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大熊猫@のブログ一覧

2012年11月24日 イイね!

日産シーマ450VIP

昨日の雨とは打って変わって晴天となった今日の東京です。

我が家では昨日からウチの奥さんとお義母さんは奈良に旅行に出掛けておりますが、私は仕事の都合上1人で東京であります。

さて、仕事で使う車のお話なのですが、色々な都合によりこの度先代のシーマに乗る事となりました。

2009年の最終モデルで、後席装備の充実したVIPというグレードです。

こうして見ると、なかなか押し出しの強い顔です。

今のシーマからは廃止されてしまいましたが、やはりシーマと言えばこのアカンサスのエンブレムです。

日産は本当にこのVIPという名称がお好きなようです…

内装は汚れの目立たないブラックレザーです。

本当に後席はやりたい放題です。

運転席はなかなか良い感じですが…

さて、実際に走ってみると、どうしても前世紀的な走りを見せます。この4500のV8も発進時のトルク感は感じるものの、そこから先は期待値を上回る事はありません。足回りも非常にソフトで、首都高のコーナー等ではかなり慎重な運転が要求されます。

この車にとって一番肝心な乗り心地に関しては、厚いタイヤのお陰である意味レクサスLSよりも路面の入力がソフトで快適かも知れません。ステアリングもLSに比べてかなり切れるので、狭い道では重宝しそうです。

が、全くダメなのがブレーキで、ソフトで異様にストロークのあるペダルには違和感を通り越して不安感を覚えます。この部分に関しては2009年まで現役で販売されていた事が信じられない程に酷いブレーキで、もし走りというものを期待してこの車を買うのならパスする事をオススメします。

前にも申し上げましたが、嘗てのシーマは本当に憧れの対象でありました。初代のパーソナルな装いや、2代目のブリティッシュな佇まいは本当に好きでした。3代目のジャパニーズスペシャル的なモデルには食指が動かなかったものの、やはり「シーマ」というネーミングにはそれなりの有り難味みたいなものがあったように思います。新型のフーガベースのシーマに比べれば、このモデルのほうがその「有り難味」みたいなものを多少感じる事が出来るような気がしますし、この個体は聞けば誰でも知っている超有名企業のカンパニーカーとして活躍していた点も好印象でありました。

走りに関しては及第点には及ばないものの、この全体的な佇まいは和製リンカーンタウンカーという感じがします。色々な兼ね合いで次の車検までのお付き合いとなりそうですが、それまではこのユルい感覚を楽しんでみようと思っております。
Posted at 2012/11/24 14:59:03 | コメント(6) | トラックバック(0) | クルマ
2012年11月18日 イイね!

レクサスLS600h・F SPORT

昨日のフィアット500とは正反対の、大きなサルーンのお話です。

大きなサルーンが本当に売れない昨今、新しくなったレクサスLSの受注は順調な様子です。この種の車の場合、多くは個人名義ではなく法人名義でのリースなので、丁度入れ替えの時期に重なるケースもあるとは思いますが、Sクラスや7シリーズの販売不振に比較すればまずまずの好調というべきでしょうか。

そんな新しくなったLS460のロングは発売時に乗った様子を書きましたが、その新ラインナップで気になったグレードが600hのF SPORTでありました。従来もバージョンSZというスポーティーなグレードが460には存在しましたが、600hのスポーティーバージョンは今回初登場でありまして、今回東京23区内に1台しかない600h F SPORTをディーラーさんが用意して下さいました。

顔付きはブラックアウト部分が多くなって、グリルも格子からメッシュ状のものになっています。

リアに関しては通常のモデルとあまり相違点はないようです。

さて、動力ユニット関係のお話はこれまでに何回もお伝えした通りですので割愛させて頂き、今回はその気になる足回りに関して注目してみました。

ノーマルの18インチに対して、こちらは19インチが標準になります。鍛造ものでとても質感の良いホイールです。

もともと600hの足回りは460に比べるとやや硬い印象がありましたが、大型サルーンならではの路面の凹凸を車重で潰してフラットにするタイプの乗り味でした。そしてこの新しいグレードの引き締まった足回り、個人的にはこれがノーマルタイプでもいいくらいに思いました。LSの足回りは路面の入力の収束が遅い事を書きましたが、その点が単なる派生車種とは思えないほどに改善されています。以前のモデルでもスポーツやノーマルの切り替えがありましたが、それを使ってもあまりメリハリを感じませんでした。ところが今回のノーマルとスポーツSとスポーツプラスにはハッキリと違いがあり、一番ハードなものでも以前のトヨタ車のスポーツ系にありがちな突っ張るだけの感じは改善されています。

ブレーキに関しては以前のバージョンSZを引き継いでブレンボ製のものを装着していますが、今回はブレンボのお仕着せではなくLSに相性の良い内容をトヨタ側の要望で作ったようです。このブレーキ、街乗りでの初期制動に関しては恐らく最強と思われるブレーキでありました。ただ若干効きが過剰な印象もあるので慣れが必要でしょうか。

ガソリンの460に搭載された8速ATに対し、600は無段変速式になっています。が、今回この無段変速にパドルシフトが組み合わされているのですが、これを操作してもガソリン車ほどの挙動の変化を感じる事はありませんでした。


このF SPORTにはウッドパネルではなくアルミのパネルが装着されます。私的にはこれはやり過ぎで、やはりウッドパネルが欲しいところであります。

嘗て旧日本海軍で、戦いの主軸が航空機中心に変化した時代でも、あくまで大艦巨砲主義を唱える軍人も多かったと聞きます。その終焉と共に登場したのが戦艦大和・武蔵だったのでしょうが、このLSを見ていると大艦巨砲主義の終焉と被るものを感じます。このLSは恐らくこのまま5年生産されて次期モデルへとバトンタッチされますが、今回の内容はこのままあと5年持ちこたえるには充分な内容だと思われます。恐らく時期LSのハイブリッドにはV8ではなくV6+モーターという組み合わせになるので、大きく贅沢なLSをお好みの方には今回のモデルは最後の「買い」のチャンスと言えそうです。

国内販売が始まった頃のレクサスと違い、今はハード面も確実にドイツ勢にじわじわ近付いた感があります。レクサスがイタリア車やイギリス車などの嗜好性の強い車と同じ土俵に上がる事は考え難いですが、同じ土俵のライバル達にとってはこのディーラーのホスピタリティと性能を両立された時はかなり脅威になると思われます。
Posted at 2012/11/18 16:07:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ
2012年11月17日 イイね!

フィアット500ツインエアスポーツ

今日はまとまった雨となった東京ですが、明日の日曜日は天気が回復するようです。

さて、いつもの日本橋三越さんでは今日と明日、フィアット500の展示試乗会が行われております。ここのお客さん方は所謂高級車が多い為に、とても珍しい企画なのではと思います。私自身もこの車は一度しか乗った事が無かったので、じっくり乗るには良い機会でありました。

全長3545mm、全幅1625mm、全高1515mmのこのボディもすっかりお馴染みになった感があります。

直列2気筒8バルブのマルチエアインタークーラー付きターボは85ps/5500rpmというエンジンです。それをATモード付きの5速シーケンシャルに組み合わされて、このスポーツには少し固められた足回りが用意されています。

まず乗り込んでドアを閉めてみると、見た目のファニーな印象からは想像出来ないくらいにカチッとした作りの車です。それはドアを閉じた印象も、シートに座った瞬間の印象も国産のコンパクトとは全く異質なものでした。

走り出してみると2気筒のターボは思いの他にトルクがあり、普段大型車慣れしている私が乗っても遅い印象は皆無でありました。このAT、変速時のレスポンスは決して速くありませんが、何となくマニュアルシフトを人間の手で動かすタイミングを演出しているようでイイ感じです。特筆すべきは足回りの良さで、いつもの皇居一周コースのカーブ&アップダウンをそれなりの速度で通過しても小型車特有の跳ねる挙動を少なく抑えているところであります。つまり次の動作に移るまでのレスポンスが迅速で、元気なツインエアとの相性がとてもイイ感じです。加えて少し踏み込んだ時の音は、まさに嘗てのチンクの少し乾いた音を思い出す部分までの演出は感動ものです。

このスポーツのお値段、230万円との事です。多くの方は「これならプリウス買えるじゃん」とお考えになると思いますが、プリウスやVWのup!は実用品でフィアット500は嗜好品なので、あまり相容れる要素が少ない車です。加えて走りの質感が国産コンパクトにありがちな、どこかを諦めた印象が少ない部分も好感触です。私が子供の頃にベスパというスクーターに憧れましたが、これと共通の匂いを感じます。それはやはり田舎のオバサンや高校生が乗る原チャリとは全く違う乗り物です。

先日、ジャガーXJに4気筒モデルが登場するという話を聞きましたが、各クラス共に今後は2~4個ずつシリンダーの数が減ってゆくと思われます。大排気量ばかり乗っていた者からすれば、正直この流れは違和感を感じるのも事実で、一抹の寂しさみたいなものを感じます。しかしこの2気筒のエンジンに乗っていると、そんな事を忘れさせてくれる程に楽しさを感じさせてくれる車でした。

営業さんによると、最近はup!との競合が多いようです。しかしこの車とup!は全く性格が違う車なので、もしこの両方を検討されている方はその辺を見極めないと「こんなハズじゃなかった」となってしまいます。個人的にはup!と500であれば、ダントツで500にすると思います。

Posted at 2012/11/17 17:03:50 | コメント(8) | トラックバック(0) | クルマ
2012年11月14日 イイね!

YOU'RE THE ONLY 2010 - GALNERYUS


小野正利さん、ガルネリウスとしてもこの曲を出されていたのですね。この曲がヒットしていた頃の時代って素敵な時代だったなと懐かしく思います。

それにしてもあの頃と同様に透き通った小野さんのハイトーンボイスは素晴しく、私の中で日本屈指のボーカリストであります。
Posted at 2012/11/14 20:52:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2012年11月13日 イイね!

X358・ジャガーXJハース


今のモノコックボディの改造技術って凄いんですね。

このハースと呼ばれる洋型霊柩車、イタリアのコーチビルダーが作ったモデルだそうですが、オールアルミモノコックボディのXJをベースにここまで作ってしまうのは正直驚きました。

リアのオーバーハングはそのままホイールベースの延長とルーフアップが特徴的ですが、リアドアのホイールハウス部分のアーチが通常モデルとは異なるようです。この改造部分もアルミ製かは謎ですが、恐らくルーフ等は1BOXの流用なので、アルミとスチールのハイブリッドでしょうか。

この車のリアビューも是非見てみたいものです。
Posted at 2012/11/13 22:20:43 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「当面は法人リース販売のみで販売されているはずのセンチュリーSUVの中古車が8千万円!で出ています。この車を一度観察しましたが、塗装や外板の仕上げは御見事ですが内装や走りの質感はロールスロイスカリナンの敵ではありませんでした。この個体の出自からして胡散臭くて倒錯した値段です。」
何シテル?   11/24 20:05
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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