日本でのフェラーリの歴史を見ると、やはりコーンズの存在がかなりのウェイトを占めるのではと思います。嘗ては販売のみならずインポーターも兼ねていた訳で、我々が子供の頃の「スーパーカーブーム」の頃からフェラーリを扱っていた老舗と言えましょう。
そんなコーンズが昨日の晩、改装中だったフェラーリ東京ショールームのグランドオープンを迎えました。そのグランドオープンにあわせて458スパイダーの日本お披露目の場も兼ねて、「グランド・オープニング・パーティー」が開催されまして、その場にご招待頂きました。今回は人数の都合もあったので奥さんと出掛けて参りました。
オープニングはフェラーリジャパンやコーンズ代表の方のスピーチから始まり、モンテゼーモロ会長のメッセージ画像などの一通りのセレモニーの後、シャンパングラスでの乾杯を済ませ2階のスペースに移動します。
が、その2階スペースにも車の姿はどこにもありません。暫くすると、まるで何かの前奏曲のようなあのフェラーリサウンドを高らかに奏でながら、スモークの中の扉の向こうから458スパイダーが現れました。その少し前にショールームから程近い増上寺でお披露目を行った時と同じ「ビアンコ・フジ」と呼ばれるパールホワイトの個体は、ただただカッコいいという形容詞以外に思い浮かびません。
その宴席で振舞われたのは、名店であります銀座「久兵衛」のその場で握る寿司と、やはりその場でブロックをスライスする生ハム、チーズリゾットに秋らしいキノコのペンネといったケータリングとしては最高峰の料理でありました。ご懇意頂いております担当者の方とお話していると、あっと言う間に二時間が経過し、盛会のうちに夜の宴は終了しました。
さて、この458はかなり本気で欲しい車であります。ここに来てスパイダーが登場した事で、ベルリネッタ形式とどちらが良いかを考えていると、「今からならスパイダーをオススメします」との事でした。
確かにメタルトップとなった事で実用性に関しても同じで、ボディ剛性の面でもカリフォルニアを見る限りでは充分過ぎるものを持っていると思われます。ただ、私的に気になっているダイヤモンドキルディング張りの革の天井クロスがスパイダーには設定が無いんですね…
お土産に頂いたのは、ピエールエルメ特製で跳ね馬とコーンズのロゴ入りチョコレートと、これまた跳ね馬のエンブレムが入った革製キーホルダーでした。

いつもながら素晴らしい宴席にご招待下さいまして感謝致します。
でもこの車に関しては何となく私はクローズドボディを選ぶかも…
Posted at 2011/10/16 09:11:24 | |
トラックバック(0) | クルマ