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大熊猫@のブログ一覧

2024年08月25日 イイね!

喝采

私は歌謡曲の話題であれば10代から80代の方まで会話が出来る自信がありまして、古いものから新しいものまで車の中で聴く時間が好きだったりします。

例えば本を買う時、最初に文庫版を読んでみて気に入ったものは作者さんへの敬意を表す意味でもハードカバーを買う事にしています。それと同様に気に入った曲は必ずCDを買うことにしていて私のCD棚は大変なことになっていたりします。

しかしながら最新の車にはCDプレーヤーが存在しないので、それだけでも車を買い替えたくない理由のひとつになります。来年納車される予定の車にはCDが無いので正直面倒だったりします。

さて、今日は少し昔の曲になりますが…

私の大好きな曲のひとつにちあきなおみさんの「喝采」があります。

昭和47年なので私が一歳の時の歌で、若い方だとコロッケさんのものまねを連想する方も少なくないと思います。黒のドレス姿で歌い上げる姿は独特で、確かにものまねの要素は満載なのだろうと思います。が、5分足らずの曲の中には光と影の物語が完成されており、ちあきさんの圧倒的な歌唱力と相まって日本歌謡史最高の一曲ではないかと思うのです。

で、今までこの曲を様々な方がカバーしていますが、残念ながらどれも違う感が拭えなかった印象を持っておりましたが、少し前にエレカシの宮本浩次さんがカバーしたものは忠実にこの世界観を再現して、この曲が初めてちあきさんを離れた程に見事なものでありました。

で、ちあきさんと言うと私的に思い出すのは「夜へ急ぐ人」です。

こちらは昭和52年の曲ですが、この年の紅白歌合戦でこの曲を歌い上げ、あまりの迫力に白組司会のアナウンサーが思わず「気味の悪い歌ですね」と言ってしまったそうです。

この動画もドリフの8時ダヨ全員集合!のコントの合間のものと思われますが、子供が見ている番組でこの曲を流すのは今では絶対に無いだろうと思います。

しかしながらこの曲の世界観というか狂気を歌えるのはちあきさん以外には考えられず、美空ひばりや山口百恵でも再現出来なかった狂気というジャンルはものすごい迫力を感じます。

で、リアルタイムではなく後年にはなりますが…

志村けんさんがこの曲を題材にしたコントがありました。これは単に曲を茶化したものではなく、この曲の情念や狂気の部分に対する志村さんのリスペクトを感じるのです。この一見異様な曲をお笑いに仕上げた志村さんの感性は、「気味の悪い曲」と評したNHKのアナウンサー氏より一枚も二枚も上手でありましょう。

相変わらず暑いので家に引き籠ってこうした動画を観ておりますが、改めてこうした名曲とその当時の時代背景を考えるのは楽しく、あっという間に時間が過ぎます。


さて、光と影のお話が出ましたが、光と言えば先日ナンバープレートを新調したエステートのナンバー球をLEDにしました。ヘッドライトに関しては手を加えたく無いのですが、従来の電球では何となく四畳半を灯す裸電球を連想して折角新しくなったナンバーが台無しの印象がありました。そこで車検対応品に自力で交換してみましたが、この程度ならば自然な感じではないでしょうか。

問題は作業性の悪さで、リアゲート裏の内装内張りを剥がすところまでは簡単でありましたが、そのフクロの部分の中に手を入れてソケットを外す作業だけで小一時間掛かりました。私の手は男性としては薄いほうですが、それでも隙間に手が入らずに無理をしたら鉄板で手の甲を負傷してしまいました。

昔の車なので仕方ないとは思いますが、こうした部分はもっと簡単に交換可能にするべきです。

そしてホーンを使う事はほとんど無いとは思いますが、このエステートの最終型に付いていたホーンに交換しました。

従来の「ミ゛ッ」という音はどこか耳障りで、柔らかい音がする渦巻タイプのほうが良いと考えました。こちらの作業性はボンネットを開けるとホーンが丸出しなので、バンパーやグリルを外す事なく交換可能です。品番を調べたらこの年代から暫くはトヨタもレクサスも同じ物のようで、純正品なので作業は10分足らずで終わりました。

ひとまずこれで完成形が出来上がったと思いますので、これ以上どこかに手を加える事は無いと思います。

それにしても切った手の甲が痛く、暫くキズパワーパッドのお世話になりそうです。
Posted at 2024/08/25 13:37:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2024年08月16日 イイね!

高級車ではなく高価な大衆車

歴代クラウンを見て来た者として、プリウスとほとんど質感が変わらないのは悲しい。それがクラウンの質感を落としてレクサスに誘導するのがトヨタの意図なら大成功かも知れないが。

どうやらクラウンと呼べるのは直6搭載の17系までのようだ。
Posted at 2024/08/16 11:53:25 | コメント(1) | クルマレビュー
2024年08月14日 イイね!

新しいナンバープレート

今はあまり気にする方も少ないとは思いますが、私は何かの際に暦を気にします。

それは自分の身の回りのもので新品を使い始めるのは必ず大安の日を選びます。それは消しゴムやボールペンと言った些細なものから、新しいスーツに袖を通す日まで同じで、勿論ゲンを担ぐという意味もありますが今後それらの物たちと向き合う時に何となく丁寧に扱うようになるものです。


「そのくらいで取り替えるの?」とよく言われますが、2000年の1月から乗り続けているクラウンエステートのナンバープレートが25年目を迎えて何となく色が澱んでいるのが気になっていました。ボディは磨き職人さんの手で見事に新車の艶を取り戻しているだけに惜しく、加えて屋外駐車場の時代にナンバーフレームのメッキにも錆が出ているのも更に気になる部分でありました。

ところが先日、廃番になった当時の純正ナンバーフレームが新品状態で入手出来たのを切欠に、現行のナンバーを一字一句変えないままに再発行が可能という事を知り、先週の月曜日にこの車のナンバー管轄になる練馬の陸運事務局に申請しました。ここは現在では新宿、文京、豊島、中野、北、練馬の6区を管轄しています。

そして待つこと1週間、大安の今日に再度練馬の陸事を訪れて新しいナンバーが付きました。

丁度当時は希望ナンバー制がスタートした頃で、ひらがなの「さ」が初物の証です。ナンバーの数字そのものを変更することも検討しましたが、ここまで来ると2000年当時の番号を継続する事に意味がある訳で変更しませんでした。第一変更すると会社のビルの地下駐車場はナンバー認証が必要な為、再度申請するのが億劫であります。

これでボディの状態に見合った艶のある真っ白なナンバーが付いた訳ですが、ジャガーが18年で艶のある状態を保っており、現在の使用状況がそれと同様に走行時以外は全て屋内である為に今度は劣化を防ぐ事が出来るように思います。

それにしても自分で陸運事務局を訪れたのは20年ほど前に江東区を管轄する足立の陸事に行って以来ですが、(当時は江東ナンバーなんてものは存在しませんでした)その頃に比べると窓口の応対がフレンドリーに変わっていたのには少々驚いています。昔は「ここは素人の来るところじゃねぇぜ」という空気を感じましたが、お盆休みで業者が少ない陸運局にはいかにもプロではない一般の愛好家という雰囲気の人達がユーザー車検なのかジャガーやフェラーリを持ち込んでいる光景が良い雰囲気でありました。

改めて見ると、練馬の「練」の字体が面白いなと思います。尚、ナンバーを留めるビスは事前にホームセンターで購入した盗難防止のステンレス製のもので、陸運局では支給されません。
Posted at 2024/08/14 17:54:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2024年08月12日 イイね!

舞台に立って

少し前にも書きましたが、只今9連休の夏季休暇真っ只中で、絶賛引き籠り中です。

何か用事や買い物があってもすぐ近所のスーパーやホームセンターのみで済まし、強い陽射しから逃げるように帰宅する生活が続いております。そんな訳で自分自身も車にも余計な紫外線を受けたくないので車で外出しても近距離で屋内駐車場のあるところしか行かないので車に纏わるネタは全然ありません(笑)

そんな中で、スポーツ観戦大好きな妻につられて巴里五輪の中継をリアルタイムで観ていた為に多少の睡眠不足の毎日でありましたが、その五輪も無事に閉会式を迎えて日常が戻った感があります。

五輪に関しては前回の東京も含め様々な意見が寄せられていますが、私自身はやはり日本人でありますので自身の帰属する国の選手が活躍する姿は理屈抜きに応援したい訳で、そこには見ているだけでも歓喜もあれば怒りもあり、疑問もあれば涙も存在します。訳の分からぬ馬鹿な社会学者が別の側面から反五輪を表明していますが、聞けばこれは全くカテゴリーの異なるナンセンスな見識でありました。勿論そこに出る選手の方々には何の罪も無い訳で「ここで水を差すな!」と強く感じております。

こんな風に私のようにテレビを傍観しているだけの人間ですら喜怒哀楽を感じるのだから、実際にこの舞台の為にストイックに鍛錬を続けてきた選手の方々の想いがいかほどのものかは想像に絶する努力の成果であり、賛否ありましたがそこに映される勝利の喜びや悔しさの涙があってもいいじゃないかと思うのです。

ここに至るまでの道程は最近よく耳にする「タイパ重視」という私の大嫌いな言葉とは無縁のものであり、強い情念を抜きにしては達成出来ないリアルである訳です。そんな訳で前回の東京の時はコロナ重症で伏せている中で元気を貰い、今回の巴里でもタイパ重視とは対極の物語を見せて下さった全ての世界中の競技者の方々に感謝であります。


このYOASOBIのNHKスポーツテーマの「舞台に立って」。最初はこの曲が解説に被ると失礼ながら「邪魔だな」と感じる事もありました。

が、改めて最初から最後まで通してこの楽曲を聴いてみると、そんな様々な思いが散りばめられた歌詞にホロッとしました。誠に素晴らしい楽曲ですので、私と同年代や上の世代の方に是非聴いて頂きたいです。

既に始まっている高校野球や月末にはパラリンピックが始まります。自身の若い頃はスポーツとは全く無縁でしたが、丁度冬眠ならぬ夏籠りの時期の楽しみは続きます。それは自分も若い時に何かスポーツをやるべきだったという若干の後悔も含めて。
Posted at 2024/08/12 20:45:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「走行中、街中でQRコード決済専用のコインパーキングを見掛けました。

確かに管理者側には集金など巡回業務の頻度が少なくなる等コストダウンに繋がるとは思います。しかし利用者が帰る段階で通信障害が起った場合はどうなるのだろう。

本当にスマホが無いと生きて行けない世の中になりました…」
何シテル?   08/03 07:24
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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