今日は仕事で神奈川県の相模原まで車で参りました。
もう早いところでは今日あたりからお盆休みに入ったところも多いようで、普段よりも仕事の車以上に行楽に向かうと思しき車が増えた感がありました。
今日はドライバーズシートではなく後席での移動でありましたが、そこから周りの車を見ていると普段運転をしない慣れていない人の運転はすぐに分かるものです。

行きはかなりの渋滞でありましたが、そこは流石に熟練のドライバー氏の腕の見せ所で東名を避けるルートを通りアポの時間ぴったりに到着することが出来ました。
自分で運転していないと周りの車の動きが更に目に入るもので、やっとの思いで車線変更をする車や、流れに乗れず後続車に露骨に煽られる車が多いのは致し方ないかなと感じます。
しかしそうした不慣れな車と遭遇した際、比較的大きなトラックは寛大な対応でやり過ごす様子を目にしますが、執拗に車間距離を詰める車のステレオタイプは決まっており(それが何かは敢えてここでは書きませんが)頭の沸騰点と民度の低さは比例するのかなと思います。
正直に申せば運転が下手な人の近くを走るのは決して良いものではありません。しかし乍ら、この世の中を走る全ての車にプロ並みの技量を求める事は不可能であり、逆にその程度の事に目くじら立てるような心の狭い人間は運転には向かないのでありましょう。
それは例えるならば、心の広さとはコップの水に赤い絵の具を垂らすと真っ赤な水が出来上がりますが、海に絵の具を垂らしても色が変わらないのと同義なのでしょう。
ここ数年はコロナ禍で夏休みの行動もままならない時間が多く、まだまだ感染リスクがあるにせよ家族揃って出掛ける時間がやっと訪れたという方々も多い訳です。
そして特に子供の心には夏の想い出はいつまでも残ります。実家に里帰りする方々とて、あと何回実家で元気な親の顔が見れるかを考えれば、それはかけがえの無い時間でありましょう。
そんな大切な時間を作る為に苦手な運転で走っているんだろうと思えば、どこの誰がそんな想い出作りに水を差す事が出来るでしょうか。道路は自分だけのものではなく、少しばかり不慣れな車をバカにするなどは思い上がりも甚だしい愚か者であります。
これは自分自身の為でもあります。どうかこの連休に車で行動する方はそんな寛大な心で他車を見る余裕を持ちましょうというお願いです。
どうぞ皆様お気をつけて。
Posted at 2022/08/10 19:10:04 | |
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