「化粧品だけは良いモノを使わないとダメ」
家族からよく言われる言葉なのですが、やはりあまりにも安い化粧品は肌に良くないという事なのでしょう。という理由から私は資生堂のデパート扱いレンジの化粧水&クリームを愛用しており、こちらは価格も中間レンジの無香料で気に入っています。
化粧品と同じかどうかは別として、カー用品店やホームセンターに行くとボディケア関係の商品の多さには「どれを使ったら良いのか分からない」という方も多いかと思います。私も20代の頃は手当たり次第にケミカル用品を使ってみましたが、使い方を誤らなければどれもそう悪い品物は無いように思います。但し「効き目が○か月持続!」とか長持ちを謳っている商品に関してはやや誇大気味な印象があり、むしろ効能が短い商品のほうが良い品物が多いような気がします。
例えば200円~300円程度で売っているスプレー式のタイヤワックスですが、これらは大抵油性なので吹き付けるだけでそこそこ長持ちはします。が、これを調子に乗って使っているとタイヤのサイドウォールの文字が溶けて来るなど悪影響が出てきます。基本タイヤワックスは水性のものを自分で塗るのがベストと考えます。自分の手を汚さないようなものは結局ダメなのです。
が、そんな油性のタイヤワックススプレーにも使い道があり、私も200円程度のものを買っています。
その使用目的はタイヤではなく、タイヤハウスの内側の艶出しにあります。

この部分は大抵黒いプラスチックでカバーされている車が多いのですが、このスプレー式のワックスを吹き付けてウェスで伸ばすように塗り広げます。それによって黒い艶が出て白っぽくなりません。

「でもタイヤが溶けて来るぐらいだからタイヤハウスも溶けるんじゃないの?」とお思いの方も居られると思います。実はこの狙いはその部分にあり、この作業を継続する事で確実に表面は溶けて来ます。で、その表面が一皮むけた状態になると白っぽくならずに汚れが付着し難い状態になります。
ホイールハウスの内側のカバーはゴムではないのでタイヤと違って劣化は心配ありません。
この部分に艶出しする効果はかなり高く、ボディが多少汚れていてもそこそこ綺麗に見せる事が可能です。そして夜間に対向車や後続車のライトが当たった時にこの部分が黒光りしているとカッコ良さが増すものです。

この車はタイヤとホイールハウスの隙間が狭いのですが、幸いにも私の掌が薄い為に何とか奥まで届きます。因みにタイヤに関してはバケツ石鹸で洗浄後に水性ワックスをスポンジで塗り広げた状態であります。
詰まるところ、こうしたケミカル用品は落としたい時に簡単に落ちるくらいのものが一番で、長持ちを意識して油分が強かったりすると表面の質感まで変えてしまうのでオススメ出来ません。マメに作業する事は面倒かも知れませんが、これこそが究極の自己満足と言えましょう。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2017/08/21 22:55:01