クラシック・ベントレー再び

JDOC50回記念ミーティングでクラシック・ロールスロイス＆ベントレーの殿堂でありますワクイミュージアム様にお伺いした事はこちらでご報告しました通りですが、その記憶も覚めやらぬうちに今度はワクイミュージアム様が我が街・日本橋にやって来られました。

これは私がいつもお世話になっております日本橋三越さんのイベントで、ロールス・ロイスのファントムとベントレーのS3の展示即売会という事で、先日整備中でありましたベントレーS3との再会となりました。

さて、この個体ですが1962年製でありながらオリジナルの状態を忠実に再現すべく、実に数年と3500万円の費用を潤沢に掛けて仕上げた新車と言っても差し支えない史上最高のコンディションの個体です。

この個体のお値段は1050万円との事ですが、嘗てバブルの頃にニュージーランドでジャガー・マークⅡをレストアした個体を1500万円で販売されていた事を考えるとお買い得感はかなりのものだと思います。先日ミュージアムで実際にS3に試乗しましたが、このお上品な外観とは裏腹に豪快に走る事が出来ます。そのあたりはW.O.ベントレー氏のスポーツマインドの血統を強く感じる車に仕上がっています。

いつもこのクラシック・ベントレーを見る度に、「置く場所があれば欲しいなあ…」と思うのであります。