210系と呼ばれる先代のクラウンも、3月末に2年目を迎えました。

購入時にはモデル末期で、発売前だった現行モデルと比較した上で「旧型のほうがクラウンらしい」と判断して急遽購入となった車であります。
トヨペットの担当氏に「クラウン買いたい」と伝えると210系は既にオーダーストップとなっていたので、「ロイヤル」「黒」「ハイブリッド」という条件で在庫を探したら最後の一台だったロイヤルサルーンGの四駆が残っていてウチに来た経緯の車でした。何故か残り物が最上位モデルだったので、若干の予算オーバーにはなりましたが(笑)
これは完全に社用ではありますが、ちょっとした用件では一番登場回数が多くて重宝している車であり、2年強で63000キロも走ってしまいました。そこでそろそろ次期夏タイヤを検討する事となりました。

新車装着はミシュランのプライマシーLCというOEM専用ブランドですが、絶対的な静粛性はともかく操縦性や乗り心地に関しては及第点のタイヤです。摩耗した後の性能も劣化速度が緩やかで、乗り心地も不快に感じる事はありませんでした。これに関しては以前ジャガーで装着した某国産ブランドのトップレンジのタイヤはクラックや硬化などゴムの劣化速度が著しく速く、末期の頃は乗り心地が不快に感じるほどで閉口しました。

この車には冬用にもう一セット純正ホイールを購入してスタッドレスもミシュランを購入しましたが、こちらもまた非常に高い運動性能に感心するタイヤです。
さて、現行で販売されているものはプライマシー4がコンフォート系の上位モデルになるようですが、久々に国産のコンフォートタイヤであるアドバンdbに浮気してみようかとも迷っております。
最終的には懇意のタイヤショップさんの出すお値段で決めようかと思いますが、これが私用のクルマであれば間違いなくミシュラン一択にします。が、この車の場合は走行距離を考えるとゴムの劣化前に山が無くなって次の交換時期を迎えるので、今の国産タイヤの性能も大いに気になるところではあります。

現行モデルと比較の上で敢えて旧モデルを購入した訳ですが、依然としてその選択は正しかったと考えております。最初に違和感を感じても時が経つと目に馴染むのがトヨタの魔力と考えておりましたが、今回のクラウンとLSに関してはその図式が当て嵌まらずに違和感しか感じないのであります。
この車はいつも隙が無いほどに美しい状態を保っておりますが、都心を離れると違った意味で相当に目立つようです。(場違いで浮くのかも知れませんが)
私がクラウンに期待するのはスポーティー要素ではなく凛とした佇まいなので、入れ替えの時期が来ても現行モデルを見送って次モデルの様子を見たいとまで思っております。事実現行モデルは登場後早々にお買い得な特別限定モデルが出る様子を見ると、実際に新車でクラウンを購入するユーザーからは必ずしも肯定的な声ばかりではなかったのではと思います。
Posted at 2020/04/29 18:23:56 | |
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