「男は見た目じゃない、中身で勝負だ!」
これは私が幼少期から大嫌いな言葉であります。
それは元々女の子が欲しかった両親から娘のように蝶よ花よと育てられたという部分もありますが、その頃の時代は男性がビジュアル面を重視する時代ではありませんでした。それを破ったのがジュリーこと沢田研二さんのパフォーマンスであると思っていますが、子供ながらに憧れたものです。
そして今年50歳を迎える人生の中で、男性も見た目が重要という考え方は一貫して変わらなかった訳ですが、「やはり見た目を気にしない男は何をさせてもダメだ」という考え方は正しかったと自信を持って言えます。
見た目が大切と言えば…
先日、出前館経由で近所の寿司屋さんからお寿司を注文しました。
その寿司屋さんは元々近所では評価が高く、我が家も来客の際には利用しているお店ですが、姪がクーポンを使いたいとの事で出前館経由で注文しました。

すると、寿司桶ではなく一人前ずつに分けられたものが返却不要のパックに入って届いたのですが、折角の特上がまるでスーパーで売られている寿司のように見えてしまったのでした。
お味のほうはいつもと同じですが、これはすぐに和の器を用意してパックから出して食しました。これは簡単に言えば見た目がいかに重要かという分かりやすい事例ではないかと思うのです。(移した写真を撮れば良かったですが、鮮度が落ちないうちに食したかったので…)
確かにお店にしてみれば配達した次の日に器を下げに行く事は二度手間になってしまいます。これは人件費や燃料代を考えると無駄と言えるかも知れませんが。
更に書籍なども本当に気に入ったものは文庫版ではなくハードカバーで購入したいと考える訳で、(文庫版も買いますけどね)中身が充実したものこそ本の器みたいなものが大切になると思うのです。
話は変わりますが、今週中には新しいレンジローバーが発表されるようです。一部公開されているサイドビューを見る限りはキープコンセプトに見えますが、実際にはサイズは更に拡大されて価格も底上げされる事と想像します。
今でもそれなりの悪路走破性を備えてはいるものの、ランクルやGに比べると野趣みたいなものは影を潜めた感のあるレンジローバーですが、やはりその出自や成り立ちにある美意識は魅力のひとつと言えます。
一方で納車まで二年待ちと言われる大人気のランクルですが、その内容と価格を見るとバーゲンプライスであるように思います。実際はこれのレクサス版LX600がレンジローバーあたりと競合するのかも知れませんが、これは化粧が違うだけと言えるのでランクルの上級車種こそがお買い得なのでしょう。
しかし個々の好みは分かれるところですが、相変わらずトヨタらしい押し出しの強い顔が私にはダンプカーにしか見えず、これに乗っている自分の姿というものが想像出来ませんでした。RXよりお得に感じたのですが…

今週はやや疲れ気味で、安楽なこの車ばかり乗っておりました。サイズ的にも乗り心地的にもラクでして、各部の作り込みの良さは21年が経過したとは思えません。
よく「まだこの形に乗ってるんですか!」と言われますが、そういう人には『あ~私は車に疎いもので…』と答えるようにしています。
デザイン的にも妙な威圧感が無くて優しい印象があると思うのですが、恐らくは今後こういう車は出て来ないと思うと余計に手放したくないと思います。
安全機能?元々そうしたものはOFFにする私には無用の長物でありましょう。
Posted at 2021/10/24 19:26:03 | |
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