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大熊猫@のブログ一覧

2016年10月30日 イイね!

続き・ガラスコーティング完了

以前ここで「ガラスコーティングの○年間効果持続」なんて本当に信用してるの?的な書き込みを見ました。

私的には自身が○年の効果を期待して施工依頼するような無精者ではないと思っておりますが、正直その効能に関してはどんなコーティングであっても「施工しないよりはマシ」程度に考えております。では何に期待して何万円かを投資して施工を依頼するかと言えば、その前作業の下地の磨き作業にあります。

今から20数年前に初めて新車でセドリックを買った時に出したカー雑誌等の媒体で有名になっていた業者などは磨きなどの作業にランクがあり、車を見てから値段を出すとの事で車持込みで見積もりを取ると、一番下のコースが8万円で上のコースが15万円という値段を提示してきました。当時はそれほどお金があった訳ではなく8万円のコースで依頼すると、(それでも当時はかなり高い金額だったと思う)住友3Mのハード2コンパウンドで一回バフ回した程度の仕上がりに悪い意味で驚きました。(しかもこの業者は領収書を出しませんでした)

そこの工房にはフェラーリ等が入っていましたが、今考えれば金額で自分の作業にランクを付けている段階で仕事に妥協がある訳で、こんなものはプロとは到底思えませんでした。しかも有名な代表者は作業に手を出さず、作業している弟子を怒鳴っているのも人間性を疑います。

次に依頼した業者は仕上がりはともかく、最初の段階で傷の無い塗装面全面にペーパーをかけるところから初めて鏡面を作り上げる事に終始して、オリジナルの状態とは程遠い作業を行っていました。磨きの作業は多少なりとも塗膜を削るリスクがあるので、その辺りを考えているのか疑問に思いました。

そんな高い授業料?を払ってコーティング業者に疑心暗鬼だった私ですが、たまたま自宅近くにタウンページで洗車業の欄(当時はネットなんか普及してませんでした)から見つけ出したのが恭立サービスの加藤氏で、当時私が疑問に感じていた事を全て解決してくれました。そして初めてその仕事を見たのが黒のセドリックで、驚愕の仕上がりに溜息が出たのを今でも覚えています。

それ以来20数年のお付き合いになりますが、先代愛車のセドリックやレクサスから今のジャガー、センチュリーやベントレーに至るまで何も指示を出さずに鍵をポンと預けるだけで安心して車をお任せ出来る私にとって貴重な業者さんであります。

ただこの方はご自身が納得されるまで作業を煮詰める為に、作業期間に期限を切らずにお願いします。

で、先日来からお願いしていたクラウンエステートが帰って来ました。


曇っているので分かりにくいのですが、パールの陰影がハッキリとしてオリジナルのカラーが蘇りました。



その作業は給油口やリアゲートの内側にも及び、どこを見ても隙の無い状態でありました。


エンジンルームも出来る範囲で作業して頂いたようで、あとは自身で手を入れたいなと思います。


ナンバープレートはもともと塗装が悪いので、深追いすると下地が出てしまいますのでこのあたりが限界のようです。安価で同じ番号での再交付も可能のようですが、ナンバーを替えてしまうと歴史もリセットされてしまいそうな気がするのでこのままにします。


ホイールの奥の黒ずみは汚れではなく腐食です。この仕上げは耐久性がイマイチなので、仮に新品を買っても同じ結果が目に見えています。大人しめのサイズで社外ホイールというのも考えましたが、それでは安価で中古買っていじり倒すお兄ちゃん的になってしまうかなと迷っております。

BBSホイールの新品を奢るのはアリかなとは思いますが…



新しいモノ、綺麗なモノというのは常にその輪郭がハッキリしているもので、今回はそのハッキリとした輪郭を取り戻すところからスタートしました。これから徐々に細かい部分に手を付けるにしても、まずは一番厄介な外装から始めたのは正解だったと思います。

納車の日からこの車を知る義母の「あら、本当に綺麗になったわね~」という言葉に、心なしか車が照れているようにも見えました。


丁度キリの良さげな走行キロでしたので、このまま義父の墓参に出掛けたいと思います。
Posted at 2016/10/30 12:35:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2016年10月28日 イイね!

16年落ちの新車化計画

先日より続いているクラウンエステートのお話です。

平成12年式でワンオーナー、走行17000km弱というとそれなりに聞こえ良く感じます。が、機関は極めて良好ですが、外装関係に若干難があるのです。この車を屋内ガレージ保管するようになったのはごく最近の事であり、新車から16年間は屋外で雨ざらしの駐車場に停まっておりました。

雨ざらしに加え、目の前を都電が走っていた為に相当な鉄粉でザラザラになったり、ボンネットには悪戯?と思われるエクボが数か所点在したりとやや残念な状態でありました。

とは言っても通常の洗車だけは欠かさなかった訳ですが、この悪条件化では限界があり、今回はようやく屋内保管が出来る事を切欠のリニューアルとなりました。

今回もジャガーや他の車でお世話になっているいつもの「磨きの巨匠」に作業をお願いしておりまして、水曜日から作業に入っているのですが、磨きの前作業の洗車と鉄粉取りだけで4時間を費やし巨匠が絶句されております。



作業の途中経過ですが、この蛍光灯の映り込みを見る限りはかなり期待して良さそうな感じがします。ボンネットのウォッシャーノズルも外して作業中のようですね。

「どんな風に化けるか楽しみにしていて下さい」というお話ですが、ジャガーのように新車から屋内ガレージ保管だった訳でもなく、車を置く環境としては決して良いとは言えない条件下に居た事を考えると、やはりトヨタの外装関係の耐久性は相当なものがあり、それは世界中のどのメーカーよりも優れているようです。ベントレーなんかオリジナルの塗装でもメタリックの粒子の量が均一じゃないですから。

ただこの車のアルミホイールは下地を光沢に磨いてクリア塗装という形式なのですが、通常のペイントしたホイールに比べると耐久性がイマイチのようです。これは昔乗っていたセドリックも同様で、かなり気を遣っていても腐食が避けられません。よってこれは今後の課題として何か考えたいと思います。

ここを御覧になられて、残存価値の少ない車に投資する事を疑問に思われる方も居られると思いますが、これは今後も含めて現代の国産車がどれほどのクオリティを持っているかを検証する実験でもありますので、気長に御覧頂きたく存じます。

で、それはそうと持ち主も空腹になってきて、丁度アキバに来ていたので久々に「万世」に入りました。

誰もが短時間で幸せになれるメニューでありました。(笑)
Posted at 2016/10/28 15:03:09 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2016年10月25日 イイね!

あと何年乗れるかな

ウチのクラウンエステート、何となくカタチがカバっぽいので我が家で「かばさん」と呼ばれています。

先日奥さんから「ウチのかばさん、もう16年だけどあとどのくらい走れるのかな」と聞かれました。

もともとはこの車、義父が2000年に新車で購入し、その翌年に亡くなるまで数千キロ走っただけの状態でした。今はそこそこ乗りますが、それでも16年で17000km弱というところです。

そう考えると16年なんてあっと言う間に過ぎ去った感もありますが、このモデル自体がロングライフ商品であった為に時間の経過をあまり意識していなかったのも大きいのでしょう。しかし義父の存命中は3年で車を買い替えていた事を考えると随分長い付き合いなんだと感慨深いものがあります。

個人的にクラウンエステートはリアスタイルが結構気に入っており、ランプの配置などは通常のセダンモデルよりもこちらのほうが良いのではと思っています。惜しむらくは歴代クラウンワゴンと同様にリアワイパーが2本だとより個性的になったような気もしますが。

で、「あとどのくらい走れるのかな」には、もし何かあったとしてもパーツが豊富な車種なので『まだまだ当分大丈夫』と答えました。この年代までのクラウンはオーバークオリティで、各部の造り込みが今では考えられない程にコストが掛かっています。現行クラウンもウチの会社で買ってますが、私的にはデカいプリウスにしか思えない程に内装がチープに感じます。

ただ買替えをシミュレーションした場合、やはり色々な意味で一台は国産車を置いておきたく、尚且つステーションワゴンが望ましいように思っています。欧州車はこのクラスでもステーションワゴンが健在ですが、気が付いたら国産車でこのクラスのステーションワゴンは絶滅してしまいました。

ディーラーさんは「アルファードイイですよ~」とか言いますが、ミニバンはウチの家族全員乗りたくないので却下、レクサスのSUVもこれじゃない感が強いので却下となる訳です。

もうそうなると買替えという選択肢そのものが成り立たない訳で、何かあった時には多少のメンテナンスコストに目を瞑っても修理を選ぶ一択しか無いようです。

これが義父のように自営業だったりすると、ある程度頻繁に車を入れ替える事で対外的に元気よく見せる事も必要なのかも知れませんが、私的にはそれほど羽振り良く見せる必要性を感じません。これで車に飽きを感じていれば話は別かも知れませんが、ここまで来ると愛着のほうが強くなるものです。

そこで徐々にではありますが、少しでも元気で長生きしてもらう為に明日からリニューアル計画をスタートします。


Posted at 2016/10/25 11:20:00 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2016年10月24日 イイね!

最後のディムラー

あまり知られていませんが、ディムラーブランドはウチのX350のMC版になるX358までありました。

ただしこれが走っている姿は今までに2回くらいしか見た事がなく、恐らくは日本でも何台かしか存在しないものと思われます。

その何台かの一台がコレなんですね。

走行24000kmで545万円だそうです。


バンパーがウチのに比べると分厚い感じがしますが、こうしてみるとクロームのサイドベントも素敵です。


ウチのに比べるとホイールベースとリアドアが135mm長いんですね。


X358はソブリンでもクロームのランプサラウンドが無かったのですが、これはありますね。


このホイールは19インチで255/40なので、サイズはウチのと同じです。このデザインも洗い易そうで好きです。


この年代のジャガーで左ハンドルはある意味貴重です。


運転席も傷んでません。


リアのピクニックテーブルがイイですね。

これほど程度の良さそうなX358ディムラーはもう出てこないと思います。自分で乗るならやはりXJ6のほうが好みですが、これが一年前に出てきてたらなぁ…。

そしたら本気でもう一台買い増ししてたかも知れません(笑)


Posted at 2016/10/24 22:43:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2016年10月23日 イイね!

新型ジャガーXFのディーゼル

先日のニュースで、「マクドナルドで割引クーポンを使う男性を見て閉口した」という女性の書き込みがネットを騒がせているという話がありました。それってもしかして私?とも思いましたが、私自身同じ買い物であれば安く買うほうが賢いと思うので、クーポンの使用はごくごく当たり前の事のように感じました。

逆に書き込んだ女性の感性には「今時こんな昭和末期の化石みたいな頭の持ち主がいるんだな」とある意味感慨深く思いました。今や老舗の三越や高島屋でも各種ポイントカードが使えるようになったりと、確実に時代の流れが変わっているという実感があります。

ジャガーのMyディーラーとして切っても切れない関係にあるジャガー新橋。ここに初めて足を踏み入れたのは10代後半くらいだったでしょうか。当時はV12のディムラーダブルシックスとXJ、クーペのXJSだけという高嶺の花のみのラインナップで、その敷居の高さは今のコーンズ以上のものを感じました。

その旨を当時から居ると思われる営業さんに言うと、いやいやと笑っておられますが、それが逆に特別なモノ感の演出に一役買っていたという側面もあったのかも知れません。

で、20数年前と違ってラインナップも増えて接客もフレンドリーになったジャガー新橋さんに一年点検をお願いしたのは先日の話ですが、その時に代車として新しいジャガーXFのディーゼルモデルを拝借して3日ほど乗っていました。


今のXJ、先代XFのMC版、XEと続いた今のジャガーの顔であります。見慣れた感もありますが、なかなか精悍なお顔ではないでしょうか。


先代モデルより若干サイズアップして、キャビンが6ライト化されました。


先代の香りを残しつつも更に複雑なプレスラインを持っています。


2リッターターボディーゼルで180psのこのエンジン、お馴染みガソリンの2リッターターボほどの俊敏さには欠けますが、その低速トルクの厚さはディーゼルならではで、恐らく120km/hまでであれば何ら不満を感じる事は無いと思われます。音に関してはやはりディーゼルを感じますが、日本と違ってメーカー自身がディーゼルである事を「それが何か?」と考えているようで必要以上に隠す事はしていないのでしょう。

前にも書きましたが、これも典型的な現代の車なので書くことが無い程「良い。おわり。」という感じがしなくもありません。が、敢えて感じたのはXEまでは感じた英国車特有の軽快なハンドリングが、若干ではありますが安定志向に振られた事くらいでしょうか。ヒラリヒラリと軽いハンドリングは、クラウンとかメルセデスに慣れた人でも違和感を感じる事は少なくなったように思います。それでもハンドリングの軽快さは健在で、その解釈は異なるもののBMWとジャガーはその分野の極北であると思います。


とてもこれが嘗てのSタイプの後継車種とは思えないほど潔いクリーンなインパネです。個人的にはこの感じって並以上のシステムキッチンとかユニットバスを連想してあまり好きにはなれないんですけどね。

ドアの内張りも同様で、素っ気ない程にクリーンなデザインです。


何とこの一番ベーシックなモデルは合皮だそうです。その昔メルセデスにMBテックスというビニールがありましたが、使い勝手を考えれば本革より扱いやすいのでしょう。ただ私的には、さすがにそういう事は止めようよ…と思うのですが…


スマホをそのまま貼り付けたような使い勝手の画面です。この部分は他のどの輸入車よりも使い易いのですが、ナビそのものの内容は未知数です。



ディーゼルとガソリンを見分けるには左右2本だしか左側2本だしかとエンブレムのtとdの違いだけだそうです。


私のX350までのジャガーは、決して乗り易くはなくて初心者にはあまり優しいと思えない車であります。これを乗りこなすには自分の体を車に合わせるくらいのつもりが正解で、それが普通に感じてくると何物にも代え難い心地良さをもたらしてくれます。が、それでは商業的にはNGなので誰にも乗り易い車に仕上げるのは量産メーカーとしては当然の事だと思います。そんな訳で今自分が何に乗っているかすら失念する程にマイルドなジャガー、いかがでしょうか?

来年あたりレンジローバーイヴォーグにこのディーゼルが搭載されたモデルが登場するそうですが、そうなるととても良い車になると思います。ただ昔ほど軽油の値段も安くなく、軽油を扱わないスタンドも依然として多い事を考えると、やはり日本ではハイブリッドが人気なのも仕方ないのかも知れません。車としてはディーゼルのほうが好みなんですけどね。

マックのクーポンを使う事には躊躇しない私も、車に関しては古い時代の感性の持ち主です。

で、そんな私が自分のガレージに並ぶ2台を見ていると、「車は当分これでいい」と改めて思うのでありました。
Posted at 2016/10/23 20:13:01 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「昨日の小田和正さんの有明アリーナ公演に行って参りました。以前に比べれば公演時間は短くなってはいますが、その歌声は来月78歳のお誕生日を迎えるのが信じられない程に素晴らしいものがありました。」
何シテル?   08/08 08:05
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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