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大熊猫@のブログ一覧

2023年01月29日 イイね!

やはりジャガーXJしか勝てん

私は何事に対しても、相当に物持が良いほうだと自負しております。

その代わり、物を買う時は自分の予算よりも少し良いものを手に入れる事を心掛け、その代金を捻出するにはどうするかというところからスタートしているので、買い物には最低数か月から物によっては年単位で計画して手に入れるものもしばしばです。

このネイビーのブレザーは今でも現役ですが、実に今年で33年目を迎えます。

その頃は大学生でしたので制服が無くなって私服登校になり、「毎日何を着るべきか?」を迷っていた時期でありました。そんな時にキレイ目カジュアルが流行し、紺ブレを始めとしたブリティッシュトラッドが注目された時代でありました。

その少し前にはDCブランド全盛期で、私自身もその手の服はかなり手に入れておりましたが、少なくともDCブランドで通学するよりブリティッシュトラッドのほうがお利口さんに見えると考えて紺ブレに白のパーカーでブルーデニムにスニーカー、革の小さなリュックが毎日の通学スタイルとなりました。このスタイルなら学校でもバイト先の不動産会社でも馴染んでいたので実に素晴らしいブームが到来したものです。

そんな理由で紺ブレも何着か購入した中で、このダブルで厚手のネルのものは冬場に本当に活躍しています。これはエーボンハウスのもので、今は無き東急日本橋店で購入したのでした。同じ日本橋でも三越や高島屋と違って東急は庶民派という趣があり、夕方になると江東区の深川あたりからバスで夕餉の買い物に来る人々の姿も大変多く見掛けました。それから30数年が経過して渋谷の東急本店が今月いっぱいで閉店するとは夢にも思いませんでしたが…

思えば私のブリティッシュ傾倒はここからスタートしたように思うのです。

時間のある時にはこのスタイルで輸入車ディーラーめぐりにも度々出掛けました。畏れ多くも学生の分際で、当時芝浦にあったコーンズや東麻布にあった麻布自動車の門を叩き、「畏れ入りますが、ちょっと見せて下さい」と伝えれば大抵は歓迎されました。よくこうした輸入車ディーラーで塩対応を受けたとSNSで書き込んでいる方も見掛けますが、それは自分自身に何か問題がある場合がほとんどだと思います。身形が整っていても言動がイマイチとか逆も然りです。

その頃から何年も経って今は顧客としてお付き合いが始まった訳ですが、中でも若葉マークから卒業したくらいの小僧に快くベントレーターボRの試乗を勧めてくれたコーンズさんには驚きと感謝であります。この時の試乗車がNAVI誌のインプレッションで載っていて、その本は今でも保存してあります。

ただその時の内容はベントレーターボR、ベンツ600SEL、ダイムラーダブルシックス、リンカーンコンチネンタル、日産プレジデントを比較する記事なのですが、「冷徹なジャーナリストの立場を忘れて乗り逃げするならどれを選ぶか?」の設問には全てのジャーナリストの方がダブルシックスを選んでいました。機械としては600SELがベストの筈ですが、車はそれだけでは済まないという自分の感覚は決して間違っていなかったと嬉しくなりました。

で、ダブルシックスってそんなに凄いのかなと思って訪れた当時のジャガー新橋のお姉さんは塩対応でコーンズ以上の敷居の高さでした。後に今では切っても切れないお世話になっているお店ですが、その当時の話は笑い話になっています。

あの塩対応のお姉さんも相当なババァになった事でしょう。

で、その時のターボR体験は後の人生に相当大きな影響を受けた訳ですが、車を選ぶという事は自分の人生観の表現であり、車単体のスペックやハードの部分のみではどうにもならないものが存在する事に気付きました。ただその中でも現実的に素晴らしいと感じたのはE30の3シリーズ325iで、それは六本木のカローラという表現が不当なものであると感じました。ドイツ車はこれが初体験であり、未だにドイツ車はアタマに「西」が付いた時代のものがベストという考えは変わりません。

その後社会人となって何年かした頃、聖路加国際病院の並びの佃大橋の下にジャガーのお店がオープンしました。丁度X308と呼ばれるXJが登場した頃で、新橋と違ってフレンドリーな対応で、3.2エグゼクティブというベーシックなものと4.0スーパーチャージャーで武装したXJRの試乗を勧められました。

結論としてXJRにはシンパシイを感じなかったものの、3.2エグゼクティブにはベントレーターボR以来の感動を覚えたのでした。

セルシオのV8をお手本にしたと言われる新開発V8は清流の如く静かに滑らかで、アクセルを踏み込むとやや太い咆哮が聴こえるのはセルシオとは違うジャガーの個性でした。ソフトですが路面に吸い付いた猫足と言われる足回りや、大柄の割に遊びが少なく正確無比なハンドリングには虜になりました。そして何よりブリティッシュグリーンの外装とビスケット内装の美しいビジュアルは、ベントレーターボRとはまた違う華がありました。そんな小一時間の試乗の時間はいつも走り慣れている道すら映画のワンシーンに変えてしまうほどの至福の時間でありました。

振り回せばそれなりに追従してくれますが、車のほうが「みっともないからお止しなさい」とドライバーを諭してくる声が聞こえる車は初めてで、「さあ、もっと飛ばせ!」とドライバーを煽るドイツ車とは全く異なる世界観でした。

その時のお値段が乗り出しで700万円台で、少し無理をすれば買えなくもないお値段でありましたが、ジャガーを手に入れるのはもう少し後にしました。

その理由は、この車に関しては無理に購入してもジャガーの世界観の半分も理解出来ないだろうと考えたからです。他の車であれば車だけが突出した生活も悪くないと思います。しかしジャガーXJばかりはそれに見合うライフスタイルが必要で、贅沢という事の優越も空しさも理解した上で乗る事が相応しい何かを感じました。当時の私はそれなりの苦労は重ねていたものの、今はまだこれを買う時期では無いと考えたのでした。

それから何年か経って、XJもフルモデルチェンジの時期を迎えました。

最初の印象は正直なところ巨大なXタイプという感じも否めませんでしたが、フロントのオーバーハングを切り詰めたデザインは結構ツボに嵌りました。ボディもオールアルミとなり剛性が上がった為、猫足の再現には電子制御エアサスペンションは必須だったのでしょう。従来のジャガーユーザーからは賛否両論だったと言われますが、新規参入組として最新の日本車などに馴染んでいた者には一気に訴求度が上がったように感じました。

ただこの車を買う際の一番の懸念は、全幅が1900mmと一気に大きくなった事でした。購入当時に住んでいたマンションの駐車場は大丈夫でしたが、出先で利用する機械式駐車場に入庫出来るかが微妙でありました。

その旨を伝えると、実際に使用するシチュエーションでお乗り下さいと3日間試乗車をご厚意で貸して下さいました。で、実際に走ってみると先代よりもステアリングが切れるので最小回転半径は確実に小さくなっており、独自のフルーテッドボンネットフードは見切りもよく、「これなら何とかなる!」と発注に至ったのでありました。

その時はネイビーブルーの外装にシャンパン内装の車が貸し出され、妻と春の房総日帰りドライブに出掛けたのでした。ネイビーブルーの車で南房総の海と花を見て、地元の魚が売りのフレンチレストランに寄り、帰りは東京湾フェリーで神奈川県に渡って帰って来たのでした。とにかくそのドライブがとても贅沢な時間となったのは一生の記憶に残るものと思います。

購入が2006年ですから、かれこれ17年目に突入したことになります。

その間に様々な車と接する機会もありましたが、最後には「やはりXJが良い」という結論に至るばかりでありました。購入当初は知人から「その値段出すならベンツかBMでしょ?」と散々言われたものの、今も蜜月の日々が続いている事を思えば自分の選択は正しかったと自信を持って言えます。イギリスの車の美点は、その魅力が短期間では分からないところにあり、数年乗るとじわじわと分かって来るという奥の深さにあります。その代わり興味を持った顧客がディーラーで10分程度の試乗をしても、その良さが100%瞬時に伝わらないので販売に結びつかないデメリットはありますが…

10分の試乗で素晴らしさが十二分に伝わる車は間違いなく良い車です。
しかしその代償として購入後は飽きるのも早かったりするものです。

先日ディーラーで、一旦ジャガー車の生産は終了してEV化の準備に入る旨のお話がありました。現在もEV車は存在しますが、ジャガーとしてのガソリン車の生産はいよいよ終わるそうです。

その上で今度はテスラのようなメーカーになるのか否かは謎ですが、イギリス車の伝統である軽快な走りとアンダーステイトメントなキャラクターは是非とも受け継いで欲しいものです。個人的にはEVに乗りたいとは思いませんが、これだけの遺産を手放して家電製品のような車を作るメーカーには決して成って欲しく無いと切に願うばかりです。


今日はこちらの車が無事に11回目の車検を終えてガレージに戻って来ました。
今回は細かな修理が発生しましたが、詳細はまたご報告させて頂きます。
Posted at 2023/01/29 17:55:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2023年01月24日 イイね!

選ばなかった選択肢

「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉があります。

つまり力やイデオロギーに関わらず、戦いは勝った者が正義であるというように解釈しますが、マーケティングの世界で「売れたもの勝ち」となるのも同義なのでしょう。

もっと言えば私などは昔から日本の敗戦後の東京裁判に関しては、その背景に何があったかは一切関係なく単に勝者が敗者を裁いただけという印象を持っており、何にしても戦う以上は勝たなくては全ての主義主張は封印される好例ではないでしょうか。とは言え、あの戦いであまりにも軍部(主に陸軍)が肥大して間違った方向に向かった日本が負けた事は本当に良かったと思っておりますが。

今の時代ではヒット商品は正義であり、不人気商品には失敗作という烙印が押されて明暗を分けるのは周知の事実であります。が、その中には単なる不人気で片付けられないものがあり、後の歴史で再評価を受けるものも少数ながら存在します。

よくネットの記事で不人気車特集を組むと、必ず登場する車が今日のお題「日産レパードJフェリー」だと思います。何せグーグルでこの車名を検索すると、上位に「ダサい」という尾鰭が付いたものがうじゃうじゃ出て来ます。

しかし私はその昔、その不人気車を新車購入する事を本気で検討した事がありました。


この車、形式がJY32と呼ばれて当時のセドリック/グロリア&シーマのファミリーでありました。シーマの4.1V8、セドリック/グロリアの3LV6が用意され、V8には後輪も操舵するシステムが搭載され、インマニはフェアレディZと今では考えられない程にコストの掛かった内容でありました。

外観もアメリカのデザインスタジオが手掛けたそうで、日本の同価格帯の車には無い独自のスタイルでありました。特に私的に好きなのはお尻が下がったリアスタイルですが、このリアスタイルをして「ダサい」と評される事の多いのを見ると、自分の好みは本当に世間様とは著しく乖離してると実感します。


インパネもスッキリとしており、極めつけは80万円のオプションでイタリアのポルトローナフラウ社製の革シートまで用意されていました。当時の日産はプレジデントにもコノリー社製レザーがオプション設定されていましたが、プレジデントのそれは表皮のみコノリーレザーで中身の餡子はノーマルと同じでした。

しかしこのJフェリーのそれは餡子までポルトローナフラウで仕上げたもので、それまでの日本車では考えられなかった程のコストを掛けた車でありました。

残念ながらこの車は一度も試乗できなかったのですが、聞くところではとにかくソフトでゆったり走る事に関しては実に良く出来た車だったようです。加えてV8などは車重が軽い為にかなり速かったそうです。

その頃日産ではジャガーの足回りをスーパーコンピューターを駆使した解析にご執心だったそうですが、数値に出来ない部分が多過ぎて結論が出なかったようです。そのタネ明かしは足回りだけではなく確信犯的にヤワなボディを与えて車全体が撓る事で猫足を実現していた事が分かって日産の技術陣が呆れ返ったという本当のような嘘のような逸話を聞いた事があります。

そんな訳でその規範はドイツ車ではなくイギリス車というかアメリカ車的な大らかな味付けとなっており、事実アメリカではインフィニティJ30としてそこそこのヒット車であったようです。

で、この車のイメージカラーになったシャンパンゴールドで内装はポルトローナフラウ社製のタンレザーにサンルーフと鍛造ホイール付きの車に心を射止められてしまったのでした。


その当時、兄はセドリックの3000ターボのブロアムVIPエアサス付きに乗っていたのですが、私がレパードを検討している事が分かると「セドリックのほうがいいよ」と勧めてきました。


結果的にセドリックの中間グレードを購入しましたが、やはり若者が背伸びをして買うには価格差あり過ぎたのでした。

そんな経緯もあって、先日街でこのJフェリーを見掛けた際には思わずガン見をした訳ですが、日本人にはこのスタイルが嫌われて不人気車の代表格になってしまいました。丁度同じ時期のブルーバードもこの路線のスタイルでしたが、ブルーバードには日本人向けにARXという4ドアハードトップの保険を掛けた為に惨敗は避けられたのでしょう。

トドメはCMコピーに「美しい妻と一緒です」というアメリカ人と思しき夫婦が乗る写真が使われましたが、日本では結婚指輪をした男性は恐妻家という認識の国であり、こんなコピーが受け入れられるわけが無かったのでしょう。

が、今も昔も思うのは、これほど贅沢な雰囲気を持つ日本車は他に無かったと思うのです。それは家に帰れば年代物の家具に囲まれて、週末にはオペラやバレエに足を運び、お気に入りのレストランが何件もある暮らしを具現化したような車がこのJフェリーだったように思います。この車の贅沢さが分かる人は、ある程度贅沢が身に付いた人でしょう。

対して今の日本で人気車と呼ばれる車を好んで買う層は、車のみが突出して豪華なものを選んでいるフシがあり、少なくとも七色に色が変わる悪趣味な室内のアンビエントライトが贅沢と考える人々はただの庶民なのでしょう。

Jフェリーの名誉の為に色々書きましたが、今になって思えばこの車を買っていたら、自分の車遍歴に華を添える一台になったような気がします。

丁度その頃に聖路加国際病院のある明石町に出来たジャガーのディーラーで、新発売されたX308と呼ばれるジャガーXJのベーシックモデルに試乗して心を奪われたのはまた別のお話。



でも、このセドリックもリアが下がっており、つくづく私はリアが下がってランプの小さい車が好きなんだと思うのです。
Posted at 2023/01/24 22:24:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2023年01月22日 イイね!

自分と同じ車は少ないほうがいい

早いもので、2023年の睦月も下旬に突入しました。

気が付けば日の出の時間もすっかり早くなり、日没の時間も少しずつ延びています。

先日、姪と外出した際に私は助手席に乗って姪にジャガーを運転させてみました。

いつもRXの高い視線に慣れていると車高の低いジャガーの車両感覚は慣れないようですが、家を出る時と出先で駐車場に停める時だけ私が代わり、広い公道の運転だけは時折ワイパーとウィンカーを間違える以外は問題なく運転出来ました。

で、私の用事でコンビニの前でハザードを焚いて待たせていると…

リアのウィンカーの色が左右で明らかに違う事に気が付きました。

聞いた話では、このウィンカー球は長期間の使用で電球の色が抜けてくるそうで、数年前に右側が切れて交換したのに比べて左側が黄色に近いオレンジ色になっていたのでした。


このような状況を防ぐには左右とも同時に交換する必要があり、未使用品の在庫が家に一個しかなかったのでお店に注文すると、「これで店舗在庫は終了です」との事でした。これが発注になると入荷まで一週間くらいだそうです。


お値段は一個\800でしたが、今はウィンカーもLEDが主力なので電球の在庫が減ったという事情もあるのでしょう。個人的には今の車のLEDウィンカーは明る過ぎて視認性はともかく目に優しくないのであまり好きではありません。同じLEDでもマツダの一部車種にある鼓動のような柔らかい光のものは良いと思いますが。

「LEDは球切れしないですからね」と言うと、ディーラーのフロント氏曰く『球切れはしませんが長期の使用で基板がダメになるケースがあり、そうなるとランプユニットの交換で片側二けた万円ですよ』との事でした。

どうやら目にも財布にも優しくないようです。

今回の事で気が付いたのは、ジャガーだけはこれまで自身のみが運転する事が99%で、運転席で感じる事と同乗者が感じるのは結構違うという事です。自分だけではハザードを焚いた状態を目視する事は少なく今回の件は気が付かなかった訳で、たまには自身が同乗者になる必要があるという事を学習しました。


この車も元々多く見掛ける車ではありませんが、最近になって同型車を見掛ける頻度がかなり減ったように感じます。

自分の行動圏の都心部でも同型車に擦れ違うと大体同じ面子であり、2006年にこの車を買った同時期にシルバーで左ハンドルの個体が日本橋のご近所に居たのですが、今でもその個体が元気そうに走っているのを見掛けるという事は皆同じ事を考えているのでしょう。

ディーラーさんによるとこのモデルも含めた丸目4灯ジャガーのオーナーさんは「動く限り乗り続ける」という方ばかりで、このモデルはまだ部品の供給に問題は無いそうですが、この前のX308や300と呼ばれるモデルくらいはそろそろ部品が無くなるケースも出てきたそうです。

が、その場合でもジェネリックの社外部品は豊富なようで、「そうしたものも探して直します!」とのお話でありました。まあ社外部品を使用する場合はディーラーではなくジャガーに特化したお店のほうが強いかも知れませんが、新車を売る事には熱心でもその後の整備には無関心なディーラーが多い中では心強い限りでありました。


こちらの車も来週は車検に出しますが、セダンはともかくエステートは新車時から珍しかったように思います。共に程度の悪い個体が駆逐されて、大切に乗られている個体のみが残りつつある頃で、ある意味では良い時期を迎えたのではないでしょうか。

私は車でも服装でも極力他人様と同じものは避けたいと考える人間ですので、この傾向は嬉しい限りです。長く乗り続けると不当に高くなる税金と引き換えに、こんな楽しみも出てくるのだなと実感しております。

話はガラッと変わりますが、ウチの奥さんの職場は某私立大学であります。

で、大学の購買で「単位パン」なるものを売っていて、持ち帰って来ました。

折角来た単位パンですのでノリタケのお皿に乗せてみましたが、中身はクリームパンです。これは首都圏にある大学の生協ではかなりメジャーな商品だそうで、商品化にあたっては大学生協の拘りのあるパンだそうです。お味に関してもコンビニやスーパーで売っている一般的なクリームパンよりも中のクリームが自然な甘さで美味だと思いました。

以前と違い一般人はキャンパス内立入禁止の学校が多いので「珍しいでしょ?」との事でしたが、こうした素朴なクリームパンも小腹が空いた時などは実に良いものです。


我が家の冬の風物詩で、むぎさんが義母の背中でウトウトする光景が続いております。義母の白髪がお気に入りのようで、いつも顔を義母の頭に埋めております。

一時間近く4kg弱を乗せて、この状態をキープするのは結構大変だと思います(笑)
Posted at 2023/01/22 17:56:59 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2023年01月09日 イイね!

連休最終日

5日の仕事始めに出社して、諸般の都合で今日まで連休でありました。

思えば年末からのこの連休は自分の為にも家族の為にも実に有意義な時間でありました。流石にこれは明日から出社するのが嫌になるパターンではありますが、そこは気持ちを切り替えて行きたいものです。


今日も本当に清々しいほどの晴天でしたので、久々に家族揃って車で外出です。


割と最近出没率の高い有明ガーデンですが、ここは家人にとっても目新しいものがあるようでお気に入りになっています。我が家からゆっくり走って1時間くらいと、ちょうど良い距離です。

さて、私は車に乗る時は多少寒くても絶対にジャケットを着ません。それは座り皺が出来てしまうのを嫌うのが最大の理由ですが、そもそもジャケットはある程度体の動きを制限する事で形を保っているものなので、あまり運転という動作に向いているとは思わないからであります。


かと言って放り投げておくのも気が引けるので、自分が運転して後席を使わない場合はハンガーが必須アイテムであります。但しハンガーの金属部分が太いものはどの車でも引っ掛からずに使えないので、なるべく細いものを探して各車両にひとつ乗せておく事にしております。

最近ではディーラーオプションで前席のシートバックにハンガー状のものを装着可能なアイテムもあるようですが、クラウン以外は電動ヘッドレストの為にヘッドレストを外す事が出来ない為に、後席のつり革部分に吊るすしか方法が無いようです。

話は変わりますが、今日は成人の日という事で新成人の方にはお慶びを申し上げます。

何年か前に成人の日にテレビで乱痴気騒ぎを起こすヤンチャな新成人を見て眉をひそめて成人の日そのものに含むところを感じる旨を書いた記憶があります。

依然として人様に迷惑を掛けるような烏合の衆は言語道断と思っておりますが、どうもここ最近の世の中の流れを見ていて、それとは別に「無敵の人」とネットで言われるタイプが出現し、こちらのほうが問題だと考えるようになりました。

「無敵の人」とは何も失うものが無く、自暴自棄になって犯罪に走るタイプと認識しておりますが、確かに去年一年間を見ていてこのタイプが起こした事案が増えている事は確かなようです。

それに対し、成人式でド派手な着物姿で少々のやんちゃをした若い衆の10年後を見ると、意外にもちゃんと落ち着いて若い頃を照れくさく語る事が出来る大人に成長している人も沢山居るように思いました。件の「無敵の人」に比べれば、派手で近寄りがたい雰囲気ではありますがこの氣志團ルックの若者のほうが余程健全ではないかと考え方が変化しました。

「無敵の人」、そりゃ無敵だろうと思います。何故ならばこの無敵とは何かと戦った上での無敵ではなく、何とも戦った事が無い不戦勝ではないかと思うのです。果たして不戦勝が真の勝利と言えるでしょうか?

そんな訳で、新成人の方々には何に対しても正々堂々と戦う事の出来る大人になって頂きたいと30年前に成人式を迎えた私は切に願うばかりであります。
Posted at 2023/01/09 21:54:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2023年01月06日 イイね!

年末年始・雑感

まず今日も車の話題は一切出て来ませんので、そこを期待される方はスルーして下さい。

「おせち料理なんてものは冷蔵庫の無い時代の保存食」

と、以前のブログで書いていたのは他の誰でも無い自分自身なのですが、今年は何と我が家でもおせち料理を用意することにしました。ただデパートで10万円とかのものにはあまり魅力を感じなかったので、全て材料から揃えて昔からあるおせち料理を義母に用意して貰いました。

洋食党というか肉食獣の妻や姪には不評で、おせちの合間にはすき焼きや焼肉が登場したのは言うまでもありませんが、この歳になると京料理というか和食の手間を掛けたものが贅沢に感じるようになり、大変美味しく頂きました。

何故そんな気持ちになったかと言えば、全ての物事には必ず理由があるもので、おせちの意味をひも解いてみると、そこには五穀豊穣や無病息災と言った先人からの祈りがあるからです。

大変なのは義母ですが、誰に似たのか和食を嫌う娘には呆れております。しかし義理の息子の私が遅まきながらも和食の良さに開眼した事を喜んで、手間を惜しまずにおせちや雑煮を作ってくれた事に感謝です。

実を申せば、大晦日の31日から4日までは車を走らせるどころか一歩も外出しませんでした。それは普段あまり見ないテレビを見たり、買っただけで読んでいない本を一気に読み耽っていたのですが、それらが面白くて引き籠っていた訳です。年末年始のテレビもまた若い頃は苦々しく思っていた部分もありますが、一年の限られた時期に見るのも悪くないと自分でも丸くなったものだと驚いております。

例えば大晦日の紅白歌合戦を何故か毎年妻が好んで観ており、何となく私も視聴するという流れがお約束になっています。

しかし妻や姪はともかく、私などは出場アーティストの半分は知らない人で、義母に至っては1/3も知らないのではと思うのです。が、そのアーティストを知らない人が歌の内容を好むと好まざるとに関わらず「今はこういう人が話題になるのね」という認識を持ってくれたら目的の8割は達成されるのが紅白歌合戦であり、そこがミュージックステーションとの大きな違いなのでありましょう。

私的に子供の頃から好きなのが、この紅白歌合戦の賑やかなフィナーレから一気に「いく年くる年」の静寂に包まれた寺院の映像に切り替わる瞬間で、これこそが一年に一度のテレビの醍醐味と言っても過言ではありません。

で、そこに映る除夜の鐘と共に初詣の行列に並ぶ人々の姿を見ていると、ここだけは令和5年を迎えても平成や昭和と変わらない日本人の姿にほっとします。

いつも申しておりますように基本的に混雑した場所は嫌いなのですが、休日の高速道路SAの風景に同じような飾らない日本人の姿が好きなのも同じ理由かなと感じています。殊更夫婦共に東京で帰省の経験が無い私にとっては尚更なのでしょう。

そんな訳で今年のお正月は例年以上に穏やかな気持ちで迎える事が出来、何もしていない割に日本人である事の喜びさえ感じた良い正月となりました。世間を見渡せば様々な意味で不安定である事に変わりは無いのですが、今年は自分が日本人である事の意味や誇りという部分を意識してみたいと思います。

さて、昭和の頃に正月になるとレトルトカレーのCMで「おせちも良いけどカレーもね」というのがありました。

これは丁度おせちに飽きる頃を見越した名コピーだと私は感心するのですが、実際そろそろカレーが食べたくなるのも事実であります。

しかしここでカレーを作るのも面倒なので、ここはCMの通りレトルトにします。


日本相撲協会監修の「名物国技館カレー」と「横綱北の富士カレー」を用意しました。こちらは郵便局の物販コーナーにて購入出来ますが、この2つの何が違うかが気になって両方買ってみたのでした。


製造がベル食品であるのは良い予感がします。内容量は同じですが、北の富士カレーのほうがカロリーが高いです。

結論から言うと、これは美味です。実はレトルトカレーマニアの私が今気に入っている無印良品のカレーに加えて常備したいカレーでありました。

もし気になる方は、お近くの郵便局へ。
Posted at 2023/01/06 19:31:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「昨日の小田和正さんの有明アリーナ公演に行って参りました。以前に比べれば公演時間は短くなってはいますが、その歌声は来月78歳のお誕生日を迎えるのが信じられない程に素晴らしいものがありました。」
何シテル?   08/08 08:05
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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