「ダサい」という理由で車にステッカーを貼るのを毛嫌いする方も多いと思います。
知人の方でステッカーだけでなく「掃除の邪魔になる」という理由で車名のエンブレムまで除去する方も居られましたが、確かに余計なものは貼らないほうがすっきりと見えるのは確かです。
私は割とステッカーに関しては容認派でありまして、元々貼ってあるものはそのままですし、気に入ったものであれば貼る位置を考えた上で貼る事もあります。

エステートに貼ったネコ型のインターナショナルステッカー等は購入したくらいですし…

今は廃止されましたが、旧東京トヨペットのステッカーなどは将来バンパーの補修などを想定して予備を数枚持っています。

輸入車であればこうしたディーラーやインポーターのステッカーが貼られていますが、これは正規輸入車の証と言えるもので厳格に管理されているそうです。

で、かなり前に抽斗から見つけたJAFの永年継続会員向けのカーバッジもエステートに付けたら昭和っぽい感じで似合っていたのでそのまま付けています。
更にこのバッジと一緒に保管されていたステッカーがあり、これは会員期間によって色が違うとの事で、何と父の代からの継続で会員期間が50年のものがありました。

そんな訳でこちらはジャガーに貼ってみました。

光が当たると周りがオーロラカラーに反射するようです。
私も何も貼らないほうがカッコいいというご意見はごもっともだと思います。
特に輸入車の場合はそれを強く感じる事も事実であります。
が、そもそも日本のナンバープレートを付けた段階で車のデザインがぶち壊しというご意見もあり、もっと言えば先日書いた車検のステッカーすら貼りたくない人も居る訳です。が、私的にはそのカッコいいデザインのものを生活の一部として使用している感に萌える訳で、ほんの少しの所帯じみたエッセンスを悪からず思うのです。
例えば日本のナンバープレートだって決して優れたデザインとは思えませんが、これはこれで慣れてしまうと別に何とも思わないものです。少し前のメルセデス等はその国のナンバーのサイズに合わせてトランクリッドを作り分けていた時代もあり、むしろ最近の番号不足で「品川30A」などアルファベットが導入されたもののほうに違和感を感じました。
さて、話をJAFのステッカーに戻すと50年前から会員だった事を思うと、私が生まれた頃の我が家ではクジラクラウンの2ドアハードトップに乗っており、そこかその前のマークⅡやコロナの頃に会員になったものと思われます。
先日六本木ヒルズで行われたクラウンスポーツの発表会で、そのクラウンスポーツの開発に関わったトヨタ自動車の若いエンジニアの方とお話した際に、屈託のない表情で「自分たちが乗りたいと思うクラウンを作りました」とのお話でありました。私が生まれた時の我が家の愛車だったクジラクラウンもアバンギャルドなスタイルで失敗作だった訳で、その時のエンジニアの方もその時に同じ事を思ったのでしょうか?
私がクラウンに関してヘビーユーザーである事をお話したら正直な感想を求められたので、クロスオーバーは否であるがセダンとスポーツはまだ許容範囲と伝えたら、どうもその辺は想定の範囲内だったようです。
若い人が乗りたいと思うクラウン…
しかしながら今の平均的な若い人は車などに散財はしない人が殆どな訳で、逆に車にお金を掛ける若い人の好みはアルファードになっており、国内専用では狭いマーケットになってしまった以上は海外を視野に入れるのも仕方ないのでしょう。
それ以前に600万円程度の車を若い人が少し頑張れば購入可能な世の中になって欲しいと切に願わずにはいられません。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2023/10/09 17:01:34