縁は異なもの味なもの。
一般的には男女の出逢いの不思議さに用いられる言葉ですが、この世の中には男女の出逢いに限らず様々な縁や出逢いに満ち溢れているものです。
例えば我が家のむぎさんですが、

本当に早いもので来月には7歳の誕生日を迎えます。
我が家の一員になったのは生後2か月程度の頃でしたが、仔猫特有の好奇心にキラキラと輝く目をして家中を探検する様子は昨日の事のように覚えております。
家族からの「猫を飼おう」という提案で、それがどの程度本気なのかも分からないままにペットショップに向かい、初めてむぎさんと対面した時はすやすやと寝ていました。しかしこうしたお店で一度でも抱っこをすれば情が移るもので、翌日まで考えて結論を出すとお店に伝えた段階で私の心は決まっていたのでした。
その頃は姪が病に伏して復帰した時期で、その姪の為にもペットを迎えたいという理由もありました。その日は帰宅するまで「猫を迎える」という事で本当に良いのかを様々な側面から自問自答して、夜には家族にGoサインを伝えた訳ですが、その間も妻はずっと「縁があるといいな」と呪文のように囁いていました。
そして晴れてペットショップに迎えに行った際、人間以外の生き物を乗せて走るのは私自身初めてだったので異様に緊張した事も思い出されます。
もうすぐ7歳を迎える現在では以前よりも寝ている時間が増えたように思いますが、全力疾走して高い場所に飛び乗る姿を見る限りでは健康そのものであり、極力自由にさせる事でストレスを与えずに元気で長生き出来る事を切に願います。
こんな風に人やペット、或いは身の回りのモノに至るまで偶然と言う必然のように縁や出逢いが存在する訳で、偶然このページを通り掛かったそこの貴方にも御縁があったと思うのであります。出逢いの確立を考えると天文学的数字分の1な訳で、それだけでも素敵なことではないでしょうか。
さて、連休前の週末でありますが、妻と義母が所用にて外出しており私と姪にて恒例の買い出しドライブとなりました。

少しだけ遠回りをして、文京区小石川の伝通院を参拝しました。
この寺院は徳川家康の生母が埋葬されるなど将軍家の菩提寺だそうですが、私が高校に入学した頃に春日通りを走る錦糸町駅から大塚駅に向かう都営バスの中からここを見ると、その頃の自分の行動半径には無いほど見事な満開の桜に感動した事を覚えております。

桜の季節は過ぎましたが、ツツジの花が素敵でした。

ツツジの白とJAGUARの白が何となく似ているような気がして、もしかすると自分の好きな色は自然界に存在するものにある色という事を再認識しました。
ランチには…
今日は私的に何でもOKである旨を伝えると、連れて来られたのは池袋東武のレストラン街にある銀座天龍という餃子が有名なお店でした。

それぞれ中華丼と餃子をオーダーしましたが、餃子が特大の為に6個頼んで半分ずつで充分でありました。
実を申せば相当昔の話ですが銀座の本店には行った事があり、その際にはあまり好みのお店では無かった記憶があります。しかし今回はそうした先入観をリセットしてお店に入りました。
結論から言えば、この町中華的なしっかりした味付けは好みであり、売りの餃子も本店より油っぽさが自然で好印象でありました。因みに本店では餃子は8個からのオーダーになるそうです。
平日であればオフィスのある東京駅周辺には豊富に町中華のお店が存在しますが、こうしたお店がデパートのレストラン街にあることが良い意味で驚きでした。
しかし女子にとっては我々には当たり前のメニューが意外にも新鮮に見えるようで、中華の庶民的な必ラーメンとか餃子のリクエスト率が高いように思います。面白いもので食べ物の好みが各人バラバラの我が家ですが、面白いもので中華料理になると苦手なものが無くなります。
ま、相変わらず入り口に店主が腕組みしている写真のあるようなお店には絶対入りませんが。
Posted at 2022/04/24 13:56:08 | |
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