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大熊猫@のブログ一覧

2023年11月12日 イイね!

昭和46年生まれ

今年は随分と暑い日が続くと思いきや、今日は一気に冬の訪れを感じる寒い一日で今季初めて暖房を入れた朝となりました。最近は暑いか寒いかの両極端で、中間の心地良い季節が短くなった感を強く感じます。

今年はGWに仕事場の引っ越しがあった事が一大イベントで、気が付けば新しいオフィスに移って半年が過ぎました。その間に私はどうも人様から覚えられやすいようで、地下のコンビニやカフェに行った時のお店の方からの第一声が「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」になって、ビルの警備や清掃の方から朝の御挨拶を頂く際にも「おはようございます、大熊猫@さま」と個人名が付くように変化しました。

引越前は新しい環境になる事が億劫に感じていたものですが、時間が経つという事はそういうものという感慨すら感じております。

さて、先日の出来事。

大手町という場所はそれぞれのビルと地下鉄の駅が地下で蟻の巣のように繋がっており、ビルの地下がそのまま公共の通路となっています。そこで擦れ違った人の顔を見て「あ!」とほぼ同時に気が付いたのは、何と勤め人時代の同僚でありました。

彼の顔を見たのは実に十数年ぶりでありましたが、聞けば現在は数件先のビルに入居する一部上場の大手不動産会社の営業部長を務めているとの事でした。

あまりの偶然に私のオフィスに招いて30分程度の懇談となりましたが、お互いのその間の事や他の同僚の話で一気に昔に戻った懐かしい気持ちになりました。私はどちらかと言えば要領の良さでここまで生きてきましたが、彼は努力の人であり、その結果が実った結果が今なのだろうと感じています。

その中でお互いに「大変だったけど、あの頃は楽しかったよね」というのが共通の認識で、そんな記憶を共有する人が元気で活躍している事が本当に嬉しくなって、その日一日幸せな気持ちになれたのでした。

ここみんカラでも同じ歳のお友達は何人か居られますが、私の場合は自分より年上か年下の友人が多く、あまり同年代の友人が少ないほうだと思います。

そんな中で同じ時代に生まれて同じ時間を生きた人との再会で、やはり同じ歳だからこそ分かりあえる部分もある事を再認識しての解散となりました。

その話の中で、その時代の知人が大出世したり大病に掛かったり、お亡くなりになった話なども出ましたが、人は誰しも仕事や家族、つまり人生があるもので、同年代の人が頑張っている話は良いものです。52歳と言えば「もうひと頑張りするか」という最後の時期であるように思いますが、最近少し怠惰な気持ちになりかけていた自分を戒める意味でも良い機会になったと思いました。

そういえば珍しくウチの奥さんが、「アルピナB3ツーリングのグリーンで中がベージュっていいかも」と言い出しました。

RXの次はコレかな…

Posted at 2023/11/12 17:27:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2023年11月05日 イイね!

フォーマルの定義

秋の三連休もあっと言う間に終わりました。

まあ連休と言うものは、それが三連休であろうが八連休であろうが短く感じるもので、次の休みを心待ちにしながら誠心誠意で労働に勤しむ意味があるのだろうと思います。それは一昨年のコロナ感染で一か月の戦線離脱を余儀なくされた際に痛感した事で、まさにオンとオフは両輪であると言えます。

日本のテレビ局は連休の高速道路渋滞のライブ中継が大好きなようで、毎回毎回飽きもせずに放送していますが、その渋滞の様子を見ていてトランクのあるセダンの姿が本当に少なくなった事に気付きました。たまにセダンが居ると例外なくベンツかBMなどの輸入車で、国産車のマーケットはSUVとミニバンに侵食されてマトモなセダンは駆逐された感が否めませんでした。

そんな中で、クラウンシリーズの本命とも言えるセダンが発売されましたが、早速郵送されたカタログを開くと「新時代のニューフォーマルセダン」と謳っています。

そもそもセダンの定義とは何かを考えた時、所謂3BOXのフォルムが基本になる訳で、ほぼトランク部分が存在しない新型クラウンのサイドビューからは嘗て日本で不評のうちに消えた5ドアハッチバックのコロナやカペラの姿を連想するのです。

更にフォーマルというキーワードで連想するのは服装で言えば礼服でありディレクタースーツであり、モーニングやタキシードもこれと同様のものでしょうか。

これらに共通するものはおよそスポーティーというキーワードと対極のものであり、このクラウンをフォーマルと称するのはタキシードにポロシャツやスニーカーを合わせる程の違和感を感じる訳です。

新型のセンチュリーにしても私には違和感を通り越して嫌悪感すら感じますが、これは少し前に地方の自治体が公用車で導入したセンチュリーが一部メディアから袋叩きに遭った事が無関係とは思えません。私自身は皇室や総理大臣の専用車としてはセンチュリーが相応しいと思いますが、首長級であればアルファード辺りが良いのではと思うのです。しかしここまで景気が悪くなって階層間の憎悪に近いものが膨れ上がったところにマスコミが火を付けたと解釈しますが、そこを妙に勘違いした結果がセンチュリーから凛とした佇まいを奪って一般大衆ウケしそうな醜悪なSUVに変えてしまったのではと想像するのです。恐らく併売を続けるとアナウンスしてはいますが、セダンはフェードアウトさせるつもりなのでしょう。


ウチにも2台のクラウンが居りますが、よく「どっちが良いですか?」と聞かれた時は迷わず「古いほうが良いです」と即答します。

その理由は様々ですが、やはり直列6気筒の木目細かくパワーのある吹け上がりと内装の造り込みの良さにあります。もっと言えばこのクラウンが最後の直6であり、直6が終わった段階でクラウンは終わったものと思っています。

昨今は環境対策という名目で何とか4気筒+モーターで頑張っているとは思いますが、それは我慢の産物であり、カニとカニカマほどの違いがあります。

事実この後の世代のゼロクラウンはスタイルはなかなか良いとは思いますが、やはり直6に比べるとガサツなV6になって内装の質感が明らかにチープになって、当時社長だった奥田氏の「クラウンは5年持てばいい」を具現したような安物感が漂っており、それは「クラウンにはクラウン専用部品しか使わない」という矜持を知る身からすればクラウンにあらずと言う代物でした。

にも関わらず先々代までクラウンを乗り継いだのは車の出来不出来以上にビジネス上のクラウンと言うキーワードにお金を払っていたと言えます。それは必要以上に高級ではなくチープでも無いという絶妙のポジションが魅力的で、日本に於けるアンダーステイトメントの演出には最良の選択であった訳です。

サイズ的にも国内需要を無視して中国あたりのアジア市場を重視してかなり大きくなりましたが、嘗てのクラウン開発チームは日本各地のユーザーのガレージを訪れて車庫や近隣道路の寸法を測るという地道な努力を重ねていた訳で、もうそんな時代じゃないと言ってしまえばそれまでですが、そうした貴重な遺産を簡単に捨ててしまった事が残念でなりません。

この新しいクラウンセダン、いずれは仕方なく買うかも知れませんが、それはクルマを買うというよりは会社のスチール家具やパソコンを新しくする程度の気持ちであり、積極的に買う訳では無いという事はここで強く申し上げておきます。

去年発売のクロスオーバー以来、新しいクラウンシリーズを酷評している私ではありますが、その中でも意外にクラウンスポーツは一番真面ではないかと感じております。これのブロンズのボディーカラーにブラウンの内装などはなかなか素敵に見えます。

しかし自分自身、これほど新しく登場する車に無関心になるとは夢にも思いませんでした。


少なくともクラウンはこういうシチュエーションが似合う存在であって欲しかったです。
Posted at 2023/11/05 20:18:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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「昨日の小田和正さんの有明アリーナ公演に行って参りました。以前に比べれば公演時間は短くなってはいますが、その歌声は来月78歳のお誕生日を迎えるのが信じられない程に素晴らしいものがありました。」
何シテル?   08/08 08:05
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