再評価という訳でもないと思いますが、最近になって私の行動半径内でX350を見かける事が増えました。

このXJR、いつもの駐車場に月極で入った様子ですが、不思議なゴールド系の粒子を持つメタリックブルーにサイドベントが装着された限定モデルです。
このクラスの宿命で、ある程度中古車価格がこなれて来ると、必ずと言っていい程に見るも無残な状態に改悪されて下品な運転マナーの車を見かけるものですが、このX350に関してはオリジナルの原型を留めた車が多いようです。確かに何か起こった際の部品代や、アルミボディ故の板金修理の高さを考えると、そうした向きを求めるユーザーの選択肢からは外れる車となる事は喜ばしい限りであります。
私が手に入れた頃のジャガーの価格は、それまでの「ライバルよりも少し安価」というスタンスを守ったお値段だったと思います。その価格帯を考えればフルアルミボディや4輪エアサスペンション、軽量化の為のマグネシウム製シートフレーム等相当に中身の濃い車だと思います。
もし、これからこのX350の購入をお考えの方が居られたら、上記の点を考慮してある程度の部品代を余計に見る事と、自動車保険はフルカバータイプのものをオススメします。私の個体は今までに故障らしい故障は皆無でしたが、出来ればエアサスのトラブルの多発によりエアタンクの容量が変更された後期型が宜しいかと存じます。
Posted at 2012/11/02 21:04:05 | |
トラックバック(0) | クルマ