「街の巨匠」と言うと、『頂きました!星3つです!』のあの番組を連想されたと思いますが、今日は食べ物の話ではなく車のコーティングのお話です。
先日の日曜日、セバスちゃんさん念願のジャガーXJが納車されました。実はその納車時からガラスコーティングの施工を検討されていて、私の車がお世話になっている業者の方にお願いしました。そして今日が施工の予約を入れた日だったのですが、納車日に続いて見事に貴重な梅雨の晴れ間となりました。
朝の9時に入庫して、夕方近くに引き取りに行くと…

二人がかりで最終チェックの真っ只中でありました。

思えばこの2ショットは初めてであります。

カラーネームのウィンターゴールドの季節ではありませんが、夏の夕暮れの光を浴びて輝くジャガーです。

「今まで磨いた一台一台は私の作品です」と語る、東京は江東区にある恭立サービスの加藤さんです。
さて、加藤さんですが、私とのお付き合いはかれこれ20年弱にもなります。今でこそカービューティー業という分野は確立された感もありますが、当時は隙間産業的に一握りの業者さんが存在するくらいでありました。勿論今のようにディーラーでコーティングは扱っておらず、一部のマニアが施工するくらいだったように思います。
私もその頃、前車セドリックを色々な業者さんに施工をお願いして、どのコーティングが確かなのか試行錯誤の最中でありました。加藤さんに出会う前、媒体で有名になった業者さんのコーティングも色々試してみたのですが、どれも能書きと高価格だけで満足の行く仕上がりではありませんでした。
そんな時に私の望みの一を聞いて10の答えを出して下さった方が加藤さんでした。加藤さんは車種や塗装の状態、カラーや使用状況、保管場所を加味して最高のコンディションを作ってくれます。加藤さんは「作業内容が10だとすれば、磨きが9割でコーティング作業が1くらい」と仰います。徹底した下地を作った上にコーティングをするので、住友3M製のハード2でざっと磨いただけのコーティングとは持ちが全然違います。
とにかくこの出来栄えは肉眼で見て頂きたいと思える程に、私、大熊猫@が自信を持ってオススメ出来る街の巨匠であります。
一点の曇りも無く磨き上げられた車を見て、心が洗われたような気持ちになって帰途に着こうとした時、セバスちゃんさんから誕生日のプレゼントを頂戴してしまいました。

XJ40のディムラー・ソブリンの1/43モデルカーでありました。このアイスブルーのソブリンは私が20代の頃に憧れていた車で、確かXJ40のカタログにもこのカラーが載っていたと思います。
セバスちゃんさん、ありがとうございます。実は明日が誕生日である事を失念しておりました。でもこんな素敵なプレゼントで誕生日を思い出す事が出来て、本当に嬉しく思います。
Posted at 2012/06/27 20:30:28 | |
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