今にして思えば、私は本当に学校の勉強というものをしませんでした。
しかし学校の授業に集中して、帰り道のバスの中でそれぞれの授業内容を数分反芻して、帰宅後は30分程度明日の予習をする以外は試験前でも受験期でも変わりませんでした。
そんな様子を見ていた母からは「お兄ちゃんがあんた位の時はもっと勉強していた」とか「親戚の〇〇ちゃんは優秀で云々…」というようなお小言を散々貰ったものです。しかしながら決して成績が悪かった訳では無く、それで小言を貰う謂れも無く感じており、何よりも他の誰かと比較しての小言は本当に不快でありました。
だから大学に入った時には入学式への同行を頑なに拒否したのですが、それまでの学費などの事に心からの謝意と同時に、他の誰かとの比較がどれほど無意味であるかを滔々と伝えました。私自身は猫型人間なので徹底的にマイペースであり協調性もありません。これが滅私奉公が出来る犬型人間であれば「親を喜ばせよう」と努力している様を見せる事も出来たと思いますが、そこは親にとっては不幸だった側面だったかも知れませんが…
そんな訳で兄弟姉妹に比較や差別をする教育はそれぞれの個性を抑圧する全くナンセンスなものであり、その思いは今も同じであります。
さて、今日のお話は…

先日クラウンエステートの古くなったナンバープレートを新調してランプをLED化したお話をお伝えしましたが、その二週間後に「私にも同じものを下さい」と言わんばかりにジャガーのナンバー球が片方切れてしまいました。
前回エステートに使用した車検対応LED球はすぐ近所のホームセンターで2個税込2000円弱で購入したものですが、これはなかなかエステートとの相性は良かったように感じたので今回も同じものが使えるので再び購入して自分で交換です。

内側から交換するエステートとは異なり、こちらは外側のランプカバーを外して交換するタイプです。

この樹脂製のランプカバー、多少の経年劣化もあるかと思いますがものすごく硬いです。あまり無理をすればパキッと折れてしまいそうなので、ドライヤーで温めた後にタオルを巻いたマイナスドライバーで少しずつ爪をずらして慎重に外しますが指が痛くなりました…。しかも割ると新品は結構なお値段らしいです。

左が従来の電球で右がLEDの光です。こうした比較するとクラウンの時以上に青く感じます。

両側交換してカバーを戻して完成ですが…

ん?
エステートの時に感じなかった違和感みたいなものを感じ、「これはビジュアル的に如何なものか…」という印象が頭を過りました。長年電球色で目が慣れている事もあるかと思いますが、パールメタリックのクラウンに対してソリッドの暖色系ホワイトのジャガーにはやはり電球色のほうが合うかなと迷いが生じて友人に意見を仰ぐ事にしました。
すると「このモデルのジャガーはブレーキランプがLEDだからそう違和感は無いのでは…」という回答を頂き、加えてウチの奥さんも「違和感は感じないと思うけど?」と肯定的な意見が多く、今日現在自分の目が慣れたようで『悪くないかも』と思うようになりました。
これに加えてリアの左右ウィンカー球も経年劣化で電球のオレンジ色が剥離して色が落ちていました。

この電球は家に在庫があるので左右共に交換したのですが、慣れていないので電球をユニット内に落下させてしまい、その救出に1時間を費やす事となりました。

左が古いもので右が新しいものです。ナンバー球と共に約18年頑張ってくれた事に感謝しつつ供養して処分します。合掌…
そんな訳で、複数台所有の場合は分け隔てなく接する必要を再認識し、先のお話ではありませんが優劣を比較したり扱いに差を付ける事は禁物という持論が正しかった事に自信を持つと共に、機械にも感情は必ず存在する事も確信しました。

思えば陽が短くなった夕方の帰宅時、不忍通りの根津で御神輿が出ていました。
この土日は根津神社のお祭りで、まだまだ暑さは相当なものですが確実に秋に入った事を感じる風景でした。
Posted at 2024/09/15 12:53:00 | |
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