週明けの月曜日、今日の午前中は会議やら来客が続いておりました。そんな状況下ではリフレッシュが必要となる為、少し長い昼休みに浅草までひとっ走り出掛けて参りました。

馴染みの寿司屋さんで軽く食して散策をしましたが、ここ浅草は観光地としてほとんどテレビやガイドブックで出尽くした感もあるので、ここはあまりメディアに登場しない一角について触れたいと思います。
さて、車のオーディオからカセットデッキが姿を消してから久しくなると思いますが、比較的中高年向けの車種には根強く生き残っていたような記憶があります。そんなお父さん達はCDからテープにダビングするような面倒な事はせずに、カセットで販売されているアルバムを車用に買う習慣があったようです。で、そうしたお父さん達が御祖父さんになった今、あまりカセットテープのソフトを見かけなくなったと思います。
が、ここ浅草にある宮田レコード店には、演歌や落語のカセットテープがまだまだ健在です。恐らくそのあたりの品揃えは他の追随を許さない程に充実しています。

その宮田レコードの脇に、あまり知られていない浅草地下街の入り口がひっそりあります。

本当にここを降りていいの?と心細くなる雰囲気ではありますが、その先に…

仄昏い照明に照らされた昭和の雰囲気満点な飲食店が広がります。この地下街も私の子供時代から何も変化がありません。

浅草公会堂の横には、日本の歴史に残るスターの手形が数多くあります。

伝法院通りを六区に向かう途中には、平日の昼でも屋台の飲み屋さんが盛況なようです。
よく昭和を演出したテーマパーク的な扱いの場所は色々な場所で見かけますが、実際に昭和50年代の姿を留めた場所は少なくなりつつあるようです。こうした場所はあまりメディアで取り上げる機会があるとは思えませんが、だからこそ天然の昭和を今まで留めていたと言えるかも知れません。
もちろん長い昼休みの代償として、会社のメンバーに和菓子を買って帰りましたが…
Posted at 2012/10/15 17:12:16 | |
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