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イイね!
2022年01月23日

長く乗ることの理由


これは以前にも少し触れましたBOSEのCDステレオで、20年ほど前に購入して現在も我が家で愛用しています。

私はオーディオには全く詳しくないのですが、その当時はメタルとウォールナットの質感が気に入って購入しました。最近CDの挿入トレーの開閉が出来なくなりましたが、その部分をオーディオ専門の修理が可能な方に依頼して直す事が出来ました。

古いものなのでメーカーでの修理は不可能ではありますが、オーディオの世界はこうした機器の愛用者も多いようで同じ機種の修理事例はネットを見ると結構あったのが幸いしたようです。

オーディオを趣味にする方は、恐らく私よりも年代が上の方が大半で、ソースのダウンロードが当たり前になった若い世代の方はあまり感心の無い世界かと思います。

しかし色々調べてみると、同一機種の故障したジャンク状態のものが結構な値段で取引されているようで、やはり消耗品とは違う趣味のマーケットのものは潰しが効くのでありましょう。

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先日、ある方とお話している時に、「クラウンエステートはどうして20年以上乗っているのでしょう?多分買い替えるタイミングは幾らでもあったと思うのですが」と聞かれました。



その方は私が複数台所有という事は御存じない方なのですが、その問いに対して咄嗟に「特に不満も無く、車はこれで充分だから」というあまり面白味のない返答しか出来ませんでした。しかしながら後でよく考えてみると他にも色々な理由があるように思いました。

それはまず視界や取り回しの良さ、乗り心地、外観の大人しさ等々が、私の考える「クラウンとは何か」という理想像に忠実である事に他なりません。加えてこの年代の車は質感が今では信じられない程に高く、複雑な機構を採用していない為に故障に強いというメリットもあります。

ま、それに加えて頻繁に自分の持ち物を取り替えるのを極端に嫌う人間が乗っているというのもありますが、そこは理解されないと思うので敢えて触れませんが。

私の場合は自分の意志により新車購入した車に関しては、少なくとも10年は乗る事を前提に考えます。唯一例外はレクサスLS460の6年というのもありますが、こちらに関しては自分との相性が今一つ合わなかった事があります。更にこの手の車の宿命として、6年目を過ぎると中古車価格が下がるので妙なガラの悪いドレスアップ車が増えてくる事もあります。そこを我慢して15年を超えれば件のドレスアップ車は淘汰されて、オリジナル車の良さが出てくる場合もありますが、この車の場合は電子制御が多いので持ちこたえられるか否かが疑問でありました。

分かり易く言えば、初代のセルシオが30年を超えても健康体の個体を見掛けますが、そろそろ初期型のLS460を見掛けなくなっています。これはこの年代以降は「車は消耗品で短期間に買い替えるもの」という考え方の元に作られている訳で、そもそも長期の所有を前提に考えられていないと感じております。

それはレクサスだけの問題では無く、現代最高の工業製品であるロールスロイスにも消耗品の匂いを感じますし、実際に二世代前のベントレーコンチネンタルシリーズも街で見掛けるのが急激に少なくなったと思うのです。

長く乗る事が前提の場合、どんな車種でも複雑な機構を採用したものは避けたほうが安心と言えます。現行車種ではポルシェのドアが2枚のものは比較的大丈夫かなと思っておりますが、今から私がスポーツカーを購入しても車を活かすシチュエーションが想像出来ません。トドメは世間の論調がどうあれ、私自身は内燃機関が最高のものと考えている以上、「もう車は今のままで良いかな」という思いが数年前から強くなっています。

その代わりという訳ではありませんが、今一度ピアノを始めてグランドピアノの購入を検討しています。これは子供の頃からの夢で唯一実現していないもので、仮に自分自身が運転出来なくなっても付き合っていけるものは何だろう?と考えた結論であります。

去年から国内外のピアノメーカーのショールームを見て回っておりますが、果たしてそれはどのメーカーが良いのか?新品か中古か?色は?どの価格のものを買えば良いのか?等が全く未知数のもので、年内中には購入したいと思います。

個人的には国内製であればカワイ、海外製であればスタインウェイorベーゼンドルファーが気になります。
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Posted at 2022/01/23 19:15:18

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この記事へのコメント

2022年1月23日 22:06
毎日寒いですねー、特に朝晩は・・。

懐かしいです、このボーズのシステム・ステレオ。 確か、2001年の春に販売が始まったモデルだったかと。 画像を見ると、品番はWBS-1EX Ⅱでしょうか。(違っていたら失礼。) 
ボーズらしい、この時代に向けたとても良い品物だと思います。 音といい、造りといい、さすがボーズと言わせるだけの、説得力も訴求力もある品物です。

そうそう、少し脱線してしまいましたが、私も気に入って購入した車は最低10年は乗る事が前提ですので、昨今の車が悪いわけでなく、何か私の感性に合わず、なかなか次期購入の候補が少ないのが困りものです。 先の私のブログに書きました、故開高氏の「悠々と急げ。」を感じられる車が欲しいですね。

ピアノ、私は楽器は演奏できないので、うらやましい限りです。
コメントへの返答
2022年1月23日 23:50
朝晩、以前はドアtoドアで車を使う時はコート着なかったのですが、最近は寒くてコートが必需品であります。

いや~流石にご存じですね。
丁度2001年に購入したもので、20年超くらい使用しております。造りに関してはこれより上の機種と同等ですし、音質も手頃な割には角の丸い柔らかい音が出ます。

感性に合った車…今となっては実に難しい課題だと思います。電子制御が主流であってもアコースティックな味を再現した車があれば良いのですが、最近のはどれも最新オーディオと同じで角がある感じで好きになれません。

まだ先の話ではありますが、いつかは運転を諦める時が来る訳でして、その時の為に何か夢中になれるものを始めたいのが一番の理由です。相当なブランクがありますので、果たして如何なものか(笑)

2022年1月24日 0:02
カメラとオーディオに凝ると泥沼ですので、あえて避けております笑

僕の911は一応スポーツカーで、普段使いではないので生き残る可能性は高いですが、セダンだと通常は10年未満で乗り換える場合が多いでしょうね。その点でもジャガーって素晴らしいクルマですよね。

ビアノ、あれから進展はありませんか?木材を使って創られた楽器って、そこにあるだけで気分が和みます。
コメントへの返答
2022年1月24日 4:48
そのカメラとオーディオの泥沼に嵌ってしまったのが私の兄でしたので、恐ろしさはよく理解出来ます(笑)

結局は趣味の領域のものは長生きしますが、実用品としてのものは買換えが普通でしょうからね。

確かにジャガーみたいな趣味性を持ったセダンって少ないですからね。

ピアノはその後、2件ほどメーカーのショールームを見て来ました。何となくですが、その価格と内容が理解出来て来たように思います。
2022年1月24日 5:55
コメント失礼します。
クラウンワゴン、良いですよね。私も数十年前から、車の進化はここまでで良いのでは、と思っています。92年式のアルファロメオ・スパイダーに乗り続けて、今年30年になりました。充分楽しく車の流れをリード出来ます。尤も自分ではそれ程旧いクルマとは思ってないのですけれど(笑)。
コメントへの返答
2022年1月24日 16:39
こんにちは。

30年前と言えば、ある意味では車が一番良かった時代でして、その頃を頂点に徐々にコストダウンの影響が見え隠れするように思います。

最近のコンピューターや液晶ディスプレイ満載の車では、恐らく持っても10年くらいかなと思いますし、そうなると完全に消耗品としての考え方で、これの一体どこがエコなのか疑問に感じます。
2022年1月24日 19:33
こんばんは。

いつかは運転を諦める時が来て、その時に何か夢中になれるものを今から始めておく。
またまた、大熊猫@さんに人生の何たるかを教わった気がします
(感謝)

私も昨年末に90歳の義父を見送った際に、義父の愛車や愛用の品の最期を見て、自分もいずれ愛車との決別の時や自身で運転できなくなる時が来るのだなと、リアルに感じたので今回のブログには感じ入るものがありました。
同時に、体力、体調を含め健康体である今この時にしか体験出来ない愛車との時間を大切にしようと、心の底で思ったりしています。



コメントへの返答
2022年1月25日 5:02
おはようございます。

私の周りでも80歳を過ぎて、何の問題もなくポルシェを駆る方も居られますし、勿論末永く車と付き合える事を願うのは当然なのですが、残念ながら歳を重ねる上で不測の何かが無いとは言い切れません。

私の父の場合は60代で脳梗塞を発症し、それ以降の運転は出来なくなりました。運転好きでしたので、周りで見ている以上に本人的にもどかしい思いもあっただろうと推測します。

とにかく何をするにも体が健康でなくては難しい訳で、今後は体調管理が若いとき以上に重要だと思うのです。その上で自分の趣味の時間を少しでも長く持てる事を切に願うばかりであります。

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「今日が9連休の最終日でございます。

休みというものは2日でも9日でも短く感じるもので、このまま年末まであっと言う間に過ぎるのでしょう。この連休中は殆ど外出はしませんでしたが、休みなのに仕事の日と変わらない疲れを感じるのは不思議なものです。」
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東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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