ここ最近、夕餉の時間は家人の顔が揃う事が多いように思います。
ただどうしても料理は義母にお任せの事が多くて申し訳ないのですが、やはり外でどんな贅沢をするよりも家での食事は良いものだと思っています。
そんな食卓で出る話はやはり今度買おうとしている車の話題が多くなります。
先日もご報告の通り、レクサスRXを中心に何台か検討中なのですが、こうした車種はバリエーションが豊富で、果たしてどれが自分に合った選択なのかを見つける作業がカタログだけでは結構難しかったりします。

実は先日の車庫入れ実験の際、450hのFスポーツAWDという一番上のモデルがやって来て少し乗ってみました。それ単体で見ると何の不満も無く、私自身も十二分に満足出来るその内容に「この車ならこの仕様が良いかな」と思っておりました。
ところがレクサスの担当氏に今回の購入の目的や、女性二人がメインドライバーである事をお話すると、「是非ガソリンモデルの200tやFスポーツではないバージョンL、AWDではないFFの二駆もお試し下さい」とのお答えを頂きました。
それは
・街乗りが中心であればFFの2リッターターボで充分
・Fスポーツは良いエンジン音を演出として出しているのですが、女性には音が大きいかも
・シートや足回りの柔らか目なバージョンLのほうが扱いやすいかも
というとても納得の理由がありました。
この話をお聞きして、10年前にジャガーを購入した時に似ているなと思いました。それは上位グレードで決まりかけていた時に下位の6気筒モデルの試乗を勧められ、試してみると6気筒モデルがとても良かったのでグレードを下げて、その代わりにフルオプションにして大正解だった事でした。
それ以来、使用状況を細かく聞いて下さり、敢えて上級モデルではないものを勧めてくれる営業さんは高価な買い物をお任せ出来る信頼に足る方だと思っております。「もしコレ一台持ちでご主人も奥様も全てをカバーするご要望ならば450hのFスポーツをお勧めしますが…」こういう正直な方は非常にポイント高いです。
今月中にはその200tを試す予定になっておりますが、家族が顔を合わせると…「色はどうするの?」『私は赤がいい!』「グレーもいいね」『白ばっかになっちゃうから今度は白は無しね』「ジャガーみたいにたまにしか乗らない訳じゃないから内装は汚れが目立たない色ね!」という会話で持ちきりであります。私的には外装シャンパンゴールドで内装チョコレートブラウンに魅かれますが、「何か渋すぎる」と一蹴されました…
少し気になっていたので姪に「でもこの車の顔つきは結構肉食系だから可愛い系とは程遠いけどいいの?」と聞いたら、意外な答えが返って来ました。
「例えば番犬って怖い顔してるけど、何かの時には全力で飼い主を守ってくれるでしょ?そんな感じがするんだよね~」
なるほど…最終的には路上デビュー後に広い道で実際に本人に運転させてみて決める事になってはいますが、そんな考えを持つのは大人になった証拠でしょうか。そんな事を考えていると、私自身もこのRXならば安心して家人を任せる事が出来るかなと思えるようになって来ました。
それと同時に今まで自分の車は全て自分で決めていて、それはそれで正しい選択だと思っております。が、こんな風にユルく夕餉の会話の中で家族の喜ぶ意見を聞いてのクルマ選びというものも、それはそれで楽しくもあるものです。
それはそうと、いつも料理担当が多い義母に何かサプライズを考えなくては…
Posted at 2016/12/05 16:41:35 | |
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