「暑さ寒さも彼岸まで」
よく言ったもので、ここ今日は陽射し春を思わせる温かさを感じる東京であります。
ここ二週間の間に、風邪をひいたり治ったりを繰り返しておりますが、どうも今日は風邪モードなので家で大人しく過ごしております。
さて、先日お預かりしたE300とフライングスパーのオーナーさんは普段はセンチュリーに乗られる70歳台後半のエンスーの方で、ものすごくモノを選ぶコダワリをお持ちの方です。今回はその車内がヒントになったひざ掛けのお話です。
女性のユーザーさんの場合、車内にひざ掛けを置く事も結構あるかと思いますが、これは意外にもインテリアのアクセサリーになる事を思いつきました。ただ大手カー用品店等で売っている化繊のものはNGで、逆にインテリアをぶち壊す可能性が大です。
そこで革と木のインテリアに相応しいものを考えると、毛100%、それもカシミア製がいいなと家の中を物色すると、丁度ジャガーのシャンパンカラーに合う色のひざ掛けがあるではないですか。

これは母が亡くなる前の年の誕生日に私がプレゼントしたもので、綺麗にクリーニングされた状態でクローゼットから発掘されました。これを買う時に軽くて大判のものを探していたのですがなかなか見当たらず、ようやく日本橋高島屋で見つけた品物で、お値段も6桁に届くかというところで躊躇しました。しかし最後のプレゼントになるかも知れない予感もあり(事実それは的中してしまいましたが)奮発した記憶があります。

完全に自己満足ではありますが、こうしたモノの品質は見る人が見れば理解出来るもので、ベルベット製のクッションや横浜元町の近澤レースで求めたアームレストのレースと調和しているのではと悦に入っております。
が、ウチの奥さんやお義母さんは寒さにめっぽう強いので、実際にこれを使うシチュエーションは無さそうです。(泣)
Posted at 2015/03/21 17:33:25 | |
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