの辺りで458シリーズとは異なるキャラクターを意識しますが、まるでサルーンのような静寂さです。

中央通りに出て、シグナルが青に変わった時にこの車が跳ね馬をエンブレムに持つ特別な存在である事に改めて気付きます。更に回転を上げると、458シリーズよりもF1に近い高らかなエンジンサウンドを奏で始めます。よく「フェラーリはV12に限る」と耳にしますが、その最大の理由はここにあるのではと思う程に素晴らしい音です。そして低速では静寂を保ち、現在生産されているV12エンジンの中にあっても肌理の細かさはピカイチです。
昨今ではシリンダー数を減らして過給でパワーを稼ぐユニットが増えました。確かに効率の面から過給技術の向上で不足を感じる車はありません。しかしこうした出来の良い大排気量の自然吸気エンジンに乗ると、実に気持ちの良いものです。

乗り心地に関しても458のレーシーな硬さではないものの、これまたサルーンも顔負けなほどに快適です。この大パワーをコントロールする上で、ある程度の電子制御デバイスが顔を出す事もありますが、その介入のタイミングが実に自然なところも好印象です。このFF、とにかく走りに関して死角がありません。1950mmの全幅も、運転して10分程度で慣れて来ます。
少なくとも車両感覚の掴み易さはポルシェパナメーラより上だと思われます。

私的に発表直後はこのスタイルに多少違和感を持ちました。が、嘗て英国の貴族が狩猟用に既存のクーペを改造して作ったシューティングブレークと考えれば納得出来ます。きっとコレのルーフにスキー板を載せて雪道にGo!という使い方も大いにアリでしょう。

さて、今回の奥さんにフェラーリを実際に触れさせるという目的は充分に果たせたようです。どうもフェラーリに関してはネガな印象が強かったようですが、今回の試乗で内容も伴った存在である事でプラスの印象に変わったようです。4WDで12気筒で4座というとベントレーのコンチネンタルGTあたりが浮かんで来ます。価格や成り立ちも異なる2台ですが、このどちらかを選ぶとしたら…かなり難しい選択になりそうです。

最近ではコーンズの専売ではなくなったフェラーリですが、やはりこの車にはこのステッカーが素敵です!

コーンズさん、ありがとうございました。
Posted at 2012/04/16 14:29:31 | コメント(6) | トラックバック(0) | クルマ

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「この季節になるとコンビニの店頭からおでんが消えるのは仕方ないとして、何故中華まんが姿を消すのだろうか?

これは各コンビニで是非置いて欲しいです。お願いします。」
何シテル?   04/23 11:04
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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