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大熊猫@のブログ一覧

2022年08月21日 イイね!

25年前に買った鞄

何シテルにも書きましたが、どうやら軽いギックリ腰になったようです。

何が原因でそうなったのか謎ですが、とにかく立ち上がる時、座る時、トイレに行く時、靴下を履く時など難儀しております。生憎にも週末で医院が休診の為に明日診察に行くまでは安静にしておりますが、とりあえずは家にあったサロンパスを貼ってみたらなかなか有効のようです。

さて、話は変わりますが…

最近は朝の通勤時にリュックを背負う人を多く見掛けるようになりました。更に足元を見ると通勤用のスニーカーもあるようで、これらのアイテムがすっかり市民権を得たように感じています。

個人的にはリュックを背負う事でジャケットが型崩れしないか心配になりますが、妻に言わせると「そんな事が心配になるような高いものを着なければいいのよ」と意に反さずだそうです。今は夏なので関係無いとは思いますが…

で、この傾向は個人的にはアリだと思います。もはや日本の夏は40℃に近い気温になるのが普通で、ネクタイを外すだけではなくビジネスのTPOも変わって行くのは必然と考えます。

では、「大熊猫@さんもいかがですか?」となった場合、私自身は無しだと考えます。

勿論夏場は暑いですが、世間の皆さんに比べればそれほど暑い思いをしている訳では無く、何よりも服装というものは第二の名刺みたいなもので「自分が何者であるか」を無言のうちに相手に伝える手段と考えるからです。そこは見る人が見れば、この人はどういう立場でどういう生き方をしているかが瞬時に分かってしまう怖さもあるからです。


この鞄、25歳くらいの頃に購入したもので、何だかんだで人生の半分を共にして来た事になります。ここ何年かはクローゼットで眠っていましたが、昨日と今日で安静にしてる退屈しのぎに傷んだところを修復してみようと取り出してみました。

まず全体は革クリームで保湿をすると、見事に白っぽくなっていた革が鴉の濡羽のように艶のある漆黒に戻りました。縁の部分は油性のマジックで塗って、持ち手の表面が破れた部分は革用の接着剤で補修して固まるまでマスキングテープで固定しています。

実に何年ぶりに明日から使ってみようかと思っておりますが、この鞄とも本当に長い付き合いになった感慨みたいなものを感じます。その当時からジャケットの型崩れを嫌う私はこの手のブリーフケースが好きで、これから先もこの傾向は変わらないと思います。

冬のコートも最近ではダウンなどの入った新素材の軽くて暖かいものが出ておりますが、どんなに時代が変わっても革靴と同色の革製バッグを持ち、夏は麻で冬はフランネルのスーツ、冬はカシミアのコートという昔から変わらないスタイルを続けようと心に決めております。

そんな人間が乗るには、やはりオーセンティックなセダンがベストな選択ではないでしょうか。


件の鞄にしてもジャガーにしても、手に入れた頃よりも今の自分のほうが板に付いているハズなので、若い頃に背伸びをして買った良いものを長く使うのは正しかったと自画自賛の安静の休日でありました。

しかし最近の私は本当に物を買わなくなったものです。
Posted at 2022/08/21 18:04:02 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2022年08月15日 イイね!

2022年の夏休み最終日

とりあえず2022年の夏休みは今日までで、明日からは日常が戻って来ます。

去年はコロナ感染により不本意ながら一か月の長い夏休みとなった事を考えれば、今年は我が家に関して申せば平常運行の夏休みという感じでした。

で、毎度の事ながら帰省も行楽も無い我が家の夏休みではありますが、休みの5日間はほぼ家でこの方と過ごしておりました。

「何でウチは最近昼間の人口密度が高いの?」という顔をされております。

と、むぎさんと遊んでばかりいた訳では無く、今年はとにかく本を読む事に集中しました。それは敢えてパソコンやスマホから離れて活字を読む時間を作りたかった事もあるのですが、休み前に買い込んだ古典や時事問題、ノンフィクションや漫画まで無駄なく読む事で今の世の中が見えて来る事があったりするものです。

そんな中で数少ない外出ではありますが、暑さが緩い朝のうちに新宿区のお寺さんまで墓参に出掛けました。

後ろに見える塔は市ヶ谷の防衛省ですが、自宅から片道30分弱のドライブとしては丁度良い距離であります。

墓参、ドライブ、読書、猫と遊ぶ時間…これは全て自分に向き合う時間あります。動物とは純真なもので、自分自身も純真な気持ちで向き合う必要があるので、これもまた己と向き合うには最適な時間であります。

これは根拠のない予感ですが、これから秋を迎えて来年以降も様々な意味で世の中が大きく変わるような気がしています。そんな中でも自分が流される事無く生きて行く事を再確認する意味でもこの夏休みは有意義なものだったかなと自負しております。

休みというものは、それが5日間であっても一か月間であってもあっと言う間に感じるものであるのは違いありません。しかし明日から次の週末までの4日間もあっという間に過ぎ去るもので、我々人間の持つ時間というものは決して長いものではないなと感じる夏休み最終日でありました。

とお堅い話になってしまいましたが…


前回「頭の中をリフレインする曲」というお話を書きましたが、最近この曲が大いに気になっております。やはり言葉を連呼するフレーズは耳に残るようです。
Posted at 2022/08/15 20:56:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年08月11日 イイね!

恋のメキシカンロック

誰しも気が付くと口ずさんでいる歌があると思います。

私もそんな歌がいくつかありますが、中でもかなり変わっていると思われるのは1967年に発売された橋幸夫さんの「恋のメキシカンロック」でしょうか。



この動画は2007年の歌謡番組ですが、何と言うか流石に大御所の舞台だけあって吹き出してしまう程に豪華であります。そもそもタイトルのメキシカンロックって何?と思いますが、この頃の日本ではまだまだロックが市民権を得る時代では無く、とにかくぶっ飛んだ歌だなという印象があります。

もっと言えば変なのですが、その変さが単なる変で片付けられないところにこの曲の魅力があるように思います。ぶっ飛んだ曲にも関わらずに橋幸夫さんの律儀な歌唱法にキャッチーなメロディと、まるでタコスとパエリアとピザを一緒に食したようなロックとは程遠い無国籍感の奇跡のコラボでありましょう。

特にサビの部分ではタイトルの連呼には、一度思い出すと頭の中で無限にリフレインする中毒性すら感じるのです。

いずれにしても「恋のメキシカンロック」は昭和歌謡史の中で迷曲中の迷曲だと思いますが、時間を経て迷曲が名曲に昇華した珍しい例だと思います。


JR常磐線の大甕駅の発車ベルです。

確かこの大甕には日立製作所の日研と呼ばれる大きな研究施設があったと思いますが、この曲の作曲を手掛けた吉田正氏の出身地であるところから使われたそうです。

色々な発車ベルがありますが、これは楽しいです。
Posted at 2022/08/11 20:26:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2022年08月11日 イイね!

ディズニーの「青い自動車」

先日、お友達の方がFIAT500を購入されました。

予てからチンクが気になられていた御様子で、手頃な個体が出て御縁があったのでしょう。その子はまるでチンクの故郷イタリアのシチリア海に広がる青空を思わせる鮮やかなスカイブルーを纏っていたのでした。

その子が住んでいた場所は偶然にも紺碧の空と海のある湘南地区だったようで、多少の塩害や軽い傷みがあったようです。が、そんな瑕疵をものともせずにご自分の手で嬉々として手を入れている様は実に楽しそうに見えました。

その様子を見ていて、ふと思い出した物語がありました。

1952年のディズニーのもので、「Susie the Little Blue Coupe」という短編です。


絵本の読み聞かせがお好みの方はこちらをどうぞ。

この絵本、確か私が幼稚園の頃に親が日本橋高島屋の書籍売り場で買ってくれたもので、その当時とても好きになった物語であります。このお話は感情を持った車が数奇な運命を辿る中で、最後に素晴らしい出逢いが待ち受けていて見事に生まれ変わるというものですが、70年前にわずか10分足らずの中でこれだけ色々な描写を盛り込んだ素晴らしいストーリーは今でも魅力的に見えます。

例えば冒頭部分で新車のスージーが展示されているショールームの雰囲気などは、その当時のアメリカの自動車ディーラーの雰囲気がよく分かるもので、今でもアメリカの自動車の売り方ってこんな感じだなと思い出すほどであります。

で、件のチンクのお話とこの物語が自分の中で相似形を描き、久々にこの動画を見たのですが、モノ(車)も心を持っている事を子供に伝えるには良いお話です。果たして私の親がそうした意図を持って買い与えたのかは今となっては謎ですが、今の私自身が異様なまでに物持ちの良い人間になったのは決して無関係ではなかったような気がします。

これはその頃買って貰ったものですが…

そのトミカサイズのミニカーを45年持っております。

子供のおもちゃになったミニカーは大抵傷んでいるものですが、全くと言って良いくらいに痛みはありません。

そしてその当時から、自分の気に入ったものは同じものを複数入手する習慣があったようで、同じものをふたつ持っております。

同じ頃から持ち続けているミニカーですが…

サクラというメーカーのメルセデスSクラスです。

このアイボリーのカラーが当時から気に入っております。


同じシリーズのジャガーE-TYPEです。

赤のソリッドですが、何となく実車の色にとても近いのです。

この2台は当時でも一台数千円はしたもので、このシリーズの他にはロールスロイスとキャデラックもある中で、誕生日か何かの時に「2台選びなさい」と言われて選んだ組み合わせがこのメルセデスとジャガーでありました。

その当時の私は性格も容姿も周りから「娘」と揶揄されていたようですが、こちらもまた子供が持つミニカー特有の痛みは一切ありません。いかにモノを大切に遊んでいたかを自負出来ます(笑)

そんな訳で件のチンクさんは素晴らしいオーナーの元に嫁いだ訳ですが、人の広がりというものはこんな素敵なお話が転がり込んで来るもので、人と人、人と車という何か不思議な御縁を有り難く思うのであります。
Posted at 2022/08/11 17:50:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年08月10日 イイね!

連休中、車を運転される方へ

今日は仕事で神奈川県の相模原まで車で参りました。

もう早いところでは今日あたりからお盆休みに入ったところも多いようで、普段よりも仕事の車以上に行楽に向かうと思しき車が増えた感がありました。

今日はドライバーズシートではなく後席での移動でありましたが、そこから周りの車を見ていると普段運転をしない慣れていない人の運転はすぐに分かるものです。

行きはかなりの渋滞でありましたが、そこは流石に熟練のドライバー氏の腕の見せ所で東名を避けるルートを通りアポの時間ぴったりに到着することが出来ました。

自分で運転していないと周りの車の動きが更に目に入るもので、やっとの思いで車線変更をする車や、流れに乗れず後続車に露骨に煽られる車が多いのは致し方ないかなと感じます。

しかしそうした不慣れな車と遭遇した際、比較的大きなトラックは寛大な対応でやり過ごす様子を目にしますが、執拗に車間距離を詰める車のステレオタイプは決まっており(それが何かは敢えてここでは書きませんが)頭の沸騰点と民度の低さは比例するのかなと思います。

正直に申せば運転が下手な人の近くを走るのは決して良いものではありません。しかし乍ら、この世の中を走る全ての車にプロ並みの技量を求める事は不可能であり、逆にその程度の事に目くじら立てるような心の狭い人間は運転には向かないのでありましょう。

それは例えるならば、心の広さとはコップの水に赤い絵の具を垂らすと真っ赤な水が出来上がりますが、海に絵の具を垂らしても色が変わらないのと同義なのでしょう。

ここ数年はコロナ禍で夏休みの行動もままならない時間が多く、まだまだ感染リスクがあるにせよ家族揃って出掛ける時間がやっと訪れたという方々も多い訳です。

そして特に子供の心には夏の想い出はいつまでも残ります。実家に里帰りする方々とて、あと何回実家で元気な親の顔が見れるかを考えれば、それはかけがえの無い時間でありましょう。

そんな大切な時間を作る為に苦手な運転で走っているんだろうと思えば、どこの誰がそんな想い出作りに水を差す事が出来るでしょうか。道路は自分だけのものではなく、少しばかり不慣れな車をバカにするなどは思い上がりも甚だしい愚か者であります。

これは自分自身の為でもあります。どうかこの連休に車で行動する方はそんな寛大な心で他車を見る余裕を持ちましょうというお願いです。

どうぞ皆様お気をつけて。

Posted at 2022/08/10 19:10:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「築地市場の跡地に新しいスタジアムを建設し、そこにジャイアンツが本拠地を移転するという話が以前から出ているという。

が、私は後楽園球場時代から大きく変わっていない水道橋駅周辺も含めて、巨人には東京ドームを動かないで欲しいと思います。同様にスワローズは神宮にいて欲しいと思います。」
何シテル?   06/08 19:02
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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