本当に早いもので、今年も本格的に桜の季節となりました。
それと同時に私にとっての4月1日は、父と兄の命日であります。兄が他界して14年、父が9年と、気が付けばそれなりの時間が経過している事に自分でも驚いてしまいます。あくまで結果論ではありますが、もし今も健在であったならば果たしてどんな会話をしたのだろうと思うのです。私的には自分の現在の暮らし、世の中の事、今となっては誰とも話す事が叶わない子供時代の思い出など山のように出てきます。
まあ最近は親兄弟が夢の中に登場する事も無くなったと思うのですが、それは親兄弟が安心して「もうコイツは大丈夫だろう」と思っているのだろうと勝手に良い方向へ解釈しております。
さて、先日からバンパーの修理でジャガーが入院している為、今週はこちらの車が活躍しておりました。

寸法的に先代モデルと異なるのは全幅だけで、5cmほど広くなっています。気のせいかもしれませんが、フロントに比べてリアのフェンダー部分が広くなっているようなので、フロントの車幅感で料金所にギリギリで入るとリアを擦るように思います。

最近ツボにはまっているのはリアのこの角度で、先代モデルに比べるとこちらのほうが英国サルーンらしく尻下がりのスタイルである事です。当然の事ながらこのスタイルなのでトランクの容量は決して広いとは言えませんが、尻下がり&小さなテールランプ萌えの私にはトランクの容量などは二の次三の次くらいにどうでも良く感じます。

夜になって「どんな風にライトが光るんだろ?」と見たのですが、こりゃ結構派手に光るんですね。それでも最近の怒ったように目を吊り上げているデザインではないので、どこか優しくも感じます。やはりライトは丸型が一番です。
実はナビに若干の不具合がありまして部品を交換したのですが、画面の大きさや視認性はともかく精度に関しては「無いよりはマシ」なくらいに考えたほうが良い代物です。それでもやはりマウス的なもので操作するよりもタッチパネルなのは救いですが…
明日はジャガーが帰って来る予定ですが、複数台を使い分ける場合は日替わりにするよりも何日間か同じ車と向き合うほうが私には向いているようです。それでまた違う車に乗った時は「ああ、アナタはこうだったね」という気持ちが新鮮に感じるものです。
そんな訳で今日は仏壇に寿司でも供えようかと思っておりますが、仏壇の人達にジャガーやベントレーを見てもらいたかったなという思いはあります。が、もし実際に見たら「そんな滅相もない」と呆れ返るかも知れませんが…
呆れ返るついでに、最近カッコいい車が無いなと思っていたところに「これは久々にカッコいい!」と思った車がありました。それは…

ロールスのドーンであります。これは先に出ているレイスのドロップヘッドクーペですが、コーンズの工場で展示用に整備していた姿を見て気に入りました。先に登場したクローズドボディのレイスも良いのですが、サイドウィンドゥのデザインがどこかアバンギャルドな印象を持ちました。それに対してこのドーンはかつてのコーニッシュと共通するクラシカルな印象がとても素敵です。最近流行のメタルトップではなくソフトトップなのもグッドです。
ただ問題はこの車をどういうシチュエーションで乗るべきかの判断が難しいところであります。きっとその判断が出来ない私などは買ってはいけない車なのでありましょう。
Posted at 2016/04/01 13:47:01 | |
トラックバック(0) | 日記