「秋の長雨」と言われるように、すっきりと晴天にならない東京です。
とは言え、ひと雨毎に自分の大好きな季節である秋が深まる訳で、本格的に冬になる前の短いこの季節を過ごすのはなかなか良いものです。
気が付けばお彼岸以来洗車をしていなかったので、朝から軽く洗車です。

一瞬の晴天でしたが、ようやく洗車時に汗だくにならない季節の到来です。

よく見ると、助手席のウッドパネルにだけ皮脂が多く付着していました。
ここに座るのは妻or姪しか居ませんが、思えば夏の間ノースリーブを着ていたのは姪だけなので綺麗に拭き取ります。まあ大人ですので服装に関しては本人の着たいものを着れば良いと割り切っておりますが、レザーシートにミニスカートやショートパンツで座るのは何かペタペタして嫌なのでタオルを敷いて乗ってもらう事を続けておりました。このウッドパネルは盲点でしたが仕方ありません…

洗車後は日常の買い物&池袋西武の京都物産展での買い出しを済ませて、サンシャインシティにあるバンビという洋食屋さんにて大人のお子様ランチ的なメニューを食します。こうした素朴な洋食も実は手間が掛かる為に提供するお店が減ってしまったような気がします。
さて、久々にスーツの買い物をしました。
一週間のうち殆どの時間をスーツで過ごすので、ある程度の数でローテーションするのは一般的ですが、思えば長持ちしているものは10年以上着ているものもあったりします。特に去年の今頃はコロナ感染で服どころでは無かった為に、50代に入ってスーツを一着も新調していない事に気が付きました。
基本的に今まで10年以上はバーバリーやポロ・ラルフローレン、ポールスチュアート辺りの既製品やパターンオーダーなどが多かったのですが、今回は夏頃にワイシャツを購入して気に入った有明ガーデンにある「ドクターベリー」というお店で年に2回のみオーダースーツの注文会を行っている旨のご案内があり、8月末に久々に気合を入れたフルオーダーを発注しました。
基本的に私は黒を好まないので濃紺かダークグレーしか着ません。その中でも今まではチョークストライプが大半で、今度はどんな物にするかがあまりイメージ出来ませんでした。そこで今回はダークグレーという基本を決めて、家族に生地を選んで貰う事にしました。ここがビスポークの難しい部分で、「何でも出来ます」となると手を掛け過ぎて変なものが出来てしまう事を危惧した結果です。
案の定、オーダーを決める時は家族全員で生地の見本帳との睨めっこが1時間以上続いて、またチョークストライプで妥協するか…と思ったところで妻が一枚の見本を見付けました。
イタリアやイギリスの生地も多数ある中で、妻は敢えて国産生地に拘って探しておりましたが、無地のダークグレーで肉厚の生地は我が家にしては珍しく満場一致で「これが良い!」となったのでした。
そして一か月半後の先週、そのスーツが仕上がって来ました。

一見ごく普通のスリーピースです。生地はシルク混紡で光沢があります。

シングル段返りの3つボタンで、襟は剣にしました。

そして裏地は遊び心があっても良いかと思い、「富士桜」のピンクを選びました。

それも背抜きではなく総裏であります。私は夏物でもジャケットが弱くなるので暑いですが総裏で作るようにしています。ま、これは秋冬なので総裏が普通ですが。

従ってベストの背面も裏地と同じ富士桜です。この話をした友人曰く「遠山の金さん」だねと笑っておりましたが…
そんな訳でビジュアル的にも着心地も含めて今回のスーツは会心の出来となりました。恐らく今まで通りのブランドで同等のものを求めれば今回の価格+5万円程度になるかと思いますが、国産生地を国内縫製で仕上げた結果は大いに満足感の高い買い物となったのでした。私は買う気になれませんが、銀座の某老舗テーラーでフルオーダーの場合は一着50万円程度も珍しくは無いようです。仕事着はある程度消耗品であり、今回は自分の中での許容範囲を超える事のない最良の選択でした。
これまで光沢のある素材を選んだ事はありませんでした。あまり若い方がこれを着ていると違和感というか厭らしさが出てしまう気もしますが、五十路を迎えた今ならば着ていても違和感は無いかなと思います。歳を重ねる事で物理的に失うものもありますが、その逆に歳を重ねる事で自由になる事もあるのだなと自画自賛の週末でありました。
今回お世話になったドクターベリーさん、有明ガーデンの他には横浜のクイーンズスクエアと羽田空港内の3か所のみの展開だそうで、無闇に店舗拡大しない事で良い品物をリーズナブルなお値段で提供可能なのでしょう。
Posted at 2022/10/16 18:12:03 | |
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