最近私の周りで、クラウンエステートが人気だったりします。
考えてみると、セダン派生で「ステーションワゴン」という呼称をオフィシャルで使っているのはメルセデスくらいで、他はスタイリッシュであるものの荷室の容量が不十分な車ばかりな気がします。
で、私より少し年上の友人がエステートを探していて、ちょっと気になる車が会社から15分程度のお店で出ました。この車はロングライフ商品で、ウチの初期モデルと最終モデルではどのような違いがあるのかも興味深いので、エステートに乗ってエステートを見に行って来ました。

2007年式、走行67000kmのワンオーナーで車両価格83万8千円という個体です。この年代でディーラーものはレアで、更に東京トヨペットという折り紙付き物件です。

記録簿を見ると、最初の頃は年間6000kmペースで走っていましたが、直近はほとんど走っていなかったようです。想像ですがかなりご年配のオーナーさんが全てディーラーお任せの整備で乗っていたように思います。タイヤも2016年製のBSレグノが装着されており、潤沢にお金を掛けて整備しっていた様子がうかがえます。そして「最近は乗らなくなったので…」というような理由で手放された個体かなと思うのです。

リアゲートの外装部のステンレス製プレートはディーラーオプションでしたが、内側部分は初期型にはない金属製になっています。

内装が黒だと印象が違うものです。一般的なユーザーにはこの黒内装のほうが違和感無いかも知れません。ただこれ運転席が手動シートなのは少し残念です。

左フロントフェンダーに気になる傷があります。
私的な感想は、車そのものの素性はものすごく良いのですが、ちょっと割高にも思いました。確かに東京トヨペットが販売する中古車という意味では安心料という見方もありますが、それなら現況販売ではなくフロントフェンダーを完璧に修復した上でこの価格にしてほしいものです。
今日のところは結論を出さずに引き上げましたが、このモデルはそれなりに人気があるようで強気な価格の個体が多いのが気になります。ある程度年式が経ってくると妙に弄られていない個体を探すのは至難の技だったりします。
私自身も買い増しはあるものの、ここ何年も代替というカタチで車を買った事がありません。それはやはり現行型で欲しい車が無いのも大いに関係しますが、車なんてそうポンポンと買い換えるものではないという考えが根底にあるのが最大の理由です。
人によっては呆れ顔で「まだ乗ってるんですか!?」と言われる事もありますが、普通に考えればごもっともとしか言いようがありません。ま、そういう方に真意を説明したところで理解不能でしょうから、「そんな予算はありませんよ」と笑ってごまかします(笑)
Posted at 2017/03/29 19:54:24 | |
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