約一ヶ月ぶりになりますが、皆様お変わりございませんでしょうか?
私も徐々に日常を取り戻しつつありますが、年内いっぱいはゆっくり過ごそうと思っております。
さて、昨日は家人が三越で買い物をしている間に、ちょっとした用件でMyディーラーに行きました。
すると、先日発表されたばかりのレンジローバースポーツが目に入りました。

ランドローバーはイヴォーグ以来、最上級のレンジローバーに続いてこの少しカジュアル版のスポーツと立て続けに新型を発表しています。このモデルにはジャガーでお馴染みのV6&V8のスーパーチャージャーモデルがあり、このV6モデルにいつもの道で乗る事が出来ました。
もともとこのシリーズは幅が1900mmを超える大きなサイズでしたが、今回は遂に1985mmと2mの大台に乗らんとするワイドさで登場しました。通常の走行では見切りが良いので車輌感覚は掴みやすく思いますが、絶対的に入って行けないシチュエーションもありそうです。
340psのV6モデルはジェントルに軽く回り、パワー感も充分なので2200kgオーバーの巨体をものともせずに加速させます。ただこのエンジン、非常にマナーは良いのですが、どこか無味無臭でミネラルウォーター的な味を連想します。

足回りも22インチまで豊富なサイズがあるようですが、恐らくはこの19インチくらいがベストなのでしょう。
兄貴分のレンジローバーが、まるでロールスロイス・ゴーストを思わせる蕩けるような乗り心地を持っているのに対し、こちらはスポーツを標榜するだけあってやや芯のあるしっかりとした乗り心地です。
で、その新型の直後に比較の意味で従来型のスポーツにも乗ってみました。

こうして並べると新型がいかに大きくなったかお分かり頂けると思います。
この従来型は現行ジャガーXJの初期モデルでお馴染み5LNAのV8ですが、やはり新型のV6に比べると実に味のあるエンジンでありました。それは中間加速の太いトルクのみならず、スタート時の音なども含めて贅沢感溢れるものでした。これは車を実用品としてではなく高価なオモチャとして見た場合、断然従来型が魅力的に見えました。この最終モデルの在庫はまだ若干残っているそうですので、気になる方はディーラーへGo!です。
話題の4気筒XJにもサクッと乗りました。

こちらも走りの良さに関しては相変わらず良い感じですが、ここに来て「モノ」としての完成度がかなり上がったように感じました。改めて見ると、最近量販路線にシフトしたマセラティよりも内装の色気と言うか贅沢感は上かも知れません。
現在一千万を超える車種も出揃った感があり、そのどれを選んでも満足感は極めて高いレベルと言えそうです。その中でドイツ車の骨太さやイタリア車の官能性など、一言で言って分かり易い形容詞を持つ車と違い、英国車を一言で表すのはかなり難しいように思います。が、その分かり難さもまた英国車の醍醐味であり、なかなか乗る人に本性を明かさない奥の深さがあります。そしてその素性が分かって来ると、なかなか他の車に浮気出来なくなるのも英国車だったりします。
ジャガーやランドローバーは、某ドイツ車の顧客のように「一番高いの持って来い!」という人は極めて少ないと聞きます。それだけ客筋も良いようで、中古車も比較的良質なものが多いようです。私のお世話になっている50歳台のミニバンユーザーの方が「子供も巣立ったし、今度は味のある車にしたくて」とジャガーの中古を探されています。正直見栄を張るなら英国車は向きませんが、きっと長い付き合いの中で色々な顔を見せて楽しませてくれる事でしょう。
で、家に帰っても英国車三昧は続く訳でして…

帰った後はホイール洗いが習慣になってしまいました。が、流石に最近は普通のシャンプーだけでは落ちない汚れも出ており、「これはいよいよホイールクリーナーか」という事で物色しておりました。よく「鉄粉を溶かす!」という宣伝文句の強力なクリーナーもありますが、このセンターキャップが樹脂である事を考えると避けたいところです。またあの硫黄の匂いもイヤです。
そこでお馴染みグリオズガレージのホイールクリーナーを買って来ましたが、これはセンターキャップにも悪影響を与えるような事は無さそうです。ただ見た目は氷メロンのシロップのようですが、その臭いは多少鼻を突く強い臭いです。
洗浄力に関しては流石で、それほどブラシで擦る事無くナットの汚れもスッキリ落ちました。ただこのクリーナーの多用はホイールにも使い手の体にもあまり良いとは思えないので、月に一度くらいが良さそうです。
Posted at 2013/12/02 22:28:21 | |
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