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大熊猫@のブログ一覧

2022年02月27日 イイね!

3度目の正直

あれ?今回のは今までより痛い…

一昨日の金曜日、新型コロナワクチンの3回目の接種を済ませました。

巷では混合接種が推奨されている様子ですが、私は何事も変化を望まない性格の持ち主なので過去2回と同様にファイザー社製のワクチンを接種しました。

一度会社に顔を出し、そのまま家の近くの西ヶ原にある病院まで戻ったのですが、入試の関係で東大前の本郷通りが人でごった返している影響で車も混んでおり、もう一本の通勤経路である不忍通りを通るべきでありました。

朝一番の接種でしたが、ほとんどは粛々と順番通りに進んでいる中で、一部の老人のマナーの悪さが目立ちました。この老人は自分の記入に不備があり、スタッフの方に指摘されると逆ギレし、それを宥めるスタッフの方が気の毒になりました。老人と言うものは自分の身体の動きが儘成らないもどかしさからか逆ギレする者も多く見掛けますが、自分はこうはなるまいという反面教師にしたいものです。

その老人が去った後で同じスタッフの方が接種して下さったのですが、謝意を述べた後で「ああいうのには頭に打っちゃえ」と小声で言ったら破顔しておられました。

で、過去2回に比べても今回は痛く感じて、いつもは接種後15分の休憩も取らずに早々に病院を出ておりましたが、今回は15分休憩場所で待機してから出る事にしました。


一昨日は時間が読めないので自分で運転して他の所用を済ませて、お昼は会社に戻る途中の学士会館のレストランでランチを摂りましたが、左腕の痛みがあり信号待ちの度にアームレストに腕を置く程でありました。

で夕方まで普通に仕事を済ませて普通に帰宅し、普通に夕食を済ませて普通に就寝して何事も無かったかに思っておりましたが、次の土曜日のAM4:00に大量の発汗で目が覚めると、38.7℃の高熱と悪寒、頭痛が始まりました。

これまで2回の接種では副反応を経験した事が無く、今回もどちらかと言えばタカを括っていた感がありました。

流石にその状況はキツいのでカロナールを服用すると諸症状は緩和されましたが、昼の12時を過ぎる頃にはまた同じ状態に戻ってしまいました。但し食欲だけは減退しないので、昼は回鍋肉定食の出前を平らげるほどではありましたが。

で、昨日の就寝時直前に再度カロナールを服用しましたが、そのお蔭か今日のAM10:00まで熟睡出来ました。基本私は早起きなので、この時間まで寝ているのはかなりレアです。

本日は昨日に比べると体温も37℃ジャストで頭痛も昨日の半分くらいですので薬の服用は避けておりますが、今現在になって再び37.5℃まで上がっております。

恐らくはこの副反応は明日にはかなり軽くなるのではと希望的観測を持っておりますが、接種の日が金曜日で本当に救われたと思っております。当然個人差はあるものと思いますが、3回目は副反応が出る事を前提にスケジュールを組まれる事をオススメします。

件の逆ギレした老人を見ていて思ったのですが、これは年齢に関係無く煽り運転をする人間の人物像と相似形を描いているように見えます。共通しているのは恐らく自分の置かれた現状や生活が満たされずに不満を持っている者で、その不満が外に向けられる傾向は全く同じではないかと思うのです。

人間は何か不満がある場合はまず自分の内面と向き合うべきであり、それが外に向けられる人間は死ぬまで現状は改善されません。これだけ報道されて罰則が強化されてもこの手のトラブルは必ずニュースで流れますが、一昨日も大宮ナンバーの1BOXが本郷通りでスラローム走行を繰り返して先行するSUVを煽っている光景を見掛けました。煽るという行為は自身の抱えた不平不満を外に宣言しているようなもので、それを恥と感じない人間は民度が低いと思わざるを得ません。

話は逸れましたが、明日は副反応が収まってくれる事を切に願うばかりです。
Posted at 2022/02/27 18:08:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2022年02月20日 イイね!

茶室の文化と英国車

日本には茶室の文化というものがあります。

茶道にも様々な流儀がありますが、千利休の侘び茶に代表されるものがその様式を完成させたものと言われています。高校の時に何故か上級生のお姉様方から強くお誘いを受けて男子一人茶道部に入る事となり、初めて茶室の文化に触れた時、人を持成す空間でありながらその狭さと質素さに大いなるギャップを感じたものですが、実際にそこに身を置く事で落ち着いた気持ちになる事に気が付いて、初めて侘び茶の精神をほんの少し理解出来たような気がします。

千利休が豊臣秀吉に切腹を迫られたエピソードには諸説あるようで真偽は謎ですが、秀吉の金の茶室と千利休の侘び茶の精神には相反するものがあり、その辺りを考えると仲違いも納得出来るような気がするのですが、如何でしょうか。

で、いつもながら茶道とは何の関係も無いお話に変わりますが…


ウチのジャガーに乗ると、何故か何の脈絡も無い筈の茶室との相似形を感じます。この時代までのジャガーの目指すところは少し旧いヴィクトリア時代を思わせる雰囲気であり、勿論それが日本の安土桃山時代とは何の関係無いのですが、そこに身を置いた時に感じる気持ちは茶室のそれに近いものを感じるのです。

ハッキリ言えばジャガーは各部のディテールに関して「ここはもっとコスト掛けようよ」と思うチャチな部分もありますが、その適度な狭さや車の動き、音質などが心地良くて静謐な茶室の雰囲気によく似ています。それはクタクタに頭を使った仕事の後などには良い精神状態をもたらす最良のアイテムであります。そうなると件のチャチな部分などは帳消しになって気になりません。

これが逆にスポーツモデルのFタイプやアストンマーチンになると、マシンとしての精度の高さをドライバーに寡黙に伝えるドイツ車とは違って、もっと人間の持つエモーショナルな部分に熱い何かをストレートに伝える面白さを持っています。そこは元々海賊の血を引く人々が多い国なので、良い意味での野蛮さを決して忘れていないのでしょう。

20年くらい前でしょうか。今は亡き徳大寺有恒氏が「イギリスの車はただ高級なだけではなく、この高級さの中に質素という部分が必要だ」と仰っておりました。この高級と質素とは相反する要素で、当時は何の事だかよく分からない部分でもありました。しかしそれを手に入れて使ってみると、その無駄の無い質素な部分にも気が付くものです。その根底には英国車は「所詮はクルマだから」という肩の力が抜けた部分があり、血眼になってハンドリングの限界やタイムを縮める努力をしなくても車を楽しむ術を知っていたのだろうと想像します。


最近フルモデルチェンジしたロールスロイスのゴーストが登場した時、ポスト・オピュレンス(脱・贅沢)というコンセプトを標榜していましたが、これも普通に考えれば5000万円前後の車が何故贅沢から離れるのか不可解という人も沢山居たと思います。個人的にはこの顔つきはもう少し柔らかく出来ないかなと思いますが、確かにその雰囲気は高級なだけでなくシンプルな質感の高さを感じるものでした。

知り合いの83歳になる大社長から私に「君は英国の貴族がその家系を高める要素は何だと思う?」と質問されました。「それは財力や領地の広さでも無く、その家から国に殉じた人が何人いるかで決まる」という答えでありましたが、確かにノブレス・オブリージュの精神を重んじる英国では有事の際には国民より貴族が先に戦地に赴く不文律があります。ここが快楽主義のイタリア貴族と違うところで、日独伊三国同盟の時にも一番最初に抜けたイタリアとは違う国民性を持っているのでしょう。

その文化の違いは靴を見ても分かり易く、イギリスのジョン・ロブとイタリアのベルルッティでは考え方がまるで違うところにも現れているように思います。ジョン・ロブは少し重めで底を張り替えれば一生モノですが、軽い履き心地で革の質感も薄くて柔らかいベルルッティは一生モノとしては難しいのではと思います。30代の頃に調子に乗ってどちらも購入しましたが、ジョン・ロブは多少の雨でも気にせず履けますが、ベルルッティは朝の天気予報とにらめっこしてから履きます。

話を車に戻すと、最近は良い意味でナショナルカラーを感じるものが少なく、どちらかと言えば無国籍なキャラクターの車が増えた感があります。元々個性の強いイタリア車や英国車、仏車は別にして、ドイツならポルシェのクーペとBMWのSUV以外、アウディのセダン系統、日本車なら日産GT-Rからは好ましいものを感じます。

さて、今日は曇天でありました。

英国車にはピーカンの晴天よりも曇天のほうが似合うように思うのですが、このポーセリンのカラーも同様で本来のカラーが見れます。

今日はいつものように猫用品の買い出しに出掛けましたが、不思議なもので人間の生活用品の買い出しよりもこちらのほうが楽しかったりします。


最近は休日に乗る時はリアのサンシェードは全て開けて乗っています。そのほうが中のインテリアが見えてカッコいいかなと思っております。


「ほぅ。自分のものを買って来たか」という顔で飼い主を迎えるむぎさんですが、今年の5月には7歳の誕生日を迎えます。本当にあっという間の7歳で、無邪気に遊ぶ子猫の頃が昨日のように感じます。寝ている時間は増えましたが、まだまだ運動会モードには大暴れで元気に過ごしておりますが、少しずつ食べ物や生活環境を考えてあげる事が必要になってくるのかも知れません。


この何かを狙う時の表情を見ると、原産がイギリスである「良い意味での野蛮さ」を猫からも感じるのは気のせいでしょうか。
Posted at 2022/02/20 20:00:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年02月13日 イイね!

お客様は神様です

日本人の一般的な男性からは「えっ、何で?」と言われそうですが…

私はラーメン屋が嫌いです。

とは言え、日本橋と恵比寿には気に入ったお店もありますが、特にメニューを決めていない出先でラーメン屋に入る事は1000%ありません。

子供の頃から食事には時間とコストを掛ける習慣がある為、たまに歳の離れた兄に連れられていくラーメン屋の雑然とした雰囲気と、店側の「早く喰え」という空気には昔から耐えがたいものを感じるのであります。加えてその店の主が腕組みをして客を睥睨するかの如く写っている看板などは最悪で、これは一体何のメッセージなのか理解に苦しみます。お客を笑顔で迎えるという姿勢に関して、少しはすしざんまいの社長を見習え!と思うのです。

これが不思議なもので、昔からあるような町中華のお店だと入ってみたくなるのですが、何故かラーメン専門の店から感じる「食わしてやる」的な空気と、そこに集う常連客の持つ妙な雰囲気が実に気に入らないのです。

そんな訳で私がラーメン専門店でラーメンを食す機会は年に数回程度なのですが、昨日の昼は妻と義母が揃って不在で私と姪だけが在宅しておりました。そこで出前館で何かを頼むかなと思っていたところ、「久々に外で食べよう」という姪の誘いで池袋のサンシャインシティに出掛けたのでした。

この中のプリンスホテルはコロナ禍で海外からの入国者の待機に使用されていて暫く一般客の利用は出来ない様子だったりしますが、週末という事もあってそこそこの人出でありました。

特にメニューを決めてなかったので姪の好きなもので構わない旨を伝えると、開口一番帰って来た答はラーメンでした。他に選択の余地を与えているにも関わらずに何故ラーメンなのかを聞くと、「お洒落なお店は自分1人や女の子同士でも入れるけど、ラーメン屋さんは入りにくいから」という理由でした。

まあ幸いにも店主が腕組みして睥睨しているような店はサンシャインシティに存在しないので、チェーン店のごく一般的なラーメンを食しました。それでも想像していたよりは美味であり、何よりお店のスタッフさんの感じが良かったので再訪もありかなと感じました。

結局のところ、接客と出される料理は両輪であり、そのどちらかが欠けていてもプロとしては失格と言えます。それは必要以上に客側がマウント取るのも大いに問題アリと言えますが、美味しいけど愛想の悪い店に対して必要以上に崇める信者のような客の盲目ぶりが更に店をダメにさせている側面も感じる訳です。

姪は帰りの車中で「久しぶりにラーメン食べたぁ~」と悦に入っておりましたが、やはり私的にはラーメンよりは蕎麦や饂飩、若しくはパスタのほうが好みなので、しばらくはラーメンを食す事は無いだろうと思います。

Posted at 2022/02/13 14:39:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年02月11日 イイね!

20世紀最高の工業製品


シトロエンDS。

この車、過去に一度だけドライブした事がありますが、この独創的なスタイルのみならず全てが他の車とは異次元の世界でありました。その感覚はまさに空中浮揚であり、その割にしっかりと走って停まれる実に摩訶不思議な車であります。

この車の凄いのは、決してニッチ的な車としてではなく、日本で言うところのクラウンなどの中級実用車として企画されたところではないでしょうか。

この動画の中で、どことなくアメリカ車の匂いを感じるというコメントがありますが、私的にはサイドガラスがサッシュレスの所謂ピラードハードトップ形状であるところにそれを感じるのです。

いずれにしても、このDSが20世紀最高の工業製品と言われる事に納得です。

確か広尾のフランス大使館やエルメスジャポンの社有車に残っていたように思いますが、今思えば一度でもこの車に触れる機会があったのは何と幸福な出来事かと思います。
Posted at 2022/02/11 19:28:11 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2022年02月06日 イイね!

Jaguarとの遭逢

寒いです…

以前はほとんど外を歩く事が無い時にはコートを持たずに出勤する事もしばしばでしたが、最近は毎日コートを着込んで出掛ける事が多くなりました。これは自分自身の寒さへの耐性が低くなったのだろうと解釈しておりますが、年齢と共に膝の冷えが気になるので長めの丈のコートが重宝します。最近のトレンドではコートの丈はショートが主流のようですが、そんな訳で昔着ていたものが今でも現役で活躍します。

先日着ていたチャコールグレーでダブルのチェスターコートを知人からお褒め頂いたのですが、思えばこのコートは何と高校生の時から着ていたもので、30年以上着ている事になります。

その当時、「過ぎし日のセレナーデ」というテレビドラマの中で田村正和さんが着ていたものに憧れ、衣装協力の会社を調べて購入したものです。これを学ランの上に羽織って通学していた訳ですが、当然学校では相当に目立っていた訳で今になって思えば何と痛々しい高校生だったのでありましょうか。都立校なので服装の縛りも緩かったので、臙脂のマフラーまでパクっていたのは懐かしい想い出であります。

さて、久々に車の事に触れないと車の機嫌を損ねるような気がするのでJaguarのお話です。


この週末は久々に何も用件の無い土日でありましたので、久々に目的地を決めずに車を走らせるだけにJaguarを連れ出しました。とは言っても途中でパンを買う事を思いついてニューオータニを目指した訳ですが。

やはりこのシャープなハンドリングとマジックライドカーペットと評される乗り心地の相反する要素を融合させた不思議な感覚は格別であり、これを再認識することは至福の時間でありました。

思えばこの摩訶不思議な感覚の虜になったのは20代の頃で、当時聖路加国際病院の並びにあったジャガーディーラーでX308のエントリーモデルだった3.2に試乗した時でした。間違いなくスポーティーではありますが、それはポルシェやBMWの肉体的なスポーツではなく、乗馬やクリケットと言った精神的なスポーツに似た感覚というものにカルチャーショックを受けたのでした。その直後に試乗したスーパーチャージャーのXJRはツボに嵌らなかったのですが、この普通のXJとの遭逢は恋の予感に震えた瞬間でありました。

この恋が成就するには何年か掛かりましたが、時は流れてXJも次の世代にモデルチェンジされて数年が経っていました。何が切欠になったのかは未だによく分からないのですが、「そろそろ買ってもいいんじゃない?」という気持ちと「次のXJはこの雰囲気から大きく変化するのでは?」という予感に背中を押されたような気持ちで新車をオーダーしたのを覚えています。

私的には悪い意味でその予感が的中し、この後の世代のXJには歴代の面影が無く、買っておいて良かったと心から思いました。


35歳で購入して50歳になった今でも、車を走らせる事を目的にしてステアリングを握ると当時の感覚を昨日の事のように思い出します。むしろ件のチェスターコートと同様で、50歳になった今のほうが購入した当時よりも板に付いているのだろうと感じています。

購入当時、あまり故障するようならすぐに手放すかとも考えていましたが、その危惧とは裏腹に現在に至るまで故障らしい故障は一切無く、ここまで健康体で連れ添ってくれた事にはありがとうの言葉しか見当たりません。

これから先の世の中は急速にEV中心にシフトする事は必然と思われますが、もはやこのXJの不思議な感覚から離れる事は難しいので、余程の事が無い限りは今後も末永く私のファーストカーとして走り続けて欲しいものです。

最近は通勤時も週に一度はXJを使うのですが、やはり通勤時はドライビングというよりは単なる移動という要素が強くなります。なので目的を持たずに車と向き合う時間を作り、覚めない恋を再確認する事は必要なのだろうと感じた冬晴れの一日でありました。




Posted at 2022/02/06 20:35:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「築地市場の跡地に新しいスタジアムを建設し、そこにジャイアンツが本拠地を移転するという話が以前から出ているという。

が、私は後楽園球場時代から大きく変わっていない水道橋駅周辺も含めて、巨人には東京ドームを動かないで欲しいと思います。同様にスワローズは神宮にいて欲しいと思います。」
何シテル?   06/08 19:02
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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